活動データ
タイム
66:18
距離
81.5km
のぼり
7288m
くだり
7287m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る天気 7/21 : ☀→一時☂⚡️→☀ 7/22 : ☀→一時☂⚡️→☀ 7/23 : ☀→一時☂→☀ 7/24 : ☀→一時☂→☁ 7/25 : ⛅️ 泊地 7/21 : 三俣山荘キャンプ指定地(双六小屋キャンプ指定地の予定だった) 7/22 : 黒部五郎小屋キャンプ指定地 7/23,7/24 : 三俣山荘キャンプ指定地 裏銀座の特に鷲羽岳に行きたいと思いつつ、行きたいところが多すぎて…となっていたためきっちりとした工程を組まずに日数だけ確保して挑んだ今回の山行。 結果的に三俣山荘の居心地が良すぎて、合計で3泊もしてしまった。 (周辺に予約不要のテント場がなかったということもあるが・・・) 天気予報はあまり良くなかったが、午後に1~2時間程度雷雨が来る以外は常に快晴に近い晴れだった。 お昼は小屋に頼るという謎ルールを定め、食料は予備含めて5泊分の朝と夜、行動食を用意。 それでも未知の重さになった。(3kgくらい?) ザックは初めて26kg、帰宅後23kgくらいになってた。ベースが重い。 7/21 なんとか深山荘近くの登山者駐車場に止めれたため、登山指導センターまでは10分程度の徒歩で済んだ。 登山届を書き、5時半過ぎにスタート。 小池新道の入り口までのひたすら長い左俣林道を行く。 水はきっちり2Lを入れていたが、わさび平小屋までの行程で飲むことはおそらくなくわさび平で蛇口から補給できるため、わさび平までは空でよかったなと終わってから気づいた。 小池新道は整備がしっかりしており、歩きやすい。ただ風が通らない樹林帯、早い段階から照らしつけてくる太陽でめちゃくちゃ暑い。途中ちょいちょい涼しい瞬間があるが、おそらく風穴があったんだろうと思う。 秩父沢に近づくと涼しくなり、一旦休憩を入れる。 ここから先シシウドヶ原までの道もめちゃくちゃ暑い。4泊分の装備を背負っていては過去一過酷に感じた。 シシウドヶ原で休憩し、鏡平へ向かう。ここは風がある程度通り涼しかった。 鏡池で逆さ槍をさくっと撮影し、鏡平へ。 鏡平では名物のかき氷があり、誘惑に負けて食べてしまった。こんなに美味しいかき氷は初めて食べた。 鏡平から弓折乗越までもまた風が通らず灼熱地帯。ちょっとバテた。 弓折乗越までくれば双六小屋までは多少のアップダウンはあれどほぼ平坦。サクッと小屋に到着。 お昼時だったため、カレーライスとCCレモンを購入。カレーメシを2つも持ってきているのにカレーライスをチョイスしたのは正直ミスだった。(カレーは野菜がゴロゴロしており、美味しかった) ここで幕営するかしばし悩み、余力があるので進むことを決断。三俣山荘に向けて歩き出した。 巻道は軽アイゼンが必要とのことだったので、中道コースを歩いた。後半で丸山、三俣蓮華岳を超えなきゃいけないため、結構しんどかった。 三俣蓮華岳を登っている途中、すぐ隣に雷雲が迫ってきており、焦りつつ登った。 少し休憩したあとで三俣山荘へ向かう。 この日は平日ということもあり、テン場はガラガラだった。鷲羽岳が見える位置にテントを張り、疲れたので昼寝をしていた。その後激しい雷雨に降られた。 18時半ごろ目を覚まし外を見てみると雨は上がっており、晴れ間が広がりかけていた。 鷲羽岳で槍ヶ岳のアーベントロートを見たかったため、急いで支度して急いで登るも間に合わなかった。 CT1時間20分に対し急げば40分で登れるという情報だけ得た。 7/22 槍ヶ岳のモルゲンロートをみるため、2時頃起床。軽くご飯を食べて鷲羽岳山頂に向かう。 この日は何を勘違いしていたのか、日の出が4時だと思っていたので4時前に登頂してしまい、1時間くらい風に吹かれながら待つことになってしまった。お腹が痛くて本当にしんどかった。 撮影を終えてテントに戻る。前日の雨でテントが濡れていたためグダグダと過ごしながらテントが乾くのを待った。 結果的に出発がかなり遅くなったが、黒部五郎小屋は予約してあるためそれでも十分だった。 お昼くらいに到着したため、幕営を済ましたあとにここでも小屋ご飯。この日はCCレモンと親子丼にした。 ガスが湧いてきており、すでに怪しかったがご飯を食べたあとは黒部五郎岳に向けて出発。 朝のロケハンとピークハントを済まし、16時前に小屋に戻った。 テントに戻った瞬間にこの日も夕立に降られた。 小屋周辺はコバイケイソウがものすごい咲いており、雨が上がったあとの夕方はそれを撮っていた。 7/23 黒部五郎カールでモルゲンロートをみるため、3時半頃起床。前日の鷲羽岳でのモルゲンロート時に黒部五郎岳に日が当たる時間は5時頃であることを把握していたためちょっと遅めにした。 この日もお腹の調子が良くなく、爆弾を抱えた状態で向かった。結果モルゲンロートに少し間に合わなかった。 ざっくり写真を撮ったあとすぐにテントへ戻る。 この日の三俣山荘のテント場は混むことが予想されたため、濡れたテントを乾かさないまま撤収し、そそくさと三俣山荘へ向かった。 9時半頃に到着し、まだガラガラだったためいい場所にテントを張ることができた。 テント幕営後、動く気が湧かなかったため小屋の展望食堂でジビエ丼と名物のブレンドコーヒーを注文。 その後で黒部源流経由で水晶岳へ向かう。水晶小屋までたどり着くも、三俣山荘方面に怪しい雲がかかり始めていたため、ピークは諦めて翌日にすることを決意。あとちょっとのところだったが引き返した。 結果的に降り出す前にテントに戻ることができた。 この日も例に漏れず夕立に降られた。が、雨が上がるときれいな虹が槍ヶ岳と鷲羽岳に掛かり、多くの人が目を奪われていた。 18時10分頃に雨があがったため、アーベントロートチャレンジには十分時間があるとわかり、すぐ準備して鷲羽岳山頂を目指した。18時50分頃山頂に到着し、誰もいない山頂で素晴らしいアーベントロートを拝むことができた。 7/24 この日は笠ヶ岳に向かう予定だったが、水晶岳のピークが踏めなかったため延泊して水晶岳を登ることを決意。 せっかくなので3時頃起床し、モルゲンロートは鷲羽岳で見た。 今度は降りずにワリモ岳、水晶小屋へと進む。小屋でトイレを済ましたあと、水晶岳のピークへ向かった。 ちょっとした岩場のようになっており、そこまではキツくないが西穂高岳のような雰囲気だった。 水晶岳の山頂では、今まで見てきた風景の中で最も心に刺さるような素晴らしい稜線が見れた。 小屋に戻ったあと、これから水晶岳に登るという知人に遭遇。早く戻りすぎても暇なため、一緒に再び水晶岳へ向かった。笑 戻った後、水晶小屋の名物の力汁をご馳走になった。これがびっくりするくらい美味しかったので再訪したときにはまたいただきたい。 その後は来た道をたどるように三俣山荘に戻った。 時間がかなり余っていたため、展望食堂で珈琲とケーキを注文。優雅なティータイムだった。 この日は夕方は曇ってしまったため、小屋の夜喫茶にお邪魔した。ここでも日本酒とジビエシチューをご馳走になってしまった。どちらも最高に美味しかった…。 21時頃にテントに戻り、就寝した。 7/25 この日は朝からガスっており、朝は特にどこも行かなかった。暗いうちにそそくさとテントを撤収し、双六岳に向かう。時たま抜けるガスと見える景色を狙って写真を撮っていた。 双六岳へはすぐ着いた。時間も余裕があったので、天空の滑走路越しの槍を拝もうと1.5時間ほど粘っていたが、収穫はなかった。 その後は弓折乗越までストレートに戻り、笠ヶ岳に行くか下山するか迷った挙句、夕方の天気が良くなさそうだったので下山することに決めた。 下山時にも鏡平小屋でかき氷(ソーダアイストッピング)を食べた。最高に美味しかった。 その後はわさび平小屋でトイレに寄りつつスイカを食べ、17時頃下山。流石にゆっくりしすぎた。 帰りはひがくの湯で5日分の汗と汚れを流し、併設されている登山者食堂でたらふく食べた後帰路についた。 帰りで一気に疲労が来たのか、高速での運転がおぼつかない感じだったのでPAで仮眠していたら翌4時になっていたので驚いた。やはり初めての4泊はかなり身体に来ていたようだった。 この日が休みで良かったと心から思った。 笠ヶ岳に登れなかったのが悔やまれるので、また別の機会に必ず行きたい。笠新道を登るのはちょっと覚悟がいるが…。
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