火打山-2021-08-01.02

奥さんの初泊まり登山、かつ初テント泊として、あまりキツくない行程の新潟県妙高山域の火打山2462mへ行ってきた。 火打山は隣の妙高山と並び日本百名山であるが、花の百名山でもあり、沢山の高山植物が咲き誇る知る人ぞ知る名山である。 １日目はキャンプ地となる高谷池まで、標高差700mの登り。何時より少し重い荷物とは言え、時間はたっぷりあるし、休憩もしっかり入れたので問題なかった様子。 早目に素敵な景色の高谷池にテントを張って、ビールタイム～夕食とする。テントスペースは平らな土地で、調理には使える水場もあり、かなり快適なテン場だ。 翌朝は6時にスタートし、火打山まで標高差350mをピストンする。 高谷池から直ぐの天狗の庭の景色は、声も出ない美しさだ。また高山植物が豊富で、次から次へと草花が出迎えてくれ、また森林限界を越えてからの絶景、背後の妙高山や眼下の景色に目を奪われ、キツイ登りがむしろ楽しい。 山頂からは360度の展望が広がり、北は日本海～西には白馬三山や唐松岳、五竜岳、遠く槍ヶ岳など、次第に雲が晴れて素晴らしい景色が広がる。雪のある景色も、是非眺めてみたい。 下山は絶景の空中散歩を楽しみながら、あっと言う間に天狗の庭から高谷池へ戻る。 テン場でランチを済ませてから撤収し、再び標高差700mの下りを経て、徐々に下界へと戻る。 今回のロケーションが余りにも良く、初づくしの奥さんとは、どうやらまた夏の間にテント泊山行が出来そうである。