中央アルプス縦走初日=越百小屋へ

　中央アルプス主稜線を２泊３日で縦走しました。 　その初日は、伊奈川ダムから越百小屋までの登りです。 　JR中央本線須原駅で予約していたタクシーに乗り込み、登山口へ向かいましたが、ヤマップ電子地図や山と高原地図で登山口とされている今朝沢橋の遥か手前の伊奈川ダムの手前で車両通行止めになっており、予定より40分程長く林道を歩く羽目になりました。 でも、林道沿いを流れる今朝沢は、変化に富んだ見事な渓谷でした。 　林道から山道に入ると、最初は、斜面に新たに切り拓かれたとみられる狭くて歩きにくい道でした(その入り口に、登山道に合流する道である旨の説明板がありました。)が、すぐに整備された道になり、その後は、山の深さを感じさせる樹林帯の尾根の静かな登りが続きました。 　地図上で「上の水場」との分岐と表示されている地点に来ると、突然、樹々の間から、南駒ヶ岳、仙涯嶺の威容が目に飛び込んできました(「下の水場」は何処にあるか分かりませんでした。)。 　上の水場で、美味しい水を補給し、更に登って、一山を越えて樹々の中を下ると、突然、越百小屋と、その後ろの越百山が眼前に現れました。 　越百小屋の前からは、北に南駒ヶ岳と仙涯嶺を、南に安平路山を見ることもできました😃