活動データ
タイム
39:11
距離
69.4km
のぼり
7916m
くだり
6503m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るずっとやろうと思ってた。いや、やらないといけない‼️そう、TJARに出るための自分にとっての課題というか、試験というか~ 長文になります~ 日本海から栂海新道を通り、北アをずっと縦走して、後立山から裏銀座へ入り表銀座は燕岳まで4日で抜ける個人的には壮大なチャレンジ…ついにスタートの日を迎えた… 今回のテーマは山小屋での補給は水分のみの食糧や補給食も背負っていくシェルター泊での無補給とした👍️軽量化を尽くしたが装備は14kg。走るにはちと重い😅 8月6日1日目 夜の8時過ぎに朝日町に入り、最後のお風呂と装備チェック、そしてほんの少しの仮眠を取り日付が変わる頃親不知へ移動、副隊長に見送りしてもらい0時40分頃親不知海岸をスタート 月明かりも無い栂海新道の樹林帯をポツンと一人、ヘッデン1つで歩くのは少し心細いが、それより何より…「とてつもなく蒸し暑い❗」のだ😭熱帯雨林を進むような暑さで一瞬でザックやシューズまでも汗でボトボトになってしまった。 まあ、どうせ誰もおらん!と決め込んで時折ウェアを抜いて汗を搾る🤣 当然水分はどんどん減り、水場までの時間を意識する様になる 無事に最初の水場であるシキ割りへ到着👍️北又の水場までの水を確保しひたすら進む 暑さでペースが上がらないが、夜明け頃に白鳥小屋、朝御飯を栂海山荘で取り、さて、朝日岳へのアプローチへ入ると‼️がここからが本当の栂海新道の正念場であり、そして見所でもある 永遠に続くアップダウンの繰り返しに心は何度も折れ、粉になり、また立て直しては折れての繰り返しに嫌気が差しつつも北又の水場で息を吹き返す❗にしてもドピーカンだ😭 体力はどんどん削られていきつつも何とかアヤメ平へ到着👍️ 夕方までに白馬は厳しくなった…計画を練り直すために地図に目を向ける…今日の目標を白馬頂上宿舎→朝日小屋へと変更し、アヤメ平から朝日岳まで続くお花畑に癒されつつ、何とか朝日岳まで到着~✨ お昼をパンで済ませ、朝日小屋に向かう 北ア最北端に位置する営業小屋だ❗どんなところかな⁉️と思ったが、素晴らしい小屋で素晴らしい出会いもくれた場所となりました😁 テン場の受付を済ませ、ビールを頂きつつ、ほっと一息。晩御飯をラーメンで済ませ明日からの遅れ挽回策を練りつつ就寝。 8月7日 2日目 0時40分起床 アルファ米を水に浸し、シェルターを撤収、補給食をかじりつつ1時20分小屋を経つ 暗闇の水平道を抜け、雪倉岳を目指す❗ 前日の疲れもあり、尚且つ月明かりも無いトレイルを歩くのはペースが上がらない🤣そして眠い💤😭💤 「このままじゃ白馬までが関の山…やっちまったなぁ~もうダメかな…」そんな弱虫が涌いてきた…やはり暗闇はエネルギーを吸いとられる様である(笑) 何とか夜明けと同時に雪倉岳に到着~👍️ じゃがりことチキンラーメンを生でかじりつき朝御飯を済ませる…朝日を浴びつつ、目的地の燕岳の向こうに見える富士山を眺めていると何か元気が出てきた✨ 「行ける‼️」そう自分に声を掛けザックを背負い雪倉岳を駆け降りる❗ ここから白馬を超えて五竜岳まで岩場以外走り続け(といっても白馬から南は岩場だらけか(笑))、遅れを挽回していく🎵 唐松山荘到着が13時…本当は今日中に八峰キレットを越えたいが冷池に着くのが日没後になる😅五竜山荘で今夜は泊まることとした 復調したが、巻き返し成らず… 五竜山荘到着後、ここはしっかり携帯の電波が入るため明日からの気象データをGSVから分析。明後日9日台風が日本海からやってきて低気圧に変わり、その後前線へ発達し大崩れが考えられる 親不知まで送ってもらった副隊長は表銀座にいて、4日もしくは5日の予定で合流まで山時間を満喫してもらってるのだが~現時点での遅れは予備日を使い行程を5日にすれば燕岳までは到達可能だが、この天候の予想だと明日から動けない…タイムアウトだ😭 仕方ない、明日、行けるところまで進み下山としよう❗そう決めた頃、五竜山荘付近は雨に見舞われる。 そそくさとシェルターを設営し逃げ込む😅 晩御飯をドライカレーとカレーというゴールデンコンビで摂る。フリーズドライでもカレーは間違いない(笑)👍️ 日没後、テントの中でSNSに目を通しつつ副隊長へ明日の行動を連絡、お互い撤退とし扇沢で合流とした。 さて、ビールたくさん飲んで寝よう🎵そう張り切るも、2日ほど仮眠だけで30時間近く歩いてきた訳で、気が付けば夢の中😅 8月8日 3日目 残すところはコースタイム14時間のみ 今朝も朝御飯は、じゃがりことチキンラーメンの生だ(笑)4時過ぎに山荘を経ち、ご来光と同時に五竜岳山頂を通過、そして、八峰キレットへ入る。 途中、最新の気象データを確認すると、これはマズイ❗️今朝TJARがスタートしてるけれど今のデータからすると中止のレベルだ…こちらもそれだから下山するのだが… とはいえ、今を楽しもう🎵と切り替えて雲の切れ間から見える大好きなアルプスの景色を味わいつつトレイルを駆け抜ける✨ やっぱりいいなぁ😃ここは堪らなく好きな場所✨😁 そうワクワクしながら残りの鹿島槍、爺ヶ岳を楽しみました。 もう少し先まで行きたい思いはありましたが安全に降りてこそ登山です。ここは清く引き、また来ればよいのです👍️ 今回のチャレンジで、より自然との繋がりを強く感じることが出来、心も体も完全に世の中から離れ洗い流された気分で終えることが出来ました✨ そして、今回の反省点 ①栂海新道は下るものだ(笑) ②荷物は11kgまでにしなさい ③おやつはチキンラーメン系がオススメ ④ごはんはしっかり食べよう ⑤ビールが旨すぎ ⑥計画を5日にしとけば余裕あり またの冒険を楽しみにしつつまとまらないメモでした😁読んで頂きありがとうございました
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