梅雨明け、本格的な夏山シーズン。 まだコロナ禍の予断はつきませんが、感染対策に気配りしつつ、お山を取り戻していきたいと、活動開始です! 2年ぶりとなる上高地・北ア。毎度お馴染みの涸沢カールから少し風味を変えて、蝶ヶ岳へチャレンジです。 槍・穂に比べるとマイナーと思ってましたが、しかし、そちら側の景観を楽しめる事を意識してました… …いやぁぁ~、ハンパない槍・穂の眺望でした!!! 天気に恵まれたのが一番の要因ですが、でもあの眺望は感激!という言葉だけでは表せわれません。 とてもとても最高々々な山行でした!! 一方、泊まりの徳沢のテン場は、一日目は雨天の中での幕営、 二日目は夜方はけっこうな大雨がテントを叩きつけるという、お返し?がありました^^;
バスタ新宿7:15の「さわやか信州号」で上高地へ直行。
上高地BT到着。
上高地BT出発だが、ここまで伸びてる行列は、さわんどBT行のバス乗客。連休中とはいえこんな並びか!
明神到着。 上高地BTからの通常コースタイム1時間のところ、約55分。 20kg超のテン泊装備を担いでなら早い方でしょ!と自画自賛^^;
遅めのお昼ご飯。 明神館のカレーを初めて食べた。 美味し!
徳沢到着。 これも、明神~徳沢標準タイムが1時間のところ、なんと約40分だぜ!
ところが、いつ降り出してもおかしくなかった空模様が、徳沢到着と同時についに降ってきた。 とりあえず、徳沢公衆トイレの屋根のところへ非難。
雨で幕営出来ないが、テン場の受付を済ませる。
ちょっと雨が小振りになったので幕営始めたが、完全にやまず、ほぼ雨天の中での幕営となった(-_-;) まあ、テント内は濡れずに幕営出来たので良しとしよう。
雨はまだ続くのでテント内で一杯。 アテは、上高地BTの土産物屋で調達した、スモークチーズと腸詰サラミ (^_^)v
少し雨が小振りに。 テントから覗いたら、いい感じの木漏れ日が!
このテント客、いやキャンプ客の混みよう。 やはり一連のキャンプブームの現れか? でも、涸沢カールまで行ってキャンプしようというブーム流れからの強者はいないだろうなぁ^^;
雨がやんだので、テント外で夕飯。 河童橋土産物屋で買ったチルドのおやきを蒸し焼きに! すげー美味し!!
明日、登る蝶ヶ岳方面。
二日目。 徳沢を出発。横尾を目指す。
穂高方面のパノラマコースへ入る「新村橋」からの明神岳、前穂の景色。
今日の装備。 大物はテント内にデポしアタックザックの軽装備。 いちおうヘルメットも持ったが、使う事はなかった。
横尾到着。ここで朝飯も含めて休憩。
横尾出発。 槍へ向かう路のわきに、蝶ヶ岳への路あり。
横尾から約30分、槍見台 という所。 その名の通り…
見事に槍ヶ岳!!
上高地から蝶ヶ岳へのルートは地図を見てもそうだが、ずっと急登続き (>_<)
でも途中は木々の合間から槍がよく見える。 急登に負けない、モチベーションアップやね!
急登の樹林帯を抜け灌木帯に入り、振り向くと…
キタ――(゚∀゚)――!! 槍・穂の絶景ですがなぁ!!!
こんなものが見えてしまって良いの? 明日、死んじゃうんじゃないの? な、絶景としか言いようがない!
稜線に取り付いた。
稜線歩き!楽しい!これも久しぶり!
稜線からの槍・穂もずっとこのまま。 美しい~!!
蝶ヶ岳山頂(2677m)到着!
山頂から常念岳方面を望むが、槍・穂方面に比べるとガスってて展望はいまいち、残念。
蝶ヶ岳ヒュッテ。
あれだけ見えてた槍・穂方面もガスってきた。 本当に天候に気まぐれ。でもその気まぐれに巡りあえたこの一瞬に感謝です。
蝶ヶ岳ヒュッテでお昼ご飯「天津丼」。
蝶ヶ岳山頂出発。かなりガスってきました。悪天候にはまだならない感じではある。
山頂から少し下ったところに徳沢直行ルートの道標あり。
シャクナゲの花! 大好き!
「妖精の池」。 現物は、「ん?…」な池だが、周りのお花もあってか、少しキレイに見える^^;
このルートの途中にあるピーク「長塀山」。このルートの名も「長塀尾根」。
徳沢までヘロヘロになりながら、無事下山。
ご褒美のビールで喉を潤す(^_^)v
三日目。 昨夜はかなりの雨で、テントは濡れ濡れです(-_-;)
撤収完了。
好例の「嘉門次小屋」で岩魚塩焼きだが、早く着きすぎた。 開店までまだ30分ほどある。
穂高神社を参拝。
朝靄で幻想的な明神池。 これが拝めたのもなにかの巡り合わせか!
開店と同時に「嘉門次小屋」へ。 まずは冷酒を一杯。アテはフキ味噌。
岩魚塩焼きキター!
冷酒で岩魚を半分食べたところで、定食のご飯もキター。
河童橋手前の清水川。キレイでここだけ流れる風が格別に涼しい!
河童橋から焼岳方面。梓川の水もキレイ!
上高地からシャトルバスで平湯バスターミナル到着。
日帰り温泉「ひらゆの森」へ。
館内のお食事処で、一風呂浴びてのプハー。
平湯温泉でよさげな食事処がここ以外になさそうなので(コロナ禍影響でか休業または酒提供なし)、こちらで飯を食べて長居する。
14:35平湯バスターミナル出発。これにて今回の登山終了。