【美濃】母袋烏帽子岳(1341m)

2021.05.08(土) 日帰り

活動データ

タイム

03:42

距離

8.4km

のぼり

661m

くだり

663m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 42
休憩時間
0
距離
8.4 km
のぼり / くだり
661 / 663 m
31
53
2 9

活動詳細

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✻✻✻ この山行の後に ✻✻✻ 5月12日(水)愛知県に、三度目の『緊急事態宣言』が発令されました。 残念ながら、この山行をもちまして、しばらく山から遠ざかることになります。 読んでいただき、ありがとうございます。 ✻✻✻ 山の記録 ✻✻✻ ヒノキ林を抜けるとようやく広葉樹の森に吸い込まれた。ミズナラの巨木に息をのむ。ブナとカエデがお似合いのパートナーだね。何てさわやかな新緑のシャワーだろう。 小さな切り拓きからは、つつましやかな展望。御嶽の裾野と高賀山がちらり。濃尾平野の奥には名古屋の高層ビル街。 青空を透かした新緑にとろけまくる。コハウチワカエデとホオノキのコンビネーション・プレイに心がときめく。林床に散り敷いたコハウチワカエデのじゅうたんが素敵だ。 ほどなく母袋烏帽子の山頂だった。小広い広場からの展望は限られている。白鳥の町、荒島岳の鋭峰、奥美濃方面の山並みは能郷白山、屏風、平家、滝波あたりだな。 手持ちの古いガイド本(1995年刊行)には、山頂からの展望は、白尾・大日・御嶽・乗鞍・野伏・薙刀・小白・・・! と、うらやましい記述になっている。四半世紀も経過すれば幼木も立派な大人だ。いつまでもガキのままなのは私くらいだろう。 山頂から北の切り拓きは明瞭だった。ネマガリタケの切り株はポソポソしてるけど、北のピークまで、気ままなお散歩。そのまま大洞峠まで歩くことができそうだが、峠まで降りても、周遊プランには結びつきそうにないからボツ。 山頂に戻り返した。ブナは変わらずの美しさだ。樹間からの「チラリ御嶽」に満足しながら下山ルートを探った。 再び手持ちのガイド本(こちらは1998年刊行)の引用だが、そこには「栗須川からの林道が尾根線まで延伸している」とあった。確かに、山頂からやや西方向には、尾根北面に平坦地がある。限りなく林道のなれの果てと言ったところだ。 どこから林道に降りるか、しばし駆け引き。結局、尾根に沿ってさらに標高を落としたポイントから、国土地理院の地形図にある北面の林道型を狙った。 下生えの薄い箇所をつないで高度を下げ、林道へ着地。新緑と小鳥たちに親しむ一日。小鳥たちがうれしそう。競って春を歌い上げているじゃないか。 さあ、おまけのもう一座だ。

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