活動データ
タイム
19:26
距離
42.7km
のぼり
3065m
くだり
3065m
活動詳細
すべて見る幌尻岳は厳しく楽しかった。 一昨年12月に申し込んだ北海道のガイドツアー、コロナの影響で今回やっと行けた。3名参加(直前の体調不良で1名欠席)、ガイドさんは風格の北海道ガイド協会理事長宮下ガイドと優しい力持ちのベテラン原田ガイド。寝袋、マットを持ってくれ、朝晩炊事もしてくれる手厚さ。 私はと言えば、7月に腎盂炎で一週間寝込み、どのくらい歩けるのか身体の状態を計りかねていた。胃腸の調子も戻り切らず、コーヒーも飲む気になれずにいた。 そんな状態で、やはり幌尻岳は甘くはなかった。 北海道は晴天続きで例年になく暑い日が続いていた。 不安を抱えながら初日スタート。19.5キロの蒸し風呂状態の林道歩きでバテバテ。原田ガイドがゆっくり付き添ってくれた。先頭グループから少し遅れて何とか小屋に到着。入室時にふくらはぎが攣った。登山で足が攣ったのは初めての経験。油断していた。ツムラ68番もいつの間にか持ち歩かなくなっていた。 ガイドさんのアドバイスで、水分塩分取って、自分なりにストレッチ、マッサージ。美味しい夕飯で元気回復。 翌朝見事な快晴。餅入りラーメンの朝食を美味しく頂き、思いの外体調が良い。不安はあったが、期待と憧れの気持ちで幌尻岳に出発。順調に登れてお花畑に歓喜し、ホッとした矢先、あと1時間弱のところで今度は両腿のあちこちが連鎖して攣りだす。 ガイドさん達の手厚いケアーで、何とか登頂。原田ガイドの緑十字の電解質タブレット、os-1、宮下ガイドの鬼按摩👹(あまりに痛くて呻いてたが、痛みが嘘のように引いで歩けた。山頂手前でまた攣ってしまったが)、等々。宮下ガイドに付き添われ、ゆっくり登頂。 絶景! 雲海の先に大雪山、知床半島、羊蹄山まで綺麗に見えて、ガイドさん達もこれだけの天気はなかなか望めないと見惚れていた。 山頂では時間があるからと、宮下ガイドが1時間昼寝!と宣言。贅沢すぎる。みんなで天空の昼寝。 降り注ぐ太陽、青すぎる空。明るく優しいパーティ。我々が独占する山頂。最高だった。お陰で、帰りは無事歩けた。私は景色をほとんど楽しむ余裕がなかったが、夢の絶景に囲まれて眠る幸せは大切な思い出になった。 最終日の林道歩きも何とか乗り切れた。熊の新しい巨大なフン💩や、フキを食べた痕跡が断続的にあった。 3日通じてアブ🪰の襲撃には悩まされた。特に林道歩きは大量のアブが御同行、噛まれ放題だった。 下山して、しみじみ行ってこれたことを噛み締めた。 天気に恵まれ、素晴らしい幌尻岳を満喫した。ガイドさん達のスキルは圧巻。参加した方達も優しくて面白くて楽しくて、素晴らしい格別の3日間だった。 ⚫︎山荘には沢の水が引いてあり、水は豊富にあった。ただし、エキノコックス感染の心配があるため、煮沸、または浄水する必要がある。 (ガイドさんが浄水器を通した水を分けてくれた。) このところ読めなかった皆さんのレポ、節約して読み進めたつもりだったけど気づいたらDOMOゼロだった💦💦💦。慌ててこの活動日記を書き始めた。なんじゃい!!皆さんのレポ共感して読め無いじゃないか😕。
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