カムイエクウチカウシ山

2021.07.22(木) 3 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 46
休憩時間
15
距離
9.8 km
のぼり / くだり
385 / 189 m
3 31
DAY 2
合計時間
15 時間 55
休憩時間
3 時間 46
距離
11.8 km
のぼり / くだり
1547 / 1548 m
DAY 3
合計時間
3 時間 44
休憩時間
31
距離
9.6 km
のぼり / くだり
139 / 334 m

活動詳細

すべて見る

長文になります。 ずっと前から行きたかった「カムエク」 しかし、毎年この時期行くと決めた日もしくは、数日前から雨でいつも断念😭 しかし、今年は違いました‼️ 絶好の条件が揃い、いよいよ決行‼️ 2泊3日の行程を組みました。 出発です。 自転車で林道を行く方もいますが、もちろん歩きで。 そして、いよいよ沢歩きの始まりです。 何年眠らせたでしょう🤔 秀岳荘で購入した「沢たび」のデビューです。 皆さんいい「沢靴」ですが、私はこれで十分歩けました‼️ そして八ノ沢出合に着くともうそこには沢山のテントが⛺️ 本当は1泊目を八ノ沢カールで2泊目をここでする予定でしたが、連休も続くので2泊ともここにしょうと予定変更。 たっぷり時間があるのでのんびり釣りや足を沢につけて休みました。(これは大正解) 川辺で夕飯を食べていると、2人組の方が「明日は何時出発ですか?」と尋ねて来たので、コースタイムを考慮して上で「6時かなぁ?」と答えると、「なんかここまで往復14時間かかる人もいるみたいなので、私達は4時に出ます。」と言うので「じゃあ5時かなぁ?」と5時出発に。(この判断が後ほどよかった事に) そして、早めに就寝😴 2日目。 5時過ぎに出発。 順調に沢を進みます。 日高山脈の山の懐に抱かれている幸せと所々流れる滝を見て感動🥺 そんな時、第一の小失敗。 沢で足を滑らせ尻餅。 スマホがドボン❗️ 慌てました。 しかしすぐに見つかり一安心。 そして第二の中失敗。 順調に進んで行くと、滑岩のコースが。 えっ⁉️これを登るの⁉️ 登ったはいいけど下りるのが怖いよね。 なんて言って進んで行くと、私達を抜いて上がった人が「この先深藪で行けません。」 何⁉️間違えた⁉️ 確かに地図を見ると少し軌道が外れています。 下りるか。慎重に。 怖かったです😱 私達を抜いた人が滑岩をお尻で滑って落ちて行きます😱 途中平らな所があったので、そこで停止。 よかったです。 無事に元の所に戻るとそこの左側にピンテが。 分からなかった。 ここみんな間違えていました‼️ そして沢歩きが終わり、靴に履き替えて進みます。 いよいよ八ノ沢カールに出ました‼️ 素晴らしい景観です🥺 熊襲撃事件の慰霊碑に手を合わせて、カールの中で昼食。 熊の気配に用心しながら。 しかし、熊の気配はありませんでした。 よかったです。 さあいよいよ八ノ沢カールから稜線に向けての上りです。 高山植物の中を進みます。 そして稜線へ。 稜線へ出ると雲が湧き始めました。 ここから日高山脈名物の「ハイマツ漕ぎ」です。 でも思ったよりましでしたが、やはり足には爪跡が😅 いよいよ山頂です。 目標にしていた「カムエク登頂」です‼️ やったー‼️ 思わず大声のガッツポーズです💪 しかし、楽しみにしていた日高山脈の展望はゼロ😭 これはカムエクがまた来いよという事だと一杯のコーヒーを飲んで下山開始。 そして第三の大失敗‼️ カールに降りて来て道なりに進みます。 さあカールともお別れです。 んっ‼️おかしい⁉️ 軌道を見るとだいぶずれています。 ここが今回の一のミス判断‼️ 山の基本。来た道を戻る。 そうする所を「この横の竹藪を抜けれは元の道に戻る」と。 バカでした。 竹藪の先は沢で確かに向こうにコースが見えます。 ここはカムエク。日高山脈。 熊も居るのに。 ホントバカです。 また竹藪を漕いで戻り、来たコースを戻り元のコースへ。 よく見るとここも左側にピンテが。 ここも間違えている人が多いみたいです。 予定時刻をだいぶ過ぎてしまいました。 これはヘッデン覚悟です。 沢を歩けるのだろうか? 心配でした。 しかし今のヘッデンは明るくて、沢の中まではっきりと見えました。 途中スライドした方達に追いつき、その後を。 テン泊と言っていたので同じ場所かなぁと。 んっ❗️軌道を確認すると少し八ノ沢出合を過ぎているではありませんか⁉️ 八ノ沢出合のテン場は沢から少し入った森の中にあります。 時刻は21時前。 もう皆さん就寝の時間を過ぎています。 真っ暗です。 軌道を確認しながら少し戻るとありました。 私達のテントが。 ほっとしました。 もうそのまま就寝しました😴 次の朝、起きて沢に行くとテントのお向かいさんが。 このお向かいさんは昨日私達と抜きつ抜かれつだったのです。 私達が余りに遅いので相当心配して頂いたらしく、しばらくライトを着けてテン場を知らせてくれていたそうです。 そして、前日に私達に出発時間を聞いてきた2人組の方達も心配して頂いたそうです。 朝からこの2グループの方々にご心配をおかけしましたと深々と頭を下げて、テントのお向かいさんと一緒に朝食を摂りました。 聞くとこの方達も同じ所で間違えたそうです。 テン場を撤収してまた沢を歩いて戻ります。 たまたま2グループの方々と一緒に撤収も終わり、色々なお話をして帰りました。 ガイドの資格を有する方。 百名山達成して、二百名山も結構踏破している方。 皆さん口々におっしゃってました。 「カムエクは違う。この山を登れたらどんな山にも登れる」と。 駐車場に着き、この方々と最後の挨拶をして解散しました。 と、この後温泉に行くとそこにはまたテントのお向かいさんが。 またまた山談義が続いてしまいました😅 連絡先を交換して、今度また一緒に山を登りましょうとお別れをしました。 いい出会いが出来ました😊 今回私はこの失敗、経験を活かして、安全に登山を続いて行く所存です。 この失敗がまた一つ、山のスキルをアップしたと思います。 カムエク。 カムエク登山は、山の技術を最大限に使う登山です‼️ 日高山脈は凄く良かった‼️ 今回のアクシデントを含めていい経験が出来た山となりました‼️ また行くぜ‼️カムエクへ‼️ 最後に私からこれからカムエク登頂を考えている方にアドバイスです。 1. カムエクに行くのは過去に登頂された方と行く事をお勧めします。 2. 健脚の方は日帰りでも可能ですが、私はお勧めしません。2泊3日がベストだと思います。(最低1泊2日) 3. 沢歩きは沢たびで十分だと思います。(個人的には) 以上です。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。