活動データ
タイム
15:42
距離
21.0km
のぼり
3316m
くだり
3320m
活動詳細
すべて見るヘルメットを新調したので、ずっと登りたかった剱岳⛰に初挑戦してきました😄 せっかく登るので寄り道できるところはないかと地図とにらめっこ😶 剣山荘や剱澤小屋がある三田平あたりの地形にグッときた。 もしかしてすごく綺麗かもしれない🏔 ここをもう一つの目標にして、可能な範囲でカニのタテヨコ、前剱も行ってみたい。 初めて見る感動を楽しみたいので、ネットの事前情報は極力見ないようにしました。 折り返しポイントを複数案策定し、あとは時間、体調見ながら現地判断にします。 うまくいけば、別方向からの剱岳の眺めも楽しめるかもしれない👍 そんな期待を持ちつつ、無理は禁物でいざ出発です🚗💨 今日は前回の反省を活かして、嫁にダンボーの充電器を借りました。 今回の登山死角は無し🥶 ---------------------------- 以下、個人的な記録日記です。相変わらずまとめる気がない長文のため、苦手な方は飛ばしてください😅 ---------------------------- 🔽スタート~早月小屋 仕事が終わり、早急に準備を整えて馬場島へ出発。到着後すぐに登山開始🥾🚶♂️ 駐車場に登山待ちで起きている方がいました。 人がいるというのは心のどこかで少しホッとします😌 開始早々、勾配がきつい💦 ガスってないけど湿度が高すぎる、すぐに息があがり汗も止まらない😨 ペースが定まらず少し頭痛もして頭がぼーとする。 ここには霊的な何かがあるのかもしれない。空気の重さが違う。 さすが急登名高い早月尾根、スタートから半端ない。 ~高度1200m~ …急登で疲労感が、、いや、違う。 単純に身体がめちゃくちゃ重い😰 自宅出発直後に超特盛の牛丼を食べたせいか、運転中に飲んだレッドブルが悪影響❓ それとも、500m㍑の水に間違えて1㍑分の粉末スポーツドリンクを溶かした濃厚スポーツ飲料をそのまま飲みながら登ってるせい❓ 同じ0睡眠でも、前日休みだった前回と仕事直後の今回とではやはりコンディションが変わるのか。 心当たりは、、たくさんあるw💧 ~高度1400m~ 悟った。。 今日はダメな日だ。寄り道はやめて、剱岳登頂一本に絞ろう。 いや、早月小屋でUターンでもいいか。 そう思うと気が楽になってきた ~高度1600以降~ 1分睡眠を何度か試す。 少しは楽になった気がするけど、倦怠感が解消されない😨 とりあえず小屋🏡までたどり着いてみよう。 あと〇メートルという看板を見た気がするけど、山道の1キロは長い。考えるとかえって辛いので、もう少しで到着するという期待感は捨てる。 すでにノロノロ歩きです🚶♂️ 夜が明け始めて🌄、剱岳の山の向こうから少し明るみ始めてきたあたりで小屋🏠が見えた。 剱岳の尾根から太陽の光がチラチラ出てきたので、小屋到着手前の小高い丘で日の出待ってみたけど、出てきそうで出てこない。 剱の尾根が高い💧 日の出🌅は諦めて小屋にいきます🥾 🔽早月小屋~剱岳山頂 おにぎり食べて休憩。早月小屋の主人と挨拶。 少し気分が良くなってきたので、もう少し進んでみることにしました。 太陽☀️が上がるとともに身体が軽くなってきた。 俺のミトコンドリアは光合成ができる模様。 このままいけるか⁉️ 中盤くらいから調子が出てきて、ようやくゾーンに入った🥶 早いペースとは言えないけど、エネルギー補給さえあればどれだけでも休憩無しで登っていける歩調になった。 目覚めるのが遅いよママン😩 止む気配を感じなかった急登も後半は岩場だらけに。 右手に見える奥大日岳の存在感が大きい⛰ 鎖場がよく出てきて、足を滑らせたら谷底まで落ちていきそうな場面も多々あります。 多くの登山者の命を奪った早月尾根の滑落はきっとこの辺りだと思う。普通に歩いていれば大丈夫だけど、何気ないつまづきが命取りになりそうです。 岩ばかりだと思ってた剱岳だけど、きてみると植生の豊かさにびっくりします😊 想像以上の花のオンパレード🌸 興奮して写真撮りまくりです。岩の隙間から生える姿をみると生命の強さを感じずにはいられません。 終盤はさすがに岩しかなくなり、ラストスパートで岩をよじ登り、ついに登頂❗️ 初の剱岳制覇です*\(^o^)/* 北は八ツ峰⛰の延長線上に白馬岳🏔がそびえ、 東は鹿島槍ヶ岳の雲海☁️ 南に立山と後方に水晶⛰ 黒部五郎⛰と僅かに見える槍ヶ岳⛰のトンガリ 北西に存在感を出しているのは毛勝山(この山はよくわからない) さすが剱岳、絶景が素晴らしい❗️やっぱり山頂は気持ちいい😆 その中でも一際目を引いたのは剱沢の三田平という名称がついているカールです。 想像通り、潤沢な斜面と豊かな雪渓、めちゃくちゃ綺麗だ✨ テント場⛺️も見える。将来のテン泊下見も兼ねて、あそこに行って散策しよう❗️ そこから見る剱岳も壮大に違いない😆 時間を見ると、計画の下限ラインだけど想定内なのですぐに移動開始です。 🔽カニのヨコバイ、前剱 まずは初体験のカニのヨコバイ🦀 早速出発するも、いきなり渋滞になった。これは考えてなかった🙁 難所ごとに詰まるみたい。 時間が気になるが、幸い進めなくなる人はいない。 初めての90度岩壁。カニの気持ちになって3点歩行をしっかりすると怖さがなくなりスムーズに進みます。 最初の鎖場がヨコバイで一番の難所のようです。 其の後も、平蔵の頭⛰、前剱⛰、一服剱?もクリア。往路と復路の道が異なるのか、前剱、一服剱あたりに道がはっきりしないエリアがあります。所々危険な踏み跡もあります。 崖と岩壁の世界で、みんな鎖場でヒィヒィ言ってる人が多かったけど、個人的には緊張感あって楽しかった👍 ヨコバイの本当の難所以外はほとんど鎖使わなくなりました。 というか、鎖を使わない方が省エネで安定して進められることに気がつく。その方が性に合ってるみたい。 🔽三田平散策 剣山荘🏠に到着。 思ったより時間がかからなかった。 ここから見える世界はハイジだ😆 剱澤小屋🏠、剱沢テント場⛺️、そこから剱沢沿いに沿って降っていく。 降ったら氷河が見れると思ったけど、谷違いで勘違いしてました。 雪渓を渡り、周回して最後に剱澤小屋に到着。 その間、見る場所によって刻々と変わっていく剱岳を堪能する。 とても楽しかった。あっという間の時間でした😊 テント場のすぐ上にある別山、北緯も登りたかったけど、さすがに時間がないのでここで撤収です。 いつか必ず泊まりに来よう。 🔽カニのタテバイ、本日2度目の剱岳登頂 各小屋でバッチをゲットしてピストン開始。 この辺りから尾根にガスがかかり始めてきます☁️ 自分は一度通ったから方向感がわかるけど、初見ではルートがわからなくなる人が出ると思う。 見通しがきくのと効かないのとではこんなに差が出るんだ💧 このエリアはルートを外れると危険☠️ GPSを何度も確認しながら進みます。 下山時とは違う道を登ってます。登りの方が危ない箇所がある。 カニ🦀のタテバイは登りの方が確実に怖い。垂直の壁を登っていくところは流石に鎖をふんだんに使って手が離せなかった😱 しかも長い(笑) 真っ白なガスガスの中、本日2度目の剱岳登頂*\(^o^)/* 2回目だったけど、違う方向からの登山は新鮮だった。贅沢な体験でした😊 🔽下山 雨☔️がポツポツ降り始めた笑 こんなところで岩が濡れて、おまけに雷⚡️も出たら洒落にならないので早々に撤退を始めます。 下山開始早々、標高2850mで全く逃げない雷鳥親子と遭遇🐥 (6匹の雛と親を捕らえた写真は富山新聞に掲載されました😊) その後もソロの雷鳥とも遭遇。俺と同じだね、と言いながら歩き始めると、羽根を撒き散らせながら全力で逃げていった💧 すぐに遠くから別の雷鳥の鳴き声も聞こえる。 天気が荒れていくんだねw 早月小屋🏠に到着。 ここで朝に挨拶した店主さんと再開。 だいぶ時間が経ってたのを気にされてたので、経緯を説明すると、変な人もいますね〜と笑われました😅 加えて登山する人は変態が多いというフォローも。 是非また来てください、とお気をつけてのお言葉をいただき下山再開。 雨が降ったり止んだりの繰り返しで蒸し暑かったけど、日暮れ前に無事スケジュール通りに下山できました😊 これまでになく神経を使い濃厚な山行だったけど楽しかった❗️
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