嘉津宇岳

2021.07.26(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 28
休憩時間
21
距離
1.4 km
のぼり / くだり
179 / 177 m
23
22

活動詳細

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本島では360°の大展望が得られる山は数少なく、その内の一つが嘉津宇岳(かつうだけ)と聞いて行ってみました。が、生憎のガスガスで360°の大展望どころか0°でした😢ところで、九州お勧めの山だったのですね!知らなかったぁ!でも、バッジGetです。 嘉津宇岳はジオツアーに適しているそうで、地質学を意味する「Geology」から自然景観の仕組みや成り立ちを学ぶのに好都合の場所だそうです。 嘉津宇岳は名護市の西方にある標高452mの古期石灰岩でできた山で、7/22に登った八重岳(やえだけ標高453m)とともに、カルスト地形を形成し、貴重な動植物が多く生息していることから、昭和47年に県指定の天然記念物〈天然保護区域〉になったそうです。 山の頂上附近では、石灰岩がむき出しになっていて雨水によって溶けて硬い部分が溶け残ったため鋭くとがった形状をしていました。お陰でトレッキングシューズ側面2箇所に穴を開けてしまいました😢 嘉津宇岳の山頂附近では古生代ペルム紀の古い石灰岩。海岸附近では新生代第四紀の石灰岩。そして、海中のサンゴ礁の3つを同時に観察することができるようです。という訳で下山後潜ってみました。

嘉津宇岳・安和岳・三角山 登山口手前で見掛けました。「コスタス・ウッドソニー」Costus・woodsonii。ショウガ目オオホザキアヤメ科 中米(パナマ)原産。たぶん野生化したものだと思います。東南アジアでもよく見るそうです。
登山口手前で見掛けました。「コスタス・ウッドソニー」Costus・woodsonii。ショウガ目オオホザキアヤメ科 中米(パナマ)原産。たぶん野生化したものだと思います。東南アジアでもよく見るそうです。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 「ヒギリ」(緋桐)です。東南アジア原産で琉球列島では野生化したヒギリを良く見掛けます。
「ヒギリ」(緋桐)です。東南アジア原産で琉球列島では野生化したヒギリを良く見掛けます。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 登山口広場は学校の校庭程の広さがあります。トイレ、休憩舎もありました。
登山口広場は学校の校庭程の広さがあります。トイレ、休憩舎もありました。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 登山口です。よく整備されています。
登山口です。よく整備されています。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 始めは道幅が広く歩き易いです。
始めは道幅が広く歩き易いです。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 間もなく急勾配になります。石灰岩のむき出しの道を行きます。転びたくないです!
間もなく急勾配になります。石灰岩のむき出しの道を行きます。転びたくないです!
嘉津宇岳・安和岳・三角山 更に傾斜は増します。雨後なので滑り易いです。
更に傾斜は増します。雨後なので滑り易いです。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 傾斜が緩み平坦な道を200~300mほど進みます。途中で「オキナワシリケンイモリ」を見つけました。
傾斜が緩み平坦な道を200~300mほど進みます。途中で「オキナワシリケンイモリ」を見つけました。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 再び急角度で高度を稼いでゆきます。サンゴ礁が隆起してできた山なので石灰岩の角張った石が続きます。
再び急角度で高度を稼いでゆきます。サンゴ礁が隆起してできた山なので石灰岩の角張った石が続きます。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 山頂が近くなるにつれ傾斜が増して行きます。とにかく滑り易いので慎重に足を運びます。転んだら大怪我では済まされません。
山頂が近くなるにつれ傾斜が増して行きます。とにかく滑り易いので慎重に足を運びます。転んだら大怪我では済まされません。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 森林限界です。風衝山稜なので森林限界が低いです。
森林限界です。風衝山稜なので森林限界が低いです。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 最後の登りで四肢をフルに使い...
最後の登りで四肢をフルに使い...
嘉津宇岳・安和岳・三角山 山頂に辿り着きました。
山頂に辿り着きました。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 隆起サンゴ礁の山頂。石灰岩はもともとサンゴ礁から形成された岩石なので、この地域が昔々そのまた大昔に海中にあって地殻変動で陸地になった証です。
隆起サンゴ礁の山頂。石灰岩はもともとサンゴ礁から形成された岩石なので、この地域が昔々そのまた大昔に海中にあって地殻変動で陸地になった証です。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 石灰岩の窪みに雨水が溜まってできた「なんちゃってハート♥️」水が無ければ気が付かないかも。
石灰岩の窪みに雨水が溜まってできた「なんちゃってハート♥️」水が無ければ気が付かないかも。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 カルスト地形を形成している所は7/25に歩いた大石林山と良く似ています。
カルスト地形を形成している所は7/25に歩いた大石林山と良く似ています。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 前方に駐車場広場が見えて来ました。下りは転倒したらあの世行きかも。鋭く尖った石(ピナクル)が多く怖かったです。Wステッキがあると安心かも。因みに私は使いました。
前方に駐車場広場が見えて来ました。下りは転倒したらあの世行きかも。鋭く尖った石(ピナクル)が多く怖かったです。Wステッキがあると安心かも。因みに私は使いました。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 下山したら青空が広がって来ました。天気予報とは真逆です。大した距離ではないのでもう一度と思いましたがカルスト道はマッピラ御免ナスって!ってな感じでした(笑)
下山したら青空が広がって来ました。天気予報とは真逆です。大した距離ではないのでもう一度と思いましたがカルスト道はマッピラ御免ナスって!ってな感じでした(笑)
嘉津宇岳・安和岳・三角山 嘉津宇岳下山後に立ち寄った浜からエントリーします。
嘉津宇岳下山後に立ち寄った浜からエントリーします。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 インリーフは少し透明度が低いです。台風の影響かも知れません。
インリーフは少し透明度が低いです。台風の影響かも知れません。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 インリーフでも枝珊瑚がビッシリです。
インリーフでも枝珊瑚がビッシリです。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 リーフエッジまで来ると透明度が高くなります。
リーフエッジまで来ると透明度が高くなります。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 リーフエッジの様子です。イカが泳いでおりました。
リーフエッジの様子です。イカが泳いでおりました。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 宿に帰る途中で寄った「乙羽岳」山頂展望台より古宇利島を望む。
宿に帰る途中で寄った「乙羽岳」山頂展望台より古宇利島を望む。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 「乙羽岳」三角点は草に埋もれるようにありました。
「乙羽岳」三角点は草に埋もれるようにありました。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 そして、翌日(最終日)「喜如嘉の七滝」へ足を延ばしてみました。神聖な場所らしく鳥居から始まります。
そして、翌日(最終日)「喜如嘉の七滝」へ足を延ばしてみました。神聖な場所らしく鳥居から始まります。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 結構立派な滝でした。
結構立派な滝でした。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 近くに寄ってもう一枚!
近くに寄ってもう一枚!
嘉津宇岳・安和岳・三角山 周囲の樹林帯は南国ムード満点です。
周囲の樹林帯は南国ムード満点です。
嘉津宇岳・安和岳・三角山 滝の帰り道で咲いていたハイビスカス(赤)
滝の帰り道で咲いていたハイビスカス(赤)
嘉津宇岳・安和岳・三角山 ハイビスカス(白)
ハイビスカス(白)
嘉津宇岳・安和岳・三角山 ハイビスカス(オレンジ)
ハイビスカス(オレンジ)
嘉津宇岳・安和岳・三角山 ハイビスカス(ピンク)
ハイビスカス(ピンク)
嘉津宇岳・安和岳・三角山 プルメリア
プルメリア
嘉津宇岳・安和岳・三角山 コウトウシラン(紅頭紫蘭)
コウトウシラン(紅頭紫蘭)
嘉津宇岳・安和岳・三角山 クササンタンカ(白)
クササンタンカ(白)
嘉津宇岳・安和岳・三角山 クササンタンカ(ピンク)
クササンタンカ(ピンク)
嘉津宇岳・安和岳・三角山 キバナサフランモドキ
キバナサフランモドキ
嘉津宇岳・安和岳・三角山 大宜味村役場近くの海岸から見た昨日登った嘉津宇岳(左)と古宇利島(右)今日登れば良かったかぁ!
大宜味村役場近くの海岸から見た昨日登った嘉津宇岳(左)と古宇利島(右)今日登れば良かったかぁ!

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