悲願の富士山登山　ソロ・小屋泊　プリンスルートで登った

4年前に初めて富士山をいわゆる弾丸登山で登りました。 （今は決してオススメできる山行ではありません） 山頂で御来光が見たい！という一心もあり20時ごろに 富士宮口5合目をスタートして夜歩いて早朝山頂について その日のうちに下山という工程。 まだ登山もユルっとしかしてなかったし、夜歩くとか 高山病とかわからなくて案の定7合目過ぎたあたりから 高山病の症状と苦しみまして息は上がるは頭が痛いは 心臓バクバクするわでやっとの思いで御来光の時間に山頂に つきましたが、御朱印帳を忘れて御朱印はもらえず、また剣ヶ峰なんて 良く元気もなくてリタイア。そのまま御殿場口へ下山するも 靴があってなくて水ぶくれやら血豆やら最終的には 爪がはがれる状態になってフラフラで超絶しんどい富士登山。 そんな苦い思い出から早4年！ 経験値をそれなりに積み上げてたまたま予定していた山が 天気が危ういということで、天気図から「富士山がいい感じ」と という流れになり、「次いくなら富士山の山小屋に泊まってみたい」と 思っていたので、ルート上の山小屋に電話したら 「予約大丈夫ですよ」とスンナリと予約がとれてしまったので 急遽、富士登山に変更したのでした。 ルートは現在の天皇陛下様が皇太子時代に登られた プリンスルートを選択してルートをチェック！ 宝永山のダイナミックスケール感に圧倒されたり 馬の背の道の雲の流れにびっくりしたり そしてまぁぁ～登山路の柔らかすぎて、砂地獄で進まないという プリンスルートの特異な道にも苦しみ・楽しみながら ゆっくり・ゆっくり歩いて（高山病も考慮して足・体力温存作戦） 分岐が分かりにくいので間違えやすいという前情報から 注意深くルートとYAMAPでチェック！！ 予約していた山小屋、砂走館に到着し宿泊。 翌日早朝は砂走館からも素晴らしい御来光が見れたので その御来光をみて山小屋でしっかり朝ごはんを食べてスタート！ 8合目付近から富士山の核心部、山頂見えるも近づかない 九十九折地獄はもう息も絶え絶えでしたが、ゆっくりゆっくり登って 山頂に予定通り到着！御朱印をもらってそのまま剣ヶ峰へ。 時間もまだあったので、そのままお鉢巡りを初めてしまして 富士山のダイナミックな火口を近くで見れて本当によかったです。 山頂のお天気はとてもよくて、日差しがきつくて焼けるほど。 ただ富士山の周りには雲が張り付いてて 周りの眺望は見えませんでしたが とてもいいおい天気でした。そして来た道を下山！ 途中、雨にも降られましたが無事に富士宮口5合目に到着。 16：00の新富士駅のバスに乗れて帰還しました！ 急遽、決めた富士登山でしたがなんとなく、呼ばれたような気がする 工程を決めるスムーズ感と当日の恵まれた天候。 きっと4年前は「もう一度修行して来なさい！ もっと楽しい富士山が味わえるから」と富士の神様が 言われたんだと思いました。 　 富士登山を初めての登山にする人も多いようですが 道中、パーティーから外れて迷子になってる人や、歩けなくて おんぶされてる人など見かけました。 日本一の山ですので、やっぱりそれなりに厳しいことと 一つの山行で真夏から真冬の天候を味わうという過酷な山でも あるので十分装備とメンタルを整えて挑んでいただければと思います。 富士山のご機嫌がよければ本当に日本一の眺望ですので 無理しないで、最新の情報をリサーチして登られてください。 今回は前泊で富士宮でホステルを予約しました。 駅から近くて便利ですよ。 また富士宮駅近くにはセブンイレブンがあります。 行動食はそこで購入可能！ ◆キャンピングハウス　ヤド https://yado-ca.co.jp/ ◆富士山山小屋　砂走館 http://www.sunabashirikan.co.jp/