北信五岳 飯縄山 (飯綱山) - 西登山口~飯縄南峰~北峰~西登山口_(ピストン_単独)

2018.11.05(月) 日帰り

活動詳細

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前回の高妻山から続き、三回目の山旅、五座目(飯縄山)です。 高妻山で出会った強者たちのアドバイスを聞いているうちに戸隠山へ行きたくなり計画を立てたのですが、今回も生憎の雨。 という事で当日現地に着いてから急遽行先を飯縄山へ変更。 強者たちのアドバイスは鵜呑みにはせず(笑)、雨の日の戸隠山は回避します(詳しくは高妻山日記をどうぞ)。 北信五岳もコンプリートの目標。飯縄山も行きたい一座。 今回の宿泊場所は長野駅近くに取り、レンタカーで登山口まで移動します。 長野駅・善光寺のエリアから戸隠方面へのドライブは好きな道のり。七曲りを経て戸隠バードラインにてアクセスします。 出発時刻が遅めなのは、一旦は車で忍者の里チビッ子忍者村の近くまで進んでみるも、 忍者村の駐車場が専用で停められなかった為、戸隠神社中社の駐車場まで戻って駐車後、西登山口まで歩いている為です。 実際は、戸隠神告げ温泉・ちびっこ忍者村の駐車場を過ぎて舗装路に戻る箇所まで進めば、右手に駐車するスペースがありました(._.) 駐車スペースはどこも数台程度しかない点にはご注意ください。 ちなみに今回もGPXファイルデータが無い為、正確な工程やルート情報のアップロードが出来ていない点についてはご容赦下さい。 各写真には正確な時間がついていますので、少しでも参考になるよう、 風景や通過ポイント、通過した時間やコメント等は出来るだけ細かく記していきます。 今回は訳あって写真の数が少なく恐縮ですが。。 さてさて、行先変更や駐車による時間ロスはあったものの、漸く飯縄山への西登山口に到着です。 工程的にはこの時間スタートでも全く問題は無さそうなので気を取り直して出発します。 ●(08時42分 西登山口スタート) 雨と霜の影響で道はぬかるんでいて少し滑ります。 平日・悪天候ではありますが、登山口付近に1台停まっているので他にも飯縄山を目指している方が居られるようです。 ●(08時48分 登山口から暫く続く緩やかな登山道) 登山口からは緩やかな登り道が続きます。道悪でなければ快適な登り道だと思います。 ●(08時53分 飯綱山登山道標識) 登山道標識もしっかりあり安心なコース。 飯縄山、または、飯綱山。どちらも同じ読み方で「いいづなやま」と読みます。 ●(08時58分 紅葉も終わりに近づいた紅葉) もう霜も降りていますので、標高が高めの地域では紅葉もほぼ終わりです。 ●(09時05分 萱ノ宮) 鳥居と祠があります。お参り後先へ進みます。 ●(09時14分 萱ノ宮から先の山道) 萱ノ宮を過ぎると徐々に勾配がきつくなっていきます。 ●(09時23分 山頂までの急登) 山頂までは急登になります。 距離も勾配もそれほどにきつくはありませんが、足元には岩が多くなり、濡れていると滑るので注意しながら進みます。 ●(09時29分 岩区間の途中の林の切れ間から) 足元に岩が多い区間の樹林帯も終り、次第に尾根上部の草地となっていきます。 林の切れ間からは展望が開けはじめます。 晴れていれば、北アルプスの後立山連峰や、そして戸隠連峰も見えるはずですが・・・生憎とガスっていて麓しか良く見えません。 紅葉も終わりかけですね。ここから紅葉を楽しみたい場合はもう少し早めの時期に訪れたほうが良さそうです。 ●(09時47分 飯綱高原と大座法師池) ガスの中、山々は無理ですが、麓はなんとか視野がきくようになってきました。大座法師池が正面に見えます。 飯綱高原の入口に位置するこの池は、巨人だいだらぼっちが飯縄山に腰を下ろし、 一歩足を踏み出したときの足跡に水が溜まった事で池になったと言い伝えられています。 この地点を通過した直後、山頂までの尾根筋で奇跡の出会いがありました。 いつもであれば(まだ三座目ですが)、休憩ポイントや山頂でなければ、前を歩く登山者の方に追いついた際は軽くご挨拶して追い越すのですが、飯縄山で出会った初のハイカーのご夫婦。この時はどういうわけか、追い越さずに会話をしながら暫しご一緒して歩く事になりました。出発地点や今日の天気等を話した後、ふと始まったその内容が以下の通りです (プライバシー保護の為、固有名詞は全て伏せています)。 >ご夫婦:「この辺りの、長野にお住まいの方なんですか?」 >>自分:「いえ。普段は東京住まいです。今日は仕事休みを取って来ています。お二人は長野の方ですか?」 >ご夫婦:「いえ。私達も関東から。〇〇県からです。」 >>自分:「へー。私も住まいは東京ですが実家は〇〇県なんですよ。長野までは新幹線で来て、そこからレンタカーで来ました。」 >ご夫婦:「私達は家から車で。この後、(どこか地名は失念)〇〇温泉に寄って帰るの。同じ〇〇県の人とは偶然。」 ここでこれもどういうわけか、いつもならそんなにつっこんでは聞かない性質なんですが、ふと気になり、 >>自分:「そうですね。まあ〇〇県といっても広いですからね。どの辺りからですか?××市とか?」 >ご夫婦:「いや~知らないと思うけど、大きなとこじゃないから。わかるかなあ、〇〇市から。」 >>自分:「 (·o·)!? あ、一緒です。5歳くらいに引っ越して来てからずっとそこなんですよ。」 >ご夫婦:「え~そうなの。偶然だねえ。こんなところで〇〇市の方と会うなんて。」 >>自分:「そうですね。まあ〇〇市といっても・・・ハハ (´∀`;) 」 >ご夫婦:「そこまでは狭くないしねぇ」 >>自分:「はい...ちなみに・・・失礼でなければ...駅でいうと〇〇駅なんですが・・・(まさかね)」 >ご夫婦:「え!?(゚д゚)同じ。。え?そうなの?」 >>自分:「はい...え?実家は、(東/西/南/北)口のほうで・・・」 >ご夫婦:「ウチもそう。家は〇〇〇?」 >>自分:「いえ。×××でして。」 >ご夫婦:「ウチはね。そこまでいかないの。〇〇〇。」 >>自分:「ほう。〇〇〇っていうとどの辺りで...?」 >ご夫婦:「ほら。(東/西/南/北)口を出て、こう行ってこの辺りに△△があってそこの角に???があるのわかる?公園がすぐ傍にあって。」 >>自分:「え!? |д゚) え?それって???ですよね?」 >ご夫婦:「そう。ウチそれなの。もう●十年もやっててさ。」 >>自分:「いや・・・というかそこ・・・自分、小学生の頃~中学生始めの頃までずっとお世話になっていました (;゚Д゚)。うちの妹も行ってました・・・すいません、お顔、全然覚えていなかったですが...」 >ご夫婦:「えー!?そうなの? |д゚) じゃあどっちかが絶対担当してるじゃん!」 という事で・・・なんと、幼少の頃にいつも髪をきってもらっていたご夫婦でした(;゚Д゚) こんな数百キロも離れた、百名山でもない山で(飯縄山、すいません)、複数ある登山ルートでたまたま同じルートで、 天気の悪い平日の日に、この時間帯に・・・こればかりは何かの縁だと思わざるをえない出会いでした。 北信五岳 飯縄山。天候のせいで景観はさっぱりでしたが、それ以上の思い出を有難うございました。 そんなこんなで、ここから先は山頂~下山までご一緒させて頂きました。 ご夫婦は飯縄山は2度目だそうな。 今回やけに写真が少ないのは、ここから終始話しっぱなしで山旅を終えた為。 飯縄山自身の印象もあまり残っていません笑 (南峰と飯綱神社くらいは撮っておけば良かった泣) ちなみに飯綱神社のある南峰から北峰の山頂までは高低差もなく、10分程で到着します。 ●(10時38分 南峰と飯綱神社を経て飯縄山山頂) 山頂標識もそれ単体で撮ったものが無いので、ご一緒させて頂いた写真に顔にボカシを入れてアップさせて頂きます。 ボカシ修正を入れているので時刻表示が消えていますが、元写真より10時38分に撮った写真です。 山頂からの景色はさっぱり。ガスで何も見えません。暫く待ちましたが一向に晴れ間すら見えません。 黒姫山、妙高山、高妻山、戸隠山、西岳連峰、鹿島槍、五竜、白馬三山、北アルプスは後立山連峰、八ヶ岳、白根山や浅間山。 どれ1つも見る事は叶いませんでしたが、30年振り近くを経ての奇跡の再会に感謝! 下山を開始します。 ●(11時33分 南登山道との分岐を過ぎて後、岩区間の下りの途中) 登り時に比べると下山時のほうがいくらか視界が晴れました。 右側の雲に覆われているのが戸隠連峰。 正面のポッコリした独立峰がおそらく一夜山(いちやさん)。 一夜山は旧鬼無里村(長野市鬼無里地区)にある山です。独立峰なので遠くからでも目立ちます。 信州の鬼無里。きなさ、と読むそうですが、ここも奥裾花もいつか行ってみたい所です。 ●(12時23分 西登山口への下山完了) 下山中もご夫婦とお喋りしながら下りてきたのですが、膝を悪くしている事を話した際にストックを貸して頂きました。 それまでは「ストックなんて邪道」と、どこか面倒でもあり強がってもいたのですが、下りやすいのと膝への負担が少なくなる事を体感し、 「下り時には使おう」と購入を決意しました(単純笑)。物事はまず試せ、ですね。ご夫婦に感謝です。 さて、昔飼っていたお互いのワンちゃんの話など(散歩時にウチの両親と顔を会わせている)、 会話は尽きる事なく続きましたが、そろそろ登山口に近づいてきました。 登り時はそれほど気にもならず、下山時にふと気づいたのですが、萱ノ宮~西登山口までの間には岐路があります。 皆話に夢中で進んでいた為、うっかり別の降り口に向かってしまった模様。 これを書いている3年程前の事なので、現在もそうなのかは不明ですが、 整備中の山道があり、車道に降りる寸前で通行止めになっているんですよね。 そこまで行って気づいて引き返す羽目に。。 西登山ルートで下山する際はこの分岐点にご注意を。 とはいいましても登山口~萱ノ宮までの途中の岐路なので戻るのには左程かかりません。 という事で三座目も無事下山完了です! 私が戸隠神社中社の駐車場に停めているという事で、そこまでご夫婦の車で送って頂きました。 ノンアルビールまでご馳走になり大変有難うございました。 中社についてから、戸隠そばを食べてからお別れしようという事で、 確か・・・そばの実だったか、に向かったのですが生憎と満席で入れず(ToT) という事で名残惜しくもそこでお別れする事になり、ご夫婦は某何某温泉へ。 大変有難うございましたm(_ _)m ●(14時23分 戸隠神告げ温泉) ご夫婦とお別れ後、私は戸隠神告げ温泉へ。 良き湯でさっぱりした後、食堂で戸隠そばを頂きました。 ●(14時46分 戸隠神告げ温泉 駐車場) 真ん中に尖った本院岳、左側に西岳が見えています。下山後暫くしてから漸く見えるという... また戻っておいでという事かな。 この辺りにはもう少し修行してから挑んでみたいと思います。 ※おまけ (同年の年末のとある日) 飯縄山でお会いしたご夫婦。 ご主人は、今私が住んでいる東京の〇〇〇の近くでその昔勤務されていたそうで。 懐かしんでいた団子屋さんは既になかった(と思います)ですが、近くで古くから営まれているお店の和菓子を手土産に、 実家に戻った際に寄らせて頂きました。 大キレットやその他にも素晴らしい山岳写真が店内に飾ってありました。 色々と教えて頂き、楽しい会話を有難うございました。 また実家に戻った際には寄らせて頂きます!

飯縄山 戸隠神告げ温泉・ちびっこ忍者村の駐車場を過ぎて舗装路に戻るところまで進めば、
右手に駐車するスペースがありました(._.)

雨と霜の影響で道はぬかるんでいて少し滑ります。
平日・悪天候ではありますが、
登山口付近に1台停まられているので他にも飯縄山を目指している方が居られるようです。
戸隠神告げ温泉・ちびっこ忍者村の駐車場を過ぎて舗装路に戻るところまで進めば、 右手に駐車するスペースがありました(._.) 雨と霜の影響で道はぬかるんでいて少し滑ります。 平日・悪天候ではありますが、 登山口付近に1台停まられているので他にも飯縄山を目指している方が居られるようです。
飯縄山 登山口からは緩やかな登り道が続きます。道悪でなければ快適な登り道だと思います。
登山口からは緩やかな登り道が続きます。道悪でなければ快適な登り道だと思います。
飯縄山 登山道標識もしっかりあり安心なコース。
飯縄山、または、飯綱山。どちらも同じ読み方で「いいづなやま」と読みます。
登山道標識もしっかりあり安心なコース。 飯縄山、または、飯綱山。どちらも同じ読み方で「いいづなやま」と読みます。
飯縄山 紅葉も終わりに近づいた紅葉。もう霜も降りていますので、標高が高めの地域では紅葉もほぼ終わりです。
紅葉も終わりに近づいた紅葉。もう霜も降りていますので、標高が高めの地域では紅葉もほぼ終わりです。
飯縄山 萱ノ宮。
鳥居と祠があります。お参り後先へ進みます。
萱ノ宮。 鳥居と祠があります。お参り後先へ進みます。
飯縄山 萱ノ宮から先の山道。
萱ノ宮を過ぎると徐々に勾配がきつくなっていきます。
萱ノ宮から先の山道。 萱ノ宮を過ぎると徐々に勾配がきつくなっていきます。
飯縄山 山頂までは急登になります。
距離も勾配もそれほどにきつくはありませんが、足元には岩が多くなり、濡れていると滑るので注意しながら進みます。
山頂までは急登になります。 距離も勾配もそれほどにきつくはありませんが、足元には岩が多くなり、濡れていると滑るので注意しながら進みます。
飯縄山 岩区間の途中の林の切れ間から。
足元に岩が多い区間の樹林帯も終り、次第に尾根上部の草地となっていきます。
林の切れ間からは展望が開けはじめます。
晴れていれば、北アルプスの後立山連峰や、そして戸隠連峰も見えるはずですが・・・
生憎とガスっていて麓しか良く見えません。紅葉も終わりかけですね。
ここから紅葉を楽しみたい場合はもう少し早めの時期に訪れたほうが良さそうです。
岩区間の途中の林の切れ間から。 足元に岩が多い区間の樹林帯も終り、次第に尾根上部の草地となっていきます。 林の切れ間からは展望が開けはじめます。 晴れていれば、北アルプスの後立山連峰や、そして戸隠連峰も見えるはずですが・・・ 生憎とガスっていて麓しか良く見えません。紅葉も終わりかけですね。 ここから紅葉を楽しみたい場合はもう少し早めの時期に訪れたほうが良さそうです。
飯縄山 飯綱高原と大座法師池。
ガスの中、山々は無理ですが、麓はなんとか視野がきくようになってきました。大座法師池が正面に見えます。
飯綱高原の入口に位置するこの池は、巨人だいだらぼっちが飯縄山に腰を下ろし、
一歩足を踏み出したときの足跡に水が溜まった事で池になったと言い伝えられています。

この地点を通過した直後、山頂までの尾根筋で奇跡の出会いがありました。
いつもであれば(まだ三座目ですが)、休憩ポイントや山頂でなければ、
前を歩く登山者の方に追いついた際は軽くご挨拶して追い越すのですが、飯縄山で出会った初のハイカーのご夫婦。
この時はどういうわけか、追い越さずに会話をしながら暫しご一緒して歩く事になりました。
出発地点や今日の天気等を話した後、ふと始まったその内容が以下の通りです
(プライバシー保護の為、固有名詞は全て伏せています)。

>ご夫婦:「この辺りの、長野にお住まいの方なんですか?」
>>自分:「いえ。普段は東京住まいです。今日は仕事休みを取って来ています。お二人は長野の方ですか?」
>ご夫婦:「いえ。私達も関東から。〇〇県からです。」
>>自分:「へー。私も住まいは東京ですが実家は〇〇県なんですよ。長野までは新幹線で来て、そこからレンタカーで来ました。」
>ご夫婦:「私達は家から車で。この後、(どこか地名は失念)〇〇温泉に寄って帰るの。同じ〇〇県の人とは偶然。」

ここでこれもどういうわけか、いつもならそんなにつっこんでは聞かない性質なんですが、ふと気になり、

>>自分:「そうですね。まあ〇〇県といっても広いですからね。どの辺りからですか?××市とか?」
>ご夫婦:「いや~知らないと思うけど、大きなとこじゃないから。わかるかなあ、〇〇市から。」
>>自分:「 (·o·)!? あ、一緒です。5歳くらいに引っ越して来てからずっとそこなんですよ。」
>ご夫婦:「え~そうなの。偶然だねえ。こんなところで〇〇市の方と会うなんて。」
>>自分:「そうですね。まあ〇〇市といっても・・・ハハ (´∀`;) 」
>ご夫婦:「そこまでは狭くないしねぇ」
>>自分:「はい...ちなみに・・・失礼でなければ...駅でいうと〇〇駅なんですが・・・(まさかね)」
>ご夫婦:「え!?(゚д゚)同じ。。え?そうなの?」
>>自分:「はい...え?実家は、(東/西/南/北)口のほうで・・・」
>ご夫婦:「ウチもそう。家は〇〇〇?」
>>自分:「いえ。×××でして。」
>ご夫婦:「ウチはね。そこまでいかないの。〇〇〇。」
>>自分:「ほう。〇〇〇っていうとどの辺りで...?」
>ご夫婦:「ほら。(東/西/南/北)口を出て、こう行ってこの辺りに△△があってそこの角に???があるのわかる?公園がすぐ傍にあって。」
>>自分:「え!? |д゚) え?それって???ですよね?」
>ご夫婦:「そう。ウチそれなの。もう●十年もやっててさ。」
>>自分:「いや・・・というかそこ・・・自分、小学生の頃~中学生始めの頃までずっとお世話になっていました (;゚Д゚)。うちの妹も行ってました・・・すいません、お顔、全然覚えていなかったですが...」
>ご夫婦:「えー!?そうなの? |д゚) じゃあどっちかが絶対担当してるじゃん!」

という事で・・・なんと、幼少の頃にいつも髪をきってもらっていたご夫婦でした(;゚Д゚)
こんな数百キロも離れた、百名山でもない山で(飯縄山、すいません)、複数ある登山ルートでたまたま同じルートで、
天気の悪い平日の日に、この時間帯に・・・こればかりは何かの縁だと思わざるをえない出会いでした。
北信五岳 飯縄山。天候のせいで景観はさっぱりでしたが、それ以上の思い出を有難うございました。

そんなこんなで、ここから先は山頂~下山までご一緒させて頂きました。
ご夫婦は飯縄山は2度目だそうな。
今回やけに写真が少ないのは、ここから終始話しっぱなしで山旅を終えた為。
飯縄山自身の印象もあまり残っていません笑 (南峰と飯綱神社くらいは撮っておけば良かった泣)
飯綱神社のある南峰から北峰の山頂までは高低差もなく、10分程で到着します。
飯綱高原と大座法師池。 ガスの中、山々は無理ですが、麓はなんとか視野がきくようになってきました。大座法師池が正面に見えます。 飯綱高原の入口に位置するこの池は、巨人だいだらぼっちが飯縄山に腰を下ろし、 一歩足を踏み出したときの足跡に水が溜まった事で池になったと言い伝えられています。 この地点を通過した直後、山頂までの尾根筋で奇跡の出会いがありました。 いつもであれば(まだ三座目ですが)、休憩ポイントや山頂でなければ、 前を歩く登山者の方に追いついた際は軽くご挨拶して追い越すのですが、飯縄山で出会った初のハイカーのご夫婦。 この時はどういうわけか、追い越さずに会話をしながら暫しご一緒して歩く事になりました。 出発地点や今日の天気等を話した後、ふと始まったその内容が以下の通りです (プライバシー保護の為、固有名詞は全て伏せています)。 >ご夫婦:「この辺りの、長野にお住まいの方なんですか?」 >>自分:「いえ。普段は東京住まいです。今日は仕事休みを取って来ています。お二人は長野の方ですか?」 >ご夫婦:「いえ。私達も関東から。〇〇県からです。」 >>自分:「へー。私も住まいは東京ですが実家は〇〇県なんですよ。長野までは新幹線で来て、そこからレンタカーで来ました。」 >ご夫婦:「私達は家から車で。この後、(どこか地名は失念)〇〇温泉に寄って帰るの。同じ〇〇県の人とは偶然。」 ここでこれもどういうわけか、いつもならそんなにつっこんでは聞かない性質なんですが、ふと気になり、 >>自分:「そうですね。まあ〇〇県といっても広いですからね。どの辺りからですか?××市とか?」 >ご夫婦:「いや~知らないと思うけど、大きなとこじゃないから。わかるかなあ、〇〇市から。」 >>自分:「 (·o·)!? あ、一緒です。5歳くらいに引っ越して来てからずっとそこなんですよ。」 >ご夫婦:「え~そうなの。偶然だねえ。こんなところで〇〇市の方と会うなんて。」 >>自分:「そうですね。まあ〇〇市といっても・・・ハハ (´∀`;) 」 >ご夫婦:「そこまでは狭くないしねぇ」 >>自分:「はい...ちなみに・・・失礼でなければ...駅でいうと〇〇駅なんですが・・・(まさかね)」 >ご夫婦:「え!?(゚д゚)同じ。。え?そうなの?」 >>自分:「はい...え?実家は、(東/西/南/北)口のほうで・・・」 >ご夫婦:「ウチもそう。家は〇〇〇?」 >>自分:「いえ。×××でして。」 >ご夫婦:「ウチはね。そこまでいかないの。〇〇〇。」 >>自分:「ほう。〇〇〇っていうとどの辺りで...?」 >ご夫婦:「ほら。(東/西/南/北)口を出て、こう行ってこの辺りに△△があってそこの角に???があるのわかる?公園がすぐ傍にあって。」 >>自分:「え!? |д゚) え?それって???ですよね?」 >ご夫婦:「そう。ウチそれなの。もう●十年もやっててさ。」 >>自分:「いや・・・というかそこ・・・自分、小学生の頃~中学生始めの頃までずっとお世話になっていました (;゚Д゚)。うちの妹も行ってました・・・すいません、お顔、全然覚えていなかったですが...」 >ご夫婦:「えー!?そうなの? |д゚) じゃあどっちかが絶対担当してるじゃん!」 という事で・・・なんと、幼少の頃にいつも髪をきってもらっていたご夫婦でした(;゚Д゚) こんな数百キロも離れた、百名山でもない山で(飯縄山、すいません)、複数ある登山ルートでたまたま同じルートで、 天気の悪い平日の日に、この時間帯に・・・こればかりは何かの縁だと思わざるをえない出会いでした。 北信五岳 飯縄山。天候のせいで景観はさっぱりでしたが、それ以上の思い出を有難うございました。 そんなこんなで、ここから先は山頂~下山までご一緒させて頂きました。 ご夫婦は飯縄山は2度目だそうな。 今回やけに写真が少ないのは、ここから終始話しっぱなしで山旅を終えた為。 飯縄山自身の印象もあまり残っていません笑 (南峰と飯綱神社くらいは撮っておけば良かった泣) 飯綱神社のある南峰から北峰の山頂までは高低差もなく、10分程で到着します。
飯縄山 (2018.11.05(月) 10:38)

南峰と飯綱神社を経て飯綱山山頂。
山頂標識もそれ単体で撮ったものが無いので、ご一緒させて頂いた写真、顔にボカシを入れてアップさせて頂きます。
ボカシ修正を入れているので時刻表示が消えていますが、元写真より10時38分に撮った写真です。
山頂からの景色はさっぱり。ガスで何も見えません。暫く待ちましたが一向に晴れ間すら見えません。
黒姫山、妙高山、高妻山、戸隠山、西岳連峰、鹿島槍、五竜、白馬三山、北アルプスは後立山連峰、八ヶ岳、白根山や浅間山。
どれ1つも見る事は叶いませんでしたが、30年振り近くを経ての奇跡の再会に感謝!
下山を開始します。
(2018.11.05(月) 10:38) 南峰と飯綱神社を経て飯綱山山頂。 山頂標識もそれ単体で撮ったものが無いので、ご一緒させて頂いた写真、顔にボカシを入れてアップさせて頂きます。 ボカシ修正を入れているので時刻表示が消えていますが、元写真より10時38分に撮った写真です。 山頂からの景色はさっぱり。ガスで何も見えません。暫く待ちましたが一向に晴れ間すら見えません。 黒姫山、妙高山、高妻山、戸隠山、西岳連峰、鹿島槍、五竜、白馬三山、北アルプスは後立山連峰、八ヶ岳、白根山や浅間山。 どれ1つも見る事は叶いませんでしたが、30年振り近くを経ての奇跡の再会に感謝! 下山を開始します。
飯縄山 南登山道との分岐を過ぎて後、岩区間の下りの途中。
登り時に比べると下山時のほうがいくらか視界が晴れました。
右側の雲に覆われているのが戸隠連峰。
正面のポッコリした独立峰がおそらく一夜山(いちやさん)。
一夜山は旧鬼無里村(長野市鬼無里地区)にある山です。独立峰なので遠くからでも目立ちます。
信州の鬼無里。きなさ、と読むそうですが、ここも奥裾花もいつか行ってみたい所です。

下山中もご夫婦とお喋りしながら下りてきたのですが、膝を悪くしている事を話した際にストックを貸して頂きました。それまでは「ストックなんて邪道」と、どこか面倒でもあり、意味も無く強がってもいたのですが、
下りやすいのと膝への負担が少なくなる事を体感し、「下り時には使おう」と購入を決意しました(単純笑)。
物事はまず試せ、ですね。ご夫婦に感謝です。
さて、昔飼っていたお互いのワンちゃんの話など(散歩時にウチの両親と顔を会わせている)、
会話は尽きる事なく続きましたが、そろそろ登山口に近づいてきました。
登り時はそれほど気にもならず、下山時にふと気づいたのですが、萱ノ宮~西登山口までの間には岐路があります。
皆話に夢中で進んでいた為、うっかり別の降り口に向かってしまった模様。
これを書いている3年程前の事なので、現在もそうなのかは不明ですが、
整備中の山道があり、車道に降りる寸前で通行止めになっているんですよね。
そこまで行って気づいて引き返す羽目に。。西登山ルートで下山する際はこの分岐点にご注意を。
とはいいましても登山口~萱ノ宮までの途中の岐路なので戻るのには左程かかりません。
という事で三座目も無事下山完了です!

私が戸隠神社中社の駐車場に停めているという事で、そこまでご夫婦の車で送って頂きました。
ノンアルビールまでご馳走になり大変有難うございました。
中社についてから、戸隠そばを食べてからお別れしようという事で、確か・・・そばの実だったか、
に向かったのですが生憎と満席で入れず(ToT)
という事で名残惜しくもそこでお別れする事になり、ご夫婦は某何某温泉へ。
大変有難うございましたm(_ _)m
南登山道との分岐を過ぎて後、岩区間の下りの途中。 登り時に比べると下山時のほうがいくらか視界が晴れました。 右側の雲に覆われているのが戸隠連峰。 正面のポッコリした独立峰がおそらく一夜山(いちやさん)。 一夜山は旧鬼無里村(長野市鬼無里地区)にある山です。独立峰なので遠くからでも目立ちます。 信州の鬼無里。きなさ、と読むそうですが、ここも奥裾花もいつか行ってみたい所です。 下山中もご夫婦とお喋りしながら下りてきたのですが、膝を悪くしている事を話した際にストックを貸して頂きました。それまでは「ストックなんて邪道」と、どこか面倒でもあり、意味も無く強がってもいたのですが、 下りやすいのと膝への負担が少なくなる事を体感し、「下り時には使おう」と購入を決意しました(単純笑)。 物事はまず試せ、ですね。ご夫婦に感謝です。 さて、昔飼っていたお互いのワンちゃんの話など(散歩時にウチの両親と顔を会わせている)、 会話は尽きる事なく続きましたが、そろそろ登山口に近づいてきました。 登り時はそれほど気にもならず、下山時にふと気づいたのですが、萱ノ宮~西登山口までの間には岐路があります。 皆話に夢中で進んでいた為、うっかり別の降り口に向かってしまった模様。 これを書いている3年程前の事なので、現在もそうなのかは不明ですが、 整備中の山道があり、車道に降りる寸前で通行止めになっているんですよね。 そこまで行って気づいて引き返す羽目に。。西登山ルートで下山する際はこの分岐点にご注意を。 とはいいましても登山口~萱ノ宮までの途中の岐路なので戻るのには左程かかりません。 という事で三座目も無事下山完了です! 私が戸隠神社中社の駐車場に停めているという事で、そこまでご夫婦の車で送って頂きました。 ノンアルビールまでご馳走になり大変有難うございました。 中社についてから、戸隠そばを食べてからお別れしようという事で、確か・・・そばの実だったか、 に向かったのですが生憎と満席で入れず(ToT) という事で名残惜しくもそこでお別れする事になり、ご夫婦は某何某温泉へ。 大変有難うございましたm(_ _)m
飯縄山 戸隠神告げ温泉①
ご夫婦とお別れ後、私は戸隠神告げ温泉へ。
良き湯でさっぱりした後、食堂で戸隠そばを頂きました。
戸隠神告げ温泉① ご夫婦とお別れ後、私は戸隠神告げ温泉へ。 良き湯でさっぱりした後、食堂で戸隠そばを頂きました。
飯縄山 戸隠神告げ温泉②
戸隠神告げ温泉②
飯縄山 戸隠神告げ温泉の駐車場から。
真ん中に尖った本院岳、左側に西岳が見えています。下山後暫くしてから漸く見えるという...
また戻っておいでという事かな。
この辺りにはもう少し修行してから挑んでみたいと思います。

※おまけ (同年の年末のとある日)
飯縄山でお会いしたご夫婦。
ご主人は、今私が住んでいる東京の〇〇〇の近くでその昔勤務されていたそうで。
懐かしんでいた団子屋さんは既になかった(と思います)ですが、近くで古くから営まれているお店の和菓子を手土産に、実家に戻った際に寄らせて頂きました。
大キレットやその他にも素晴らしい山岳写真が店内に飾ってありました。
色々と教えて頂き、楽しい会話を有難うございました。
また実家に戻った際には寄らせて頂きます!
戸隠神告げ温泉の駐車場から。 真ん中に尖った本院岳、左側に西岳が見えています。下山後暫くしてから漸く見えるという... また戻っておいでという事かな。 この辺りにはもう少し修行してから挑んでみたいと思います。 ※おまけ (同年の年末のとある日) 飯縄山でお会いしたご夫婦。 ご主人は、今私が住んでいる東京の〇〇〇の近くでその昔勤務されていたそうで。 懐かしんでいた団子屋さんは既になかった(と思います)ですが、近くで古くから営まれているお店の和菓子を手土産に、実家に戻った際に寄らせて頂きました。 大キレットやその他にも素晴らしい山岳写真が店内に飾ってありました。 色々と教えて頂き、楽しい会話を有難うございました。 また実家に戻った際には寄らせて頂きます!

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