浄土山・立山(雄山)・立山(大汝山)・真砂岳・別山

2021.08.08(日) 2 DAYS

活動データ

タイム

12:00

距離

13.8km

のぼり

1557m

くだり

1562m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 25
休憩時間
37
距離
8.6 km
のぼり / くだり
976 / 1133 m
36
44
8
50
19
1 16
DAY 2
合計時間
3 時間 35
休憩時間
9
距離
5.1 km
のぼり / くだり
580 / 429 m

活動詳細

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昨年できなかった立山3山縦走へ。天候不安定で初日がもちそうなので富山市で前泊し時分のケーブルへ乗り込む。弥陀ヶ原あたりまで登ると富山側の雲海がすごい。室堂に近づくと剣岳の一部が見える。到着後まず浄土山へ。道中高山植物も多い。五色ヶ原、薬師岳方面も見える。山頂付近は雲がわき、黒部源流方面の展望は得られず。一ノ越への下りで人だかりが。雷鳥がいるようだ。3度目の立山で初めてのご対面。一ノ越で昼食用のパスタを入れたジップロックに水を入れる。岩のがれ場をゆっくり登る。眼下にはみくりが池や地獄谷、雷鳥沢が手に取るようにみえ、雲海が波のように迫っていてダイナミックだ。頂上へ着くと神社への階段の扉が施錠されている。お金を払い順番に入っていく。一定の人数になると締切り、神主様のお祓いを受けた。その後大汝山へ登り、避難小屋先で昼食休憩。昨年はアルファ化米のおにぎりにしたらまずくてだめだったので、今回はパスタに。残念ながら後立山連峰は雲の中。富士ノ折立を過ぎ、ザレ場を下ると右に内蔵助氷河が。別山まではまだ距離がありそうで真砂岳はトラバースに逃げ別山への登り返しへ。そろそろ重荷が足腰にこたえペースダウンしてきたところでこの日2度めの雷鳥との出会いが。元気をもらい、別山山頂着。残念ながら剱岳はそのほとんどが雲で隠されていた。雷鳥沢への下りで雄山方面のガスが取れ歩いてきた稜線が見えた。コロナおよび台風接近の影響か雷鳥沢幕営数は少なく自然とソーシャルディスタンスに。空腹だったので早めの夕食を摂る。毎度同じメニューだがアルファ化米がすすむので満足。無性にコーラが飲みたくなったが山荘まで登らなくてはならず代わりに予備のカフェオレを飲むとカフェインの効果で疲労感が和らぐ。気づくと日没も近そうだ。今日のうちに景色を楽しもうと昨年同様みくりが池へ。風もなく水面に逆さ雄山が見えた。剣岳山頂部も見える。日没後、まず惑星が、ついで一等星が輝き出す。所々雲がかかっていたが徐々に消え、いつの間にか天の川がくっきりと見えてきた。続きは雷鳥沢でと、テントと一緒に撮影。これまで立山で見た星空のなかで今回が一番きれいだった。明朝は雨に濡れる前に早起きして撤収をと寝袋に入ったもののなかなか寝付けず。今回初投入したシュラフカバーのおかげで足先の冷えは感じなかったが、みくりが池温泉で買ったコーラの影響であろう、人一倍カフェインには敏感なほうである。熟睡できないまま3時前に起床し朝食をとりテント撤収。昨日YAMAPの軌跡をみていて、持ってきていた地図と照らし合わせてみて浄土山の山頂に寄っていないのではと心配になり浄土山のみピストンすることに。朝焼けに染まる室堂がきれい。富山湾方面には短い虹が2条。不思議な光景だ。そうこうしていると雄山方面はガスで覆われてきた。こちらも室堂山との分岐を過ぎたあたりから小雨が。上下レインを羽織りゆっくり進む。標高を上げると風が出てきた。石積みのある行き止まり方向に入る。視界も悪くよくわからない。とりあえず赤い杭にタッチし、早々に引き上げた。台風接近で限られた条件のなか、テント泊装備を背負い3山縦走できたこと、雷鳥に初めて会えたこと、今まででベストな天の川を見れたことが良かった。稜線からの後立山連峰の山並みや別山からの剣岳の展望は次回のお楽しみということで。

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