ジャンダルム・奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳南峰・北穂高岳・長谷川ピーク・南岳・中岳・大喰岳

2021.08.07(土) 2 DAYS

活動データ

タイム

21:15

距離

33.5km

のぼり

3027m

くだり

3027m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 55
休憩時間
1 時間 49
距離
7.4 km
のぼり / くだり
1792 / 315 m
DAY 2
合計時間
12 時間 20
休憩時間
29
距離
26.1 km
のぼり / くだり
1234 / 2710 m
59
45
53
41
18
9
2
27
1 8
12
33
31
52

活動詳細

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今回、長文になります。 三連休だから、ロングトレイルがしたい! ということで、久しぶりにジャンあたりに行こうかと計画。 岳沢小屋から天狗沢を通るルートを行ったことがなかったので、そこをメインとして計画 1日目 上高地→天狗のコル→奥穂高→北穂 2日目 北穂→槍ヶ岳→西岳 3日目 西岳→大天井→常念岳→下山 松山市の境界線?を歩くルートで計画 テン泊だと、ザックは15キロピタピタくらい。 重くもなく軽くもなくといった感じでしょうか。 【1日目】 ほぼ寝ずに上高地に到着、岳沢小屋まではスイスイでした。天狗沢に入ったところから、急登になります。お花畑が広がる急登です。最初は花いっぱいで楽しいですが、あまり人が歩いてないせいか、草がボーボーです。 (遭難者との出会い) 天狗沢のガレ場に人が…、どうやら滑落?転落?したらしく足が動かず昨日の昼から、ビバークしているしい…、カスれた声で「昨日の昼から水が切れちゃって…水をください」というので、水をわけてあげました。500mlの水筒に入れてあげたけど…、あれだけしか水持ってなかったのかなぁ。 私もそうだけど、あまり水を飲まないから、持ってくの面倒いなぁと思ったりもします。テン泊でない時なんかは、本当にペットボトル2本くらいでいいかなぁと…、今回勉強させていただきました。水大事です、特にソロの場合…。明日は我が身だなぁと感じました。無事にヘリで救出されました。よく水無しでがんばった!! 話は戻り、天狗沢 天狗のコルに近づくにつれ、大変なガレです。登りながら、これ下れるのか…。って、思うほどの急登のガレ場です。ちょっと経験したことのないガレ場でした。ザック重いとキツイです。正直、ジャンや大キレットよりここのガレ場が今回の各心部になります。行く人気をつけて。 稜線に出たあたりから、息が上がり始めました…大したことない岩場で息切れが止まらない。 思考回路もおかしくなってきて、道間違いを2、3回…。ジャンあたりに行ったことある人は、え??間違えるルートある??って、思われますよねぇ。私もヤバイなと思いました。あの辺りでルート間違えると行くのも地獄、戻るも地獄になります。 寝不足による高山病、低酸素により思考が低下していました。 たまたま、そこに4人組のパーティー(男性2人、女性2人)がおりまして…。申し訳ないですが、ご同行させてくださいとお願いしてみると、気持ちよく、「いいですよーー!」と言ってくれました。 (4人組に助けられ) こんな得体の知れない男が、同行させて欲しいと…言われたら、断りますよ普通(笑)しかし、本当に親切な対応をしていただきました。4人が終始輝いて見えておりました。見事ジャンダルム付近でナンパを成功させた私…。人生初の単独ナンパ成功であります!!祝㊗️! クライミングが得意な男性が先導し、女性陣を引っ張って登られておりましたが、またそのアドバイスが本当に適切で終始感心感動。女性陣も岩場に苦戦すらせずサクサクとこなしていきます。 途中、視界が狭くなったり息切れが止まらなくなるトラブルを乗り越え、奥穂高到着。 時間的には北穂高に行ける時間でしたが、断念してテント泊。 神様4人組は、穂高岳山荘で宿泊。4人組のうちの1人の男性と夜に呑ませていただきました。 私も長いこと山をやっとりますが、こういう出会いがたまらんです! そして、ヤマップをやられているとお聞きして、下山後にお礼が言える…ヤマップすごい!! テントで爆睡したら、高山病もなく、スッキリ! もう歳ですね…、寝不足からくる高山病。本当にヤバかった。視界が狭くなった時は、冷静さを保つとすればするほど、息が上がる…。体調管理は大事です。 【2日目】 とりあえず北穂へ風が強くて、大キレット行こうか迷いましたが、ガスが切れてきたので、ゴー❗️ とりあえず槍ヶ岳へ到着し、次の日の天候がイマイチだったので、西岳を断念し下山。 ギリギリ上高地の最終バスに間に合いました。槍沢ロッヂから上高地までは、忘れてましたが…長い!長すぎる! ザックが軽かったら…走ってやりたい! もう何回この岩岩トレイルやったんだろうか…、その度に勉強させられます。あと何年テント背負って、このコースを行けるかわかりませんが、やれるやうに日々精進。あと岩登りの楽な登り方を本格的に勉強しよう。

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