活動データ
タイム
17:11
距離
36.2km
のぼり
2229m
くだり
2229m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る先々週の槍ヶ岳で勢いがついて、今回は一泊二日で奥穂高岳にチャレンジしてきました。行程は定番の上高地~涸沢~奥穂高岳~涸沢~上高地のピストンです。 穂高岳山荘に予約を取ったはいいが、奥穂高岳に行くかどうか、ギリギリまで迷っていました。理由としては1日目の最後にザイテングラードと呼ばれる事故の多い岩場を登らなければならないこと、午後3時頃から雷雨の予報が出ていたこと、穂高岳小屋に午後3時までにチェックインしないといけないこと、にも関わらず上高地発だと早くても午前5時半からのスタートになることなどでした。 さわんど駐車場からタクシーで上高地に入る案も考えたのですが、結局無難にあかんだな駐車場から上高地に入り、午前5時半スタートで1日目は穂高岳山荘を目指します。ザイテングラードにどれだけの時間的余裕を持って入れるかが勝負だと思っていましたので、とにかく涸沢まで無心で歩きました。 無心で歩いた甲斐が実って、涸沢には午前10時過ぎに到着しました。穂高岳小屋のチェックイン時間である午後3時まで、5時間近くあったので、これでようやくホッと一安心。ザイテングラードに向かっているパーティーの方々を眺めながら、涸沢小屋のテラスでノンビリすることができました。 30分ほど休憩して穂高岳山荘に向かいます。最初のザイテングラード取り付きまでは石ゴロゴロの登りで、ホームの御在所を歩いているみたいで楽しかったですね。登りを終えて谷をトラバースしていくと、ザイテングラードと呼ばれる岩尾根が見えてきました。 スポーツ羊羹を食べて少し休憩してからザイテングラードにトライ。道が非常に整備されているので、思ったより歩きやすかったです。鎖や梯子もしっかりしていました。涸沢小屋で眺めていたパーティーの方々に途中で先を譲っていただいて、後は一人で黙々と登りました。最後は雪の階段を登って穂高岳山荘に到着です。一日目はこれで終了。 二日目は朝食を食べた後に、まず奥穂高岳に向かいました。こちらも先行する人が誰も居らず、一人黙々と歩きました。最初の崖登りが危険ですね。そこさえ抜ければ、あとは歩きやすい道でした。奥穂高岳に到着して、これからジャンダルムへ向かうという方々と写真を撮り合いました。個性的な形をしたジャンダルムがすぐ近くに見えて、行きたくなる気持ちがよくわかりましたね。 それから一旦穂高岳山荘に戻り、次は涸沢岳に登りました。小屋から本当に近く、すぐに着きますが、まぁなかなかの崖ですね (^-^; 山頂標識も崖の上に立っていて、写真を撮るのも一苦労でした。山頂の裏側は絶壁で、とにかく危険なところです。くつろげる場所もほぼ無いので、さっさと小屋に降りて、デポしていたザックを回収して、涸沢に降りました。 二日目も午後から雷雨の予報が出ていたので、時間を気にしながら黙々と歩きました。徳澤を過ぎた頃だったでしょうか、午後1時半頃に雷が鳴りだし、必死で手足をバタバタ動かして歩きましたね。午後3時前に上高地バスターミナルに到着。なんとか雷雨に会わずに済んでホッとしました。 山行では雷雨に遭わなかったものの、高山西ICあたりで洗車機の中に入ったような凄い雨に遭いました。雷もバンバン光ってるし、山気分がすべて吹っ飛びました。なんとか無事に帰れて良かったです。
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