北岳・中白根山・間ノ岳・農鳥岳(西農鳥岳)・農鳥岳

2021.08.05(木) 2 DAYS

注意情報

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 41
休憩時間
1 時間 32
距離
6.3 km
のぼり / くだり
1703 / 320 m
2
1 24
4 23
55
DAY 2
合計時間
11 時間 59
休憩時間
2 時間 18
距離
16.3 km
のぼり / くだり
969 / 2983 m

活動詳細

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テントを背負って北岳、間ノ岳、農鳥岳を歩いてきました。奈良田の駐車場に夜の10時過ぎ頃到着。木曜日の夜ということもあり、バス乗り場近くの駐車場に停めることができました。その後も車がどんどんやって来て、すぐに満車状態になりました。仮眠をとって5時30分発のバスに乗ります。バスは2台で広河原に向かいます。渓流に入るベテラン風の年配者の多いことに驚きました。広河原から左俣、八本歯のコル経由で北岳を目指します。花々に励まされながら登ります。背中から真夏の太陽に照らされ、かなり体力を消耗しました。その日は北岳山荘に幕営です。ここでは携帯の電波がとどきません。予約したQRコードを画像にして保存しておくのがいいです。二日目は5時過ぎに出発です。台風の影響か風が強めです。天気は最高で昨日は雲をかぶっていた富士山が姿を見せています。身体には昨日の疲れが残っていて間ノ岳への登りがこたえます。間ノ岳へは小屋からでしょうか軽装で向かう人が多くいました。間ノ岳を越えると人影はほとんどなくなります。コルに見える農鳥小屋を目指します。おやじさんは忙しそうに動き回っていました。北岳・間ノ岳・農鳥岳の三つがつながるバッチをゲットしました。かなり耳が遠くなったおやじさんは「どこまで行くだい」と言うので「大門沢小屋」と応えると、「この時間なら台風が来ているから奈良田まで降りた方が良い。大門沢は台風が来ると通行止めになるから」とアドバイスしてくれました。いよいよ今回の山行最後の登りです。さすがに疲れが出ます。おやじさんのアドバイスも引っかかります。何回も足を止めながら農鳥岳の山頂に立ちました。登り切った満足感を感じました。さすがに3000M峰を4座超えるのは体力がいります。下降点に向かいます。ここからが結構な難所でした。急斜面に不安定な足場。ハイマツや立木、岩。長いスパンの急斜面。大門沢小屋に13時30分頃到着です。水を分けていただき下山開始です。ここからの下山は思ったより手こずりました。途中、道路の工事(橋)の場所で道を見失いました。急な斜面を登ったり、橋を渡ったりと道を探して右往左往しました。川の両岸に赤いテープの徒渉点を見つけるのにかなり手間取ってしまいました。奈良田第1発電所に着いたのは17時過ぎになってしまいました。するとバス停のおじさんが「すぐにバスが来るよ。最終の」と声をかけてくれました。奈良田のバス停まではまだ距離があるので喜んで乗せてもらいました。150円の価値が大きく感じられました。同じバスに乗った女性はトレランの方で今日1日で自分たちと同じコースを走ってきたそうです。びっくりでした。バスに乗ると後ろの席の方が話しかけてきました。大門沢ですか?難所だと聞いていますが!と。確かに難所でした。なかなか充実した楽しい山行でした。

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