チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 56
休憩時間
0
距離
3.7 km
のぼり / くだり
841 / 55 m
2 53
DAY 2
合計時間
3 時間 55
休憩時間
47
距離
5.4 km
のぼり / くだり
503 / 332 m
5
55
1 35
DAY 3
合計時間
9 時間 43
休憩時間
2 時間 10
距離
11.1 km
のぼり / くだり
733 / 1714 m
1 8
58
1 25
50
5
2 26

活動詳細

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ガイド業務の合間に、次年度のガイド企画の商品化の参考にと塩見岳に登ってきた。 <1日目> 新宿バスタから伊那飯田行きの高速バスを松川インターで下車。 松川インターから伊那バスの登山部で鳥口登山口まで約2時間。 登山口に14時過ぎに到着。初日は三伏峠小屋まで3時間の登り <2日目> 三伏峠小屋から塩見小屋まで登り3時間。 天気が悪く塩見小屋で停滞。 <3日目> 早朝2時半起床、3時半出発で塩見岳山頂へ。 日の出は4時50分ごろ。 山頂でご来光を拝み、高山植物を撮影しながら小屋まで戻って朝食。 登山口14時25分の登山バスを目指して下山。5時間30分で完了。 登山バスで鳥倉登山口から松川インターへ。 松川インターから新宿バスタ行きのバスに乗車。 渋滞があり40分遅れで新宿到着。 <ポイント> 早朝から10時ごろまでは晴れ。 気温が上がるに従って雲が湧いてきて雷雨のパターン。 早朝に山頂に立つこと、なるべく雨に打たれずに歩くことを考えて 日程を組んだ。 <高山植物> 南アルプスは森林限界が高く、標高2580mの三伏峠でもまだ樹林帯。 樹林帯にはコイチョウランの群落があったり、 バイケイソウが咲いていたり、オダマキが咲いている。 タカネグンナイフウロが少しだけあった。 塩見小屋から塩見岳山頂は高山帯の花がたくさん咲いている。 ハクサンイチゲ、イワベンケイ、ミヤマキンンポウゲ、イワオウギ、 イワギキョウ、ヨツバシオガマ、イワツメクサなど。 山頂付近には、シコタンソウの見事な群落がある。 山頂からは南アルプス北部の山々、富士山、悪沢岳、赤石岳などの大展望。 <ガイド山行企画> 東京発で立案すると、 1日目:登山バスで大鹿村まで、大鹿村泊 2日目:登山バスで鳥倉登山口 塩見小屋まで6時間 塩見小屋泊 3日目:塩見小屋→塩見岳→蝙蝠尾根→蝙蝠岳登山口→二軒小屋ロッジ 9時間30分 4日目:二軒小屋から畑薙ダムへ下山 静岡駅解散 となるだろう。 南アルプスは現在、リニア新幹線の開業を控え、 残土問題、水資源への影響、周辺地域でのダンプカー往来、 など、問題を抱えている。 今のところ地味だが、歩きごたえのある山域。 個人的にはリニア新幹線は不必要と思うが、 こういった巨大事業が当該地域に良くも悪くも影響を及ぼし、 少なからず変化は起こる。 それが山としての南アルプスにどういった恩恵をもたらすのだろうか。 南アルプスのほとんどはあるひとつの私企業の所有地。 行政の縛りが無いから逆にできることもある。 明治以来百年にわたって山林を守り抜いてきたこの志ある私企業には、 今後また百年の間、この南アルプスを守り抜いて欲しい。

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