東赤石山・八巻山-2021-07-27

2021.07.27(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 30
休憩時間
1 時間 47
距離
10.5 km
のぼり / くだり
1243 / 1244 m
2 51
17
33
2 49

活動詳細

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一週間前に夏山登山で苦しんだ直後なのに、お山の師匠らから嬉しくも危険な香りのするお誘いが…💦 というのも愛媛県東部の新居浜市と四国中央市の境界に位置し、石鎚山地から東に延びる法皇山脈に位置する赤石山系の最高峰である東赤石山(標高1707m)に行こうというのである。 この東赤石山や隣接する八巻山 (標高1696m)は四国最大の荒々しいロックガーデンというではないか❓ ましてや瀬場登山口の標高が655mとのことだから、標高差1000m越は最初からら気が滅入る。 山頂一帯が特異な山容をしている荒々しいこの岩峰は、高山植物の宝庫として人気が高く、日本二百名山、花の百名山、四国百名山などに選定されているとのことで、苦手なこの時期に私の体力で登頂できるのだろうかとの大きな不安を抱きつつも、迷惑をかける可能性を伝えつつお連れ頂くことになった。 早朝3時起床、4時前に徳島を出発、高知から参加の山友と登山口で合流し、7時前に登山開始❣ ところどころ足元がすくむ登山道を何度か瀬渡りしながら高度を上げ、標高1600mの赤石山荘までくると一気に展望が開け、橄欖岩(かんらん岩)が剥き出しになった絶景が迎えてくれる。 この山を形成する橄欖岩に含まれる鉄分が酸化して赤く見えることから赤石山という名が付いたそうだ。 今回はまず隣接する八巻山(標高1698m)に向かうが、山頂まではどこが登山道かわからない大きな岩の上を選びながら進む。 山頂には大きな岩が横たわり、岩の上に山名表示があり、八巻大権現がお祀りしてある。 このあたりからは私の体力ではもうヘロヘロで、10分に一度ぐらい座り心地のいい岩を見つけては休憩させてもらいながら、ギリギリの状態で東赤石山にも登頂を果たした。 標高1000mも上げ、ハイレベルなこんな山に登頂できた喜びにじっくり浸り、下山時にも何度か座って休憩させていただき、約8時間かけ、無事下山❣ 持参したペットボトル5本を全て消費しての下山なのに、この8時間、全く尿が出ないというのが過酷さの証明かも❓ いやぁ~、ご迷惑をお掛けしました~❣ お山の師匠達は20種類を超える希少植物を探していたが、今回はそんな情報も一切頭に入らず、ひたすら生きて帰ることだけを意識しての登山でしたが、ただ一つ、ここでしか見られない東赤石山を代表する「オトメシャジン」という花だけは写真にも記憶にも残しました。 高さ20~30cmで、釣鐘状の花冠は長さ1cmぐらいかな。花の色は白か薄紅紫で、花柱が突出しているのが特徴です。 たぶんこの山も我が人生の中で、再び訪れることはないと思います(笑)

メンバー

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