鋸歯・小無間山・唐松谷の頭・関ノ沢ノ頭(中無間山)・大無間山

2021.07.25(日) 日帰り

活動データ

タイム

15:05

距離

17.4km

のぼり

2325m

くだり

2341m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
15 時間 5
休憩時間
1 時間 41
距離
17.4 km
のぼり / くだり
2325 / 2341 m
2 52
52
1 17
7
18
59
9
1 14
48
2 3

活動詳細

すべて見る

無事下山しました。 大無間山に行ってきました。 山登りを趣味にしようと ガイドブックをパラパラめくっていた時 真っ先に登りたいと思った 大無間山。 理由は名前がカッコいいから… 山のグレーディングが “E”だがYAMAP でも 日帰りを している人も結構いるし 頑張ればいけるかなと( 前にも言ったことがある気が) 果たして本当に無事下山できたのか? と言うか登頂できたのか?

大無間山 去年の6月 富士見峠から撮った 大無間山。
畑薙 田代の道が 少し分かりにくかったので 下見で来た時に撮影。
本当ならこの年に登るはずだったが コロナや 大雨で 日程が合わず 本日まで延期となっていた。
ちなみに富士見峠と呼ばれているが 樹木が邪魔して 富士山は見えない。
去年の6月 富士見峠から撮った 大無間山。 畑薙 田代の道が 少し分かりにくかったので 下見で来た時に撮影。 本当ならこの年に登るはずだったが コロナや 大雨で 日程が合わず 本日まで延期となっていた。 ちなみに富士見峠と呼ばれているが 樹木が邪魔して 富士山は見えない。
大無間山 5時前に 田代に到着。
計画では4時前に 登山を開始する予定だったが いつも通り遅れる。
YAMAPで 駐車場に指定されている “てしゃまんぐの里”だが 実際には 地元の意向で駐車 及び 車内泊が 禁止とされている。
てしゃまんぐの里のトイレ はこの令和の時代に 大と小 それぞれに 灰皿が備えられている。 まさに昭和のレガシー。
5時前に 田代に到着。 計画では4時前に 登山を開始する予定だったが いつも通り遅れる。 YAMAPで 駐車場に指定されている “てしゃまんぐの里”だが 実際には 地元の意向で駐車 及び 車内泊が 禁止とされている。 てしゃまんぐの里のトイレ はこの令和の時代に 大と小 それぞれに 灰皿が備えられている。 まさに昭和のレガシー。
大無間山 他の登山者の日誌を頼りに 登山口近くの路肩に車を停め 登山を開始する。
 スタートが遅れたことと この路肩に 他の車がないこと( バイクが1台あった)が誤算だった。
人がいると思っていた日曜日。
少し不安になる。
他の登山者の日誌を頼りに 登山口近くの路肩に車を停め 登山を開始する。 スタートが遅れたことと この路肩に 他の車がないこと( バイクが1台あった)が誤算だった。 人がいると思っていた日曜日。 少し不安になる。
大無間山 登山口より少し登ったところにある 登山届提出 ポスト。
しかし提出用紙には 小無間小屋までしか 記載されていない。 小無間山 の崩落地帯は 基本通行止めだからだろう。 小無間小屋 の隣に 大無間山 と書いて 提出する。
登山口より少し登ったところにある 登山届提出 ポスト。 しかし提出用紙には 小無間小屋までしか 記載されていない。 小無間山 の崩落地帯は 基本通行止めだからだろう。 小無間小屋 の隣に 大無間山 と書いて 提出する。
大無間山 登り始めて すぐに鉄塔 を超える。
天候は悪くないが 時折ガスが出る。
眺望はあまり期待ができない。
と言うか眺望自体があまりない。
登り始めて すぐに鉄塔 を超える。 天候は悪くないが 時折ガスが出る。 眺望はあまり期待ができない。 と言うか眺望自体があまりない。
大無間山 雷段と呼ばれる 杉の木に 青いビニールが巻かれている場所。
ビニールは食害を防ぐために 巻かれているらしい。
何故、雷段と 呼ばれているか 分からない。
雷段と呼ばれる 杉の木に 青いビニールが巻かれている場所。 ビニールは食害を防ぐために 巻かれているらしい。 何故、雷段と 呼ばれているか 分からない。
大無間山 放棄された山小屋。
この山を登るために 他の人の活動日誌やYouTube を 見る。
女の子が テンション高めで 軽く登っている動画あったので 意外に行けるかなと思ったが
全身が映った際 V テープを貼った 見事な脚を見て これは騙されてはいかんと気づく。
放棄された山小屋。 この山を登るために 他の人の活動日誌やYouTube を 見る。 女の子が テンション高めで 軽く登っている動画あったので 意外に行けるかなと思ったが 全身が映った際 V テープを貼った 見事な脚を見て これは騙されてはいかんと気づく。
大無間山 小屋 の残骸を過ぎ 尾根上の道を登る。
今回の登山は 虫との戦いでもあった。
小さな羽虫はもちろん アブやらブヨやら
スズメバチ等々、 耳の近くで F 1が走る。
そして夜は ヘッドライトに蛾や蜘蛛みたいな虫が 迫ってくる。
もっと強力な防虫スプレーを すれば良かったと思う。
小屋 の残骸を過ぎ 尾根上の道を登る。 今回の登山は 虫との戦いでもあった。 小さな羽虫はもちろん アブやらブヨやら スズメバチ等々、 耳の近くで F 1が走る。 そして夜は ヘッドライトに蛾や蜘蛛みたいな虫が 迫ってくる。 もっと強力な防虫スプレーを すれば良かったと思う。
大無間山 尾根道から 巻き道になり 登り返した所にあるピーク。
ここまででまだ標高は1402 M
大無間山の山頂が 2330 M
まだまだ先は長い。
前回 甲武信ヶ岳に 登った際 この時期 の低山は冷たい水がマストと感じ今回 ウォーターパックを 凍らせて登る。
これは大正解だったが あらゆる意味で 年寄りが 冷水を飲みまくる。
尾根道から 巻き道になり 登り返した所にあるピーク。 ここまででまだ標高は1402 M 大無間山の山頂が 2330 M まだまだ先は長い。 前回 甲武信ヶ岳に 登った際 この時期 の低山は冷たい水がマストと感じ今回 ウォーターパックを 凍らせて登る。 これは大正解だったが あらゆる意味で 年寄りが 冷水を飲みまくる。
大無間山 1402 M のピークから 少し下り 徐々に登りに入り 最後に急登を登りきったところにある P 4と呼ばれるピーク。
元は鉄塔があったらしい。
この辺りから 画像を撮るために スマホを取り出すのは面倒くさくなる。
1402 M のピークから 少し下り 徐々に登りに入り 最後に急登を登りきったところにある P 4と呼ばれるピーク。 元は鉄塔があったらしい。 この辺りから 画像を撮るために スマホを取り出すのは面倒くさくなる。
大無間山 P 4のすぐ近くにある 小無間小屋。
中は7~8人 くらい泊まれそうだが たぶんそんなに人が来ることはない。
山ノートがあり テンションの高い女の子の 書き込みも すぐに見つかる。
なぜすぐ見つけられたか? 書いてる人間が少ないから!
P 4のすぐ近くにある 小無間小屋。 中は7~8人 くらい泊まれそうだが たぶんそんなに人が来ることはない。 山ノートがあり テンションの高い女の子の 書き込みも すぐに見つかる。 なぜすぐ見つけられたか? 書いてる人間が少ないから!
大無間山 小無間小屋から大無間山を見る。
まだまだ全然遠い。
小無間小屋で ペットボトル2本 デポして P 3 P 2  P 1 の鋸歯と呼ばれる 急なアップダウン に挑む。
ここから YAMAPのルートは破線になる。
小無間小屋から大無間山を見る。 まだまだ全然遠い。 小無間小屋で ペットボトル2本 デポして P 3 P 2 P 1 の鋸歯と呼ばれる 急なアップダウン に挑む。 ここから YAMAPのルートは破線になる。
大無間山 多分 P 2のピーク。
結構バテて 記憶が曖昧になる。
多分 P 2のピーク。 結構バテて 記憶が曖昧になる。
大無間山 P 1を下ったところから見えてくる 今回の登山の核心 小無間山の崩落地。
いろんな人の 登山日誌や ガイドブックで見た 光景が 目の前に広がっている。
P 1を下ったところから見えてくる 今回の登山の核心 小無間山の崩落地。 いろんな人の 登山日誌や ガイドブックで見た 光景が 目の前に広がっている。
大無間山 崩落地 の麓に着く。
ここに着くまでに小さな崩落音が 絶えず聞こえる。
5 m くらいのナイフリッジを 渡った先にある 10 M くらい?の登り。
ロープもあり 難易度的にはそれほど難しくはないが 足場がザレて 高度感がある。
あまり下を 特に右側を見ないで なかなかのへっぴり腰で登る。
崩落地 の麓に着く。 ここに着くまでに小さな崩落音が 絶えず聞こえる。 5 m くらいのナイフリッジを 渡った先にある 10 M くらい?の登り。 ロープもあり 難易度的にはそれほど難しくはないが 足場がザレて 高度感がある。 あまり下を 特に右側を見ないで なかなかのへっぴり腰で登る。
大無間山 崩落地を過ぎて とりあえずここで一安心 と思ったが 本当に大変だったのは 崩落地 から 小無間山山頂までの急坂だった。
半分 4足歩行動物になりながら登る。
山頂に着いた時には 思わず三角点に腰を下ろし 水を飲む。
崩落地を過ぎて とりあえずここで一安心 と思ったが 本当に大変だったのは 崩落地 から 小無間山山頂までの急坂だった。 半分 4足歩行動物になりながら登る。 山頂に着いた時には 思わず三角点に腰を下ろし 水を飲む。
大無間山 一息ついたところで いざ大無間山へ。
一息ついたところで いざ大無間山へ。
大無間山 唐松谷ノ頭 から見た風景
見事にガスがかかる。
ここに来る前か後か ちょっと忘れたが 初めて 2人組の登山者とすれ違う。
普段はしないが 思わず 自分の方から声をかける。 この二人組の登山者が 唯一すれ違った相手となる。
唐松谷ノ頭 から見た風景 見事にガスがかかる。 ここに来る前か後か ちょっと忘れたが 初めて 2人組の登山者とすれ違う。 普段はしないが 思わず 自分の方から声をかける。 この二人組の登山者が 唯一すれ違った相手となる。
大無間山 中無間山山頂
山頂を示すのがこのトラロープの標識だけ。
小無間山山頂 からそれまでとはうってかわって 穏やかで歩きやすい 道が続く。
この中無間山山頂から 折り返す 感じで 大無間山を目指す。
中無間山山頂 山頂を示すのがこのトラロープの標識だけ。 小無間山山頂 からそれまでとはうってかわって 穏やかで歩きやすい 道が続く。 この中無間山山頂から 折り返す 感じで 大無間山を目指す。
大無間山 大無間山山頂の 最後の急坂。
これを登り切っても まだ少し道が続くが 大きな登りはこれが最後。
足がなかなか思うように上がらない。
大無間山山頂の 最後の急坂。 これを登り切っても まだ少し道が続くが 大きな登りはこれが最後。 足がなかなか思うように上がらない。
大無間山 大無間山 山頂手前にある 南アルプスの展望所。
こちらの方は ガスが無く綺麗に見える。
光岳や 聖岳が 見える。
大無間山 山頂手前にある 南アルプスの展望所。 こちらの方は ガスが無く綺麗に見える。 光岳や 聖岳が 見える。
大無間山 山頂手前にある 坂本一義さんの 遭難碑。
1965年、発達した低気圧より 吹雪が発生し ここで力尽きたらしい。
まだ23歳だったのに… 手を合わせて先に進む。
山頂手前にある 坂本一義さんの 遭難碑。 1965年、発達した低気圧より 吹雪が発生し ここで力尽きたらしい。 まだ23歳だったのに… 手を合わせて先に進む。
大無間山 遭難碑から 少し歩くと 開けた場所に出る。
もしかして
遭難碑から 少し歩くと 開けた場所に出る。 もしかして
大無間山 大無間山 山頂
ガイドブックには標高2330 M と書いてあったが この標識では 2329 M どっちが本当だろう?
大無間山 山頂 ガイドブックには標高2330 M と書いてあったが この標識では 2329 M どっちが本当だろう?
大無間山 山頂はこんな感じ
広々としているが展望はない。
他の登山口から 登ってきた登山者がいるかと思ったが 誰もいなかった。
遅い昼食を食べ 下山を開始する。
三角点撮るの忘れた。
山頂はこんな感じ 広々としているが展望はない。 他の登山口から 登ってきた登山者がいるかと思ったが 誰もいなかった。 遅い昼食を食べ 下山を開始する。 三角点撮るの忘れた。
大無間山 17時前 崩落地を通過する。
小無間山山頂から 崩落地まで ちょっと道に迷う。
崩落地は 下りの方が怖いが なんとか落ち着いていけた。
この時点で 今の自分のペースでは 下山するまで 20時を超えると判断する。
小無間小屋に泊まるか 下山を強行するか?
17時前 崩落地を通過する。 小無間山山頂から 崩落地まで ちょっと道に迷う。 崩落地は 下りの方が怖いが なんとか落ち着いていけた。 この時点で 今の自分のペースでは 下山するまで 20時を超えると判断する。 小無間小屋に泊まるか 下山を強行するか?
大無間山 下山を強行する。
緊急事態用の シェラフや 防寒具は 用意していたが 気温の不安があったことと 登山口から小無間小屋までの 道筋は 意外にしっかりしていたと 覚えていたため 下山を選択する。 今考えれば危ない選択だと反省する。
去年の鳳凰三山の 経験が生かされていない。
登山ポストに 下山届を書いて提出する。
この山で 日帰り登山をする人は 僕以外はみんな超人だと思う。( 僕はジェロニモでした)
最後に 小無間小屋の ノートにも書いた 文章を
ありがとう大無間 さらば大無間 多分二度と来ない。
おつかれ山。
下山を強行する。 緊急事態用の シェラフや 防寒具は 用意していたが 気温の不安があったことと 登山口から小無間小屋までの 道筋は 意外にしっかりしていたと 覚えていたため 下山を選択する。 今考えれば危ない選択だと反省する。 去年の鳳凰三山の 経験が生かされていない。 登山ポストに 下山届を書いて提出する。 この山で 日帰り登山をする人は 僕以外はみんな超人だと思う。( 僕はジェロニモでした) 最後に 小無間小屋の ノートにも書いた 文章を ありがとう大無間 さらば大無間 多分二度と来ない。 おつかれ山。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。