ルイベツ岳2021-07-24

2021.07.24(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 2
休憩時間
3 時間 18
距離
7.6 km
のぼり / くだり
1247 / 1158 m
12
6 32
DAY 2
合計時間
44
休憩時間
0
距離
3.0 km
のぼり / くだり
61 / 159 m
4

活動詳細

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昔、日高を共に歩いた御仁とのマイナーピークハント。 沢沿いにベースを置いて、2日で2ピーク目指すはずでしたが、一日目で完全にバテてしまいました。 でも日高の洗礼や沢旅を存分に味わえる楽しい山行となりました

幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 ずっと避けていた林道。
なんだか数年ぶりに開通とのことで、昔の岳友からこの山域を提案されました。
夜間に38kmの林道。辛いです
ずっと避けていた林道。 なんだか数年ぶりに開通とのことで、昔の岳友からこの山域を提案されました。 夜間に38kmの林道。辛いです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 結局、体力的に走破することは出来ず、新冠ダムの堰堤で休むことにしました
結局、体力的に走破することは出来ず、新冠ダムの堰堤で休むことにしました
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 翌朝、昔の岳友と落ち合って、糸納峰山荘を出発です
翌朝、昔の岳友と落ち合って、糸納峰山荘を出発です
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 奥新冠発電所。
先日チロロ岳に登った際に通った千呂露川やパンケヌーシニノ沢に通じる取水隧道が、山脈を超えてここまで繋がってます
奥新冠発電所。 先日チロロ岳に登った際に通った千呂露川やパンケヌーシニノ沢に通じる取水隧道が、山脈を超えてここまで繋がってます
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 その難工事で殉職した方々に祈りを捧げてから入山します
その難工事で殉職した方々に祈りを捧げてから入山します
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 新冠幌尻山荘への道と別れ、プイラル別川沿いの林道を行きます。
ブイラは渦巻く瀬・淵、ルイベツは激しい川、という意味です。さすが発電所があるだけあります
新冠幌尻山荘への道と別れ、プイラル別川沿いの林道を行きます。 ブイラは渦巻く瀬・淵、ルイベツは激しい川、という意味です。さすが発電所があるだけあります
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 その林道を2kmちょっと歩いて入渓。
ベースに泊まり装備をデポし、戻ってきた時のために、ビールをドブ漬けにしておきます
その林道を2kmちょっと歩いて入渓。 ベースに泊まり装備をデポし、戻ってきた時のために、ビールをドブ漬けにしておきます
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 さあ、登ります。
南東の直登沢、いきなり狭いです
さあ、登ります。 南東の直登沢、いきなり狭いです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 けっこうヌルッと滑ります
けっこうヌルッと滑ります
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 終始細い沢型を行きます
終始細い沢型を行きます
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 一番の見どころの滝
一番の見どころの滝
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 なかなかの落差です
なかなかの落差です
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 クワガタ。
子供達が大好きですが、さすがに捕って行くわけにもいかず
クワガタ。 子供達が大好きですが、さすがに捕って行くわけにもいかず
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 中流域は伏流と表流を繰り返し、たまにある小瀧はヌメってるものが多いです
中流域は伏流と表流を繰り返し、たまにある小瀧はヌメってるものが多いです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 ヌルヌルで、ボロボロです
ヌルヌルで、ボロボロです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 アコナイト。青いのも咲くと季節の折り返しを感じます。そろそろ秋の虫の声が聞こえてきそうです
アコナイト。青いのも咲くと季節の折り返しを感じます。そろそろ秋の虫の声が聞こえてきそうです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 沢型が尽きそうになってから、鹿道があるという尾根を目指します。
もう風がなくて発狂しそうなくらい暑いです
沢型が尽きそうになってから、鹿道があるという尾根を目指します。 もう風がなくて発狂しそうなくらい暑いです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 なるほど、尾根には鹿道がありました
なるほど、尾根には鹿道がありました
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 この尾根、あまりにも急で、フェルトでは難儀します。と言ってアクアステルスラバーを着装してもズレて大変です。
岳友に着け直しを申請し、その度にそのドサクサでバテた身体を休ませてもらいました
この尾根、あまりにも急で、フェルトでは難儀します。と言ってアクアステルスラバーを着装してもズレて大変です。 岳友に着け直しを申請し、その度にそのドサクサでバテた身体を休ませてもらいました
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 鹿道があるとはいえ、やはりヤブからは逃げられません。頂上付近ではハイマツも加わり、けっこうなブッシュ登行でした
鹿道があるとはいえ、やはりヤブからは逃げられません。頂上付近ではハイマツも加わり、けっこうなブッシュ登行でした
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 もう精魂尽き果てて、やっとのことで登頂。
三等三角点「留意別」、標識がない静かな山頂。こういう日高が好きです
もう精魂尽き果てて、やっとのことで登頂。 三等三角点「留意別」、標識がない静かな山頂。こういう日高が好きです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 ムシムシしててかなり消耗しました。
水平距離1.9kmで、標高差1.0km稼ぐ。日高らしい登行の洗礼を受け、伸び切ってます
ムシムシしててかなり消耗しました。 水平距離1.9kmで、標高差1.0km稼ぐ。日高らしい登行の洗礼を受け、伸び切ってます
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 ピークからは幌尻が見えるはずですが、ガスに覆われてました。
遠景を見たくもありますが、晴れていたら暑さにやられて、ここまで来れたかは分かりません
ピークからは幌尻が見えるはずですが、ガスに覆われてました。 遠景を見たくもありますが、晴れていたら暑さにやられて、ここまで来れたかは分かりません
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 下りないわけにはいかないので、鞭打ってヤブ漕ぎ再開です
下りないわけにはいかないので、鞭打ってヤブ漕ぎ再開です
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 尾根の鹿道はかなり急な箇所があります。バックステップでないと下りれない箇所も多数です
尾根の鹿道はかなり急な箇所があります。バックステップでないと下りれない箇所も多数です
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 時々休憩しては寝転んで伸びてます
時々休憩しては寝転んで伸びてます
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 尾根の最後は懸垂下降2回しました。
昔の支湧別岳のように、鹿道が一般化して登山道になってもおかしくないと思いましたが、ちょっと危なすぎです
尾根の最後は懸垂下降2回しました。 昔の支湧別岳のように、鹿道が一般化して登山道になってもおかしくないと思いましたが、ちょっと危なすぎです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 2回目は30mザイルでギリギリ。
末端は結ぶべきですね、スッポ抜けるところでした。
それから上で自分の番を待つ間、落ちそうになりました。セルフ取っておいて良かったです
2回目は30mザイルでギリギリ。 末端は結ぶべきですね、スッポ抜けるところでした。 それから上で自分の番を待つ間、落ちそうになりました。セルフ取っておいて良かったです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 いやはや、やっとプイラル別川に下り立ちました
いやはや、やっとプイラル別川に下り立ちました
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 ドロドロの足を洗いながら、入渓地点に戻ります
ドロドロの足を洗いながら、入渓地点に戻ります
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 呑みたい気持ちを抑え、流木を集積してから焚火を起こします。
これが日高の沢旅の醍醐味です
呑みたい気持ちを抑え、流木を集積してから焚火を起こします。 これが日高の沢旅の醍醐味です
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 メシも炊いていきます
メシも炊いていきます
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 沢の出合いは整地の必要があるので、そばの林道をテントサイトにしました
沢の出合いは整地の必要があるので、そばの林道をテントサイトにしました
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 ひととおり準備が済んで、メシを蒸らしている間に、イッパイはじめていきます。
キュウリの一本漬けに美唄焼き鳥
ひととおり準備が済んで、メシを蒸らしている間に、イッパイはじめていきます。 キュウリの一本漬けに美唄焼き鳥
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 焚火にあたりながら濡れた身体を乾かしていきます。
ハイマツと沢水と焚火の匂いが身体に染み渡っていくというのも、いかにも日高です
焚火にあたりながら濡れた身体を乾かしていきます。 ハイマツと沢水と焚火の匂いが身体に染み渡っていくというのも、いかにも日高です
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 メインはタコライス。
α化米が苦手なので、メシを炊けるとラッキーです
メインはタコライス。 α化米が苦手なので、メシを炊けるとラッキーです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 焚き火の音を聴きながら夜が更けていきます。
昔、オピリネップの八ノ沢出合で、こんな風にベースを設けて札内岳と勝幌をアタックしたことなんかを話ししながら夜が更けていきます。もう今はその場所もないらしいです
焚き火の音を聴きながら夜が更けていきます。 昔、オピリネップの八ノ沢出合で、こんな風にベースを設けて札内岳と勝幌をアタックしたことなんかを話ししながら夜が更けていきます。もう今はその場所もないらしいです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 早くもトロンとしてきました。
もうオネムです
早くもトロンとしてきました。 もうオネムです
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 で、熟睡して朝を迎えます。
2日目 更にヌカンライ岳を目指すという岳友。私は前日の疲労でその気になれず…
お別れの前に朝メシを共にしました
で、熟睡して朝を迎えます。 2日目 更にヌカンライ岳を目指すという岳友。私は前日の疲労でその気になれず… お別れの前に朝メシを共にしました
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 旅立ちを見送ります。
行ってらっしゃい。お気をつけて
旅立ちを見送ります。 行ってらっしゃい。お気をつけて
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 私は、前夜の焚火に沢水をかけて、
私は、前夜の焚火に沢水をかけて、
幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 下山します。
楽しかった山行の記憶に浸りながら、3kmあまりの林道の帰途につきました。
真夏の日高を堪能する、そんな山旅でした
下山します。 楽しかった山行の記憶に浸りながら、3kmあまりの林道の帰途につきました。 真夏の日高を堪能する、そんな山旅でした

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