25日目（2）タフな縦走が始まる

切明12時出発。yamapがなかったら笠法師山への登山口は分かりづらい、切明発電所の脇を登っていく。急登ながら大変整備された道。少し晴れ間も見えて木々の緑が映える。つづら折の道を登る。発電所の上部を通ってここから本格的な登山道。粘土質で滑る滑る。歩き方が下手だからズルズル滑る。これが体力を消耗する。そして１時間後から道に草木が生い茂る。竹は刈ってあるので藪漕ぎほどではないが時には背丈より高い草木をかき分ける。何より道迷いしていないかが心理的にとても疲れる。しかも時に見えない道に足を滑らせ転ぶ。何度か戻ろうかとも思ったが、お盆週間に予約した万座温泉旅館に辿り着くにはこの道を行くしかない。どこまで行けるかわからないけどテントを持っていればなんとかなると草木をかき分け前へ進む。地図に記された広場というポイント、ここが今日の目標地。２時間の漕ぎ漕ぎ急登を経て15時広場に到着。雨が降りそうなのでテントを急いで張る。張ってる途中から急雨。なんとか間に合った。夜は寝付けないほどの足のだるさとテントを打つ雨。孤独な夜。