活動データ
タイム
07:12
距離
10.8km
のぼり
628m
くだり
629m
活動詳細
すべて見る霊峰 月山。 山岳信仰を色濃く残す山。 頂上は月読命を祀る月山神社が鎮座、一等三角点は少しずれた場所にある。 自然はただそこにあるだけで、 美しいし、心が洗われる想いがする。 古くは恵みと災害をもたらす大いなる存在。 それを表現するものとして信仰が生まれ 古来より人々の想いが集まって出来たもの。 出羽三山巡りは 羽黒山(現世)、月山(過去)、湯殿山(来世)。 死者の魂は、ここ、月山に来ると言われる。 私には、父方の実家と母方はお墓(津波で実家は流された)に今もいる気がするけど。 パワースポットという言葉は、何だか軽くて あまり好きではない。 が、誰も訪れなければ、朽ちていき 入山が難しくなるのも、惜しい。 現世と常世の狭間は 登山口から山頂まで、花々に囲まれ どこまでも広がる青い山々と 神の水田と、眼下の雲海。 月山はなかなか晴れないことで有名らしい。 初登山で、オモワシ山まで天気がもったのは たぶん幸運。 また、忘れられない山が増えた。 月山は7/1が開山、今年は8/31が閉山の 非常に短い期間しか登れません。 7月も雪稜を歩くことになるので、 装備はしっかりと。 私は8月に入って登ったせいか、 登山道に雪はありませんでした。 (追記11/5) 上記期間は月山神社にお参りできる期間で、コロナで通年より期間短縮してる模様です。 月山自体は、その前後も入山できるようです。 月山八合目駐車場からの弥陀ヶ原コース。 仙台から下道で3時間半。 平日だったからか、8:30着で駐車場は余裕あり。 駐車場までは狭い山道を延々登り続け神経を使いますが、 対向車が1台しか来なかったのはラッキー。 登山口は、駐車場兼バス停兼レストハウス。 バスはコロナの影響で朝夕の2便しか無い様子。 トイレは、レストハウスおよび山小屋にあり、 募金(100円~)で利用できます。 山小屋は飲食と宿泊(要事前予約)が可能。 山飯は持っていきましたが、せっかくなので 佛生小屋では「月山ワッフル」、月山山頂小屋では「なめこソバ」を頂きました。 持ち込みも可ですが、佛生小屋では何か1品を、月山山頂小屋では利用料(200円)を納めます。 月山神社は、参拝前にお清め(500円)が必要です。 月山に登る際は、小銭と1000円札があると良いです。 弥陀ヶ原が標高1500mほどの場所。 既に視界を遮る高木はありません。 足元は常に石があり、湿原は木道になっています。 迷うところもないし、急激な高低差もあまりないので、山頂まで終始登りやすいです。 ただ、浮き石はあるし、石の上に乾いた笹が乗って滑るので、運動靴ではなく登山靴を。 アザミがたくさん咲いているエリアがあるので 藪漕ぎはありませんが、長ズボン推奨です。 (避ければタイツでも登れます。刺さると痛いですが) 山に行くのに、虫除けをし忘れた私... しかしトンボとアブしかいないので、 細かい虫が来ることも無く、快適な登山でした。
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