梅雨明けの鳥海山周回ルート(鳥海山(新山)・扇子森・文珠岳・伏拝岳・行者岳・七高山・笙ガ岳)

2021.07.25(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:46

距離

17.4km

のぼり

1524m

くだり

1522m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 46
休憩時間
1 時間 23
距離
17.4 km
のぼり / くだり
1524 / 1522 m
19
36
9
50
15
4
15
17
2 22
1 2
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活動詳細

すべて見る

午前0時起床。 忘れ物しないように、前日に書き留めておいたメモを確認しながら準備をすすめます。 なかなかチャンスがなくて先送りにしていた鳥海山についに挑戦する、はやる気持ちを抑え安全運転で車を走らせます。 鉾立駐車場に着いたのは4時過ぎ。さすが百名山として誉れ高い鳥海山。連休最終日とは言え駐車場が結構埋まっていました。 朝ごはんや装備を済ませ4時半頃にはスタート。 鳥海山の頂上ははるか遠く。空には雲ひとつありません。 小浜小屋に向かう途中朝日が顔を出し、一気に体を熱くさせます。 「今日も暑くなりそうだ。」 右手には鳥海湖、左手には稲倉岳までの稜線を眺めながら山頂に向かいます。 象潟登山口から外輪山・千蛇谷分岐点までは、大きな岩で登山道が整備されていて、鉾立ルートはとても歩きやすいです。 行きは外輪山、帰りは千蛇谷で周回します。 外輪山から臨む鳥海山の噴火口は荒々しく、それでいて凛とした美しい顔を見せてくれました。 外輪山は数箇所梯子が設置されていて傾斜が急だったり段差が大きいところもありますが、多くの登山者が踏みしめた足跡がどう登れば良いか教えてくれます。 七高山までひとつひとつ標高を積み上げ登っていき、最後は雪渓の平坦な箇所をトラバースして新山側に移り、いくつも積み上がった大きな岩を登って鳥海山のテッペンに。 到着してしばらくは雲がほとんど無く、絶景を拝むことができました。これまで2,000m超の山に登ったことが無かったので、これほどまで空を青く感じることができるとは思っていませんでした。 同じタイミングで山頂で一緒になった方々と話をしながら贅沢な時間を過ごします。みんなとても良い笑顔をしていました。 大きな岩の山を下り、鳥海山大物忌神社でお詣りして、御朱印や御守をいただきます。 さあ、安全に下山しましょう。 登りは、天気が良いうちに山頂に到着できるよう、風景写真を撮りながらではありましたが意識してペースを上げました。 なので、下りは花の百名山たる鳥海山の美しい花々を楽しみながらゆっくり歩いていきます。 千蛇谷を下り、鳥海湖と鍋森の間の木道を歩いて戻る途中、外輪山から見えた海近くまで続く稜線が目の前に。 分岐点の看板には笙ヶ岳(しょうがだけ)と書かれていました。山頂までの所要時間を確認すると往復1時間。 行きましょう!まだ体力残ってるし、どんな景色が待ってるのか楽しみです。 結果、大正解でした! 稜線沿いのコースには高山植物が多く、池塘も見られました。 そして笙ヶ岳山頂では遊佐の海岸線を間近に見ることができ、大満足の昼食タイム。 そろそろ帰宅時間が気になってくる頃。笙ヶ岳から戻る際に見えた鳥海山の姿を目に焼き付け、鉾立駐車場まで小走りで下山しました。 また登りにきます! ありがとうございました。

鳥海山・七高山・笙ヶ岳 鉾立登山口の駐車場。
雲ひとつ無い快晴です。
鉾立登山口の駐車場。 雲ひとつ無い快晴です。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 目指す鳥海山の頂上ははるか遠くにあります。
目指す鳥海山の頂上ははるか遠くにあります。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 日本海側にお月様が沈んでいきます。
日本海側にお月様が沈んでいきます。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 代わって、お日さまが東側の稜線から顔を出してきました。
代わって、お日さまが東側の稜線から顔を出してきました。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 朝日に照らされた小浜小屋
朝日に照らされた小浜小屋
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 稲倉岳までの稜線
稲倉岳までの稜線
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 鳥海湖。はるか遠くの左奥には月山が見えます。
鳥海湖。はるか遠くの左奥には月山が見えます。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 扇子森のピークから鳥海山の頂きを臨む。
朝日に照らされカッコいい!
扇子森のピークから鳥海山の頂きを臨む。 朝日に照らされカッコいい!
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 外輪山・千蛇谷分岐点近くの社から。
ここでお話した女子二人組は朝3時半からヘッデンで登山開始したとのこと。
とても元気で気持ちの良い方達でした。
外輪山・千蛇谷分岐点近くの社から。 ここでお話した女子二人組は朝3時半からヘッデンで登山開始したとのこと。 とても元気で気持ちの良い方達でした。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 外輪山・千蛇谷分岐点。ここを右へ、外輪山コースを進みます。
空があおーい!
外輪山・千蛇谷分岐点。ここを右へ、外輪山コースを進みます。 空があおーい!
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 文殊岳踏破!
お日さまがペンライトのように光り輝いています。
文殊岳踏破! お日さまがペンライトのように光り輝いています。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 伏拝岳(ふしおがみだけ)踏破!
伏拝岳(ふしおがみだけ)踏破!
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 振り返り、歩いてきた稜線を臨む。
宇宙と空と海の境が分かりません。

左が笙ヶ岳の稜線。
右が稲倉山の稜線。
ちょうど真ん中が鳥海湖と扇子森。
振り返り、歩いてきた稜線を臨む。 宇宙と空と海の境が分かりません。 左が笙ヶ岳の稜線。 右が稲倉山の稜線。 ちょうど真ん中が鳥海湖と扇子森。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 御室小屋が見えてきました。
新山の頂上は小屋の上。
七高山から渡る雪渓が滑り台のよう。
御室小屋が見えてきました。 新山の頂上は小屋の上。 七高山から渡る雪渓が滑り台のよう。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 行者岳踏破!
行者岳踏破!
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 だんだん近くなってきました。
だんだん近くなってきました。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 七高山と新山のピーク。それを隔てる雪渓。
比較的平坦な箇所をトラバースして渡ります。
七高山と新山のピーク。それを隔てる雪渓。 比較的平坦な箇所をトラバースして渡ります。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 七高山の手前から御室と新山を臨む。
はるか麓に、歩いてきた鳥海湖付近が見えます。
七高山の手前から御室と新山を臨む。 はるか麓に、歩いてきた鳥海湖付近が見えます。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 七高山(しちこうさん)踏破!
噴火で新山ができる前までここが鳥海山のピークでした。
七高山(しちこうさん)踏破! 噴火で新山ができる前までここが鳥海山のピークでした。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 七高山から新山を臨む。
まだあまり登山者は多くなさそうです。
前日の土曜日はピークで大行列ができたとのこと。
七高山から新山を臨む。 まだあまり登山者は多くなさそうです。 前日の土曜日はピークで大行列ができたとのこと。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 七高山から、歩いてきた外輪山と新山を臨む。

文殊岳から七高山まで、順に標高を積み上げて来ました。
さあ、新山に向かいましょう!
七高山から、歩いてきた外輪山と新山を臨む。 文殊岳から七高山まで、順に標高を積み上げて来ました。 さあ、新山に向かいましょう!
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 雪渓のトラバース箇所。
グリップが利くので心配ありませんが、滑落したら下の岩場までノンストップ。ケガは避けられません。
雪渓のトラバース箇所。 グリップが利くので心配ありませんが、滑落したら下の岩場までノンストップ。ケガは避けられません。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 新山のピークまで少しだけ雪渓を登って行きます。
つぼ足で問題ありません。
新山のピークまで少しだけ雪渓を登って行きます。 つぼ足で問題ありません。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 さあ、山頂まで岩登りです。
空に向かって標高を獲得していきますり
さあ、山頂まで岩登りです。 空に向かって標高を獲得していきますり
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 新山踏破!標高2,236m。

360度周囲を見渡して絶景を楽しみます。
新山踏破!標高2,236m。 360度周囲を見渡して絶景を楽しみます。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 山頂に着いて10分後くらい。歩いて来た鳥海湖付近から雲がだんだん湧いてきました。
夏の鳥海山は気温が上がってくると上昇気流が発生して雲が湧いて来ます。タッチの差で絶景が見られて本当にラッキーでした。
山頂に着いて10分後くらい。歩いて来た鳥海湖付近から雲がだんだん湧いてきました。 夏の鳥海山は気温が上がってくると上昇気流が発生して雲が湧いて来ます。タッチの差で絶景が見られて本当にラッキーでした。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 新山の大きな岩を下り、御室小屋まであと少し。
楽しい時間はあっという間です。
新山の大きな岩を下り、御室小屋まであと少し。 楽しい時間はあっという間です。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 御室小屋到着。
周辺を含めて20〜30人くらいが休憩していたでしょうか。
御室小屋到着。 周辺を含めて20〜30人くらいが休憩していたでしょうか。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 鳥海山大物忌神社に到着。
お詣りした上で御朱印をいただきます。
頒布となっていましたが、直接御朱印帳に書き入れてくださり、とても有難かったです。
鳥海山大物忌神社に到着。 お詣りした上で御朱印をいただきます。 頒布となっていましたが、直接御朱印帳に書き入れてくださり、とても有難かったです。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 イワギキョウ(岩桔梗)
イワギキョウ(岩桔梗)
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 千蛇谷を下って行きます。
まだまだ多くの方が登って来ていました。
千蛇谷を下って行きます。 まだまだ多くの方が登って来ていました。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 ヨツバシオガマ(四葉塩竈)
ヨツバシオガマ(四葉塩竈)
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 千蛇谷の雪渓を横断するところ。
軽アイゼンで雪渓歩きされる方も数人見かけました。
結構雲が湧いて来ました。
千蛇谷の雪渓を横断するところ。 軽アイゼンで雪渓歩きされる方も数人見かけました。 結構雲が湧いて来ました。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 千蛇谷を下りてきたルートを臨む。
さっきまで山頂にいたのかと思うと不思議な気持ちです。
千蛇谷を下りてきたルートを臨む。 さっきまで山頂にいたのかと思うと不思議な気持ちです。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 外輪山・千蛇谷分岐点まで戻ってきました。鳥海湖付近の稜線がキレイだこと。
外輪山・千蛇谷分岐点まで戻ってきました。鳥海湖付近の稜線がキレイだこと。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 ヤマハハコ(山母子)のつぼみ
ヤマハハコ(山母子)のつぼみ
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 ハクサンシャジン(白山沙参)
ハクサンシャジン(白山沙参)
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 トウゲブキ(峠蕗)
トウゲブキ(峠蕗)
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 シラネニンジン(白根人参)
シラネニンジン(白根人参)
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 ニッコウキスゲ(日光黄菅)
ニッコウキスゲ(日光黄菅)
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 綿毛に変身したチングルマ(稚児車)
今年は例年よりも暑い日が続いているのでしょうか。時期が早いみたいです。
綿毛に変身したチングルマ(稚児車) 今年は例年よりも暑い日が続いているのでしょうか。時期が早いみたいです。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 イワカガミ(岩鏡)
イワカガミ(岩鏡)
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 シロバナトウウチソウ(白花唐打草)
赤い花も咲くと聞きますが、こんなに鮮やかな赤とは。
シロバナトウウチソウ(白花唐打草) 赤い花も咲くと聞きますが、こんなに鮮やかな赤とは。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 笙ヶ岳(しょうがたけ)まで足を伸ばしてみます。
高山植物が多く咲いていたり、池塘があったり、気持ちの良い稜線歩きができます。
笙ヶ岳(しょうがたけ)まで足を伸ばしてみます。 高山植物が多く咲いていたり、池塘があったり、気持ちの良い稜線歩きができます。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 笙ヶ岳踏破!
雲の隙間から遊佐の海岸線が見えました。
笙ヶ岳踏破! 雲の隙間から遊佐の海岸線が見えました。
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 クルマユリ(車百合)
クルマユリ(車百合)
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 ミヤマリンドウ(深山竜胆)
ミヤマリンドウ(深山竜胆)
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 今日もケガ無く下山することができました。
またぜひ登りたいです。ありがとうございました。
今日もケガ無く下山することができました。 またぜひ登りたいです。ありがとうございました。

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