活動データ
タイム
18:17
距離
42.9km
のぼり
3205m
くだり
3206m
活動詳細
すべて見る幌尻岳に行ってきました! この山へのアプローチはいくつかありますが、我が家が選んだのは新冠陽希コース。 新冠の街からイドンナップ山荘まで約2時間、40kmの林道を車で走りその後約17kmを歩いて新冠ポロシリ山荘まで行かなければなりません。 こんな距離を歩いたことはありませんからとても不安でした。が!百名山を目指している以上、いつかは登らなければならない山です!頑張るぞ💪 今まで行った北海道の山は飛行機での移動でしたが、今回は長い林道対策でフェリーで自走作戦を決行! 千葉から八戸まで途中仮眠を入れたとは言え約9時間。一人で走り抜いたダンナ様には感謝しかありませんが、乗り込んだフェリーにはお風呂もありまして、平日と言うこともあってか割と空いてて予約した2等室は貸切♪苫小牧までの約8時間をゆっくりのんびり過ごしました。 北海道上陸後は新冠の道の駅に移動して車中泊。 翌朝、準備をしてイドンナップ山荘に向かいます。 前情報によりますと、この林道が悪路であるとのこと。それ故に今回は私の愛車が出動になった訳ですが走ってみた感想は皇海山の栗原川林道や美濃戸口の林道よりは走りやすい感じでした。 とは言え、油断してると穴ボコやコブがあったりするので気は抜けません💦 何とかイドンナップ山荘に到着し、ここからいよいよ幌尻山荘までの林道歩きが始まりますが、これがまたキツい! 長い上に物凄い虫の数!虫除けスプレーなんて全く効きません。😢 休憩ポイントもありませんが、立ち止まるとアブにたかられるので歩き続けないと痛い痛い😭 やっとのことで山荘に到着してこの日は終了。 まだ陽は高いので外で休もうかと思いましたが、ここでもアブに襲われる始末でした💧 山荘の中では、やはり百名山を目指している方々とご一緒でして、明日登るこの山で100座完了!という方や明後日のトムラウシで100座完了!という方々と山談義に花が咲いてしまいました♪ あまり小屋泊とかはしたことがありませんが、こう言うのも楽しいものですね😊 話は尽きなかったのですが、翌日の登山のために早めに休みました。 翌日、いよいよ山頂に向けて出発しますが、コロナの影響で3年振りの登山道解禁で、整備はされていますがとても時間がかかるそうです。 まだ暗い3時から歩き始めますが、この時間はクマ🐻との遭遇が高そうで、とっても怖いです💦 出だしの笹ヤブでガサガサっ!と音がした時は本当に怖かった。結局姿は見えず正体は分からず終いでしたが、その後は音もしなくなったので先に進みましたが、これがまた酷い笹ヤブ! 酷いとは聞いていましたが、予想以上の酷さ! 人の背丈ほどに伸びた笹で、前も下も見えず💦 笹を掴みながらの藪こぎでかなりの急登を登って行きます。風も全く抜けず、暑いのなんのって! 中間点を過ぎ、水場を超えて行くと今度は岩場が登場…💦グッと堪えて登って行くとそこにはお花畑が広がっていました~👋😆🎶✨ 写真を撮りながら、ゆっくり登ると額平川コースとの分岐に到着。ここからあと少しで山頂なのに足が進まない💦ちょっとばかり休憩してから山頂へ! いやはや、本当に大変な道のりでした💦 しばしの休憩をした後、下山を開始しましたがこれがまた刈られた笹で滑る滑る💦 お昼前には山荘まで戻って来れて頑張ればその日のうちに街まで戻れそうな感じもしましたが、無理はせずにもう1泊することにしました。 翌朝、また暗いうちからだとクマに遭遇しそうだけど陽が登ると暑くてたまらん!しかもまたアブとの戦いになるので暑いけどレインのズボンだけ履いて歩き出しました。1泊したとは言え、さすがに17kmの林道歩きは応えました💦 何とか歩ききり、新冠のレコードの湯で汗を流して またフェリーで帰って来ました。 長い休みだった割には1座しか登れなかった情けなさもありますが、私たちにはそれほど大変だった価値のある山とも言える訳で💦 本当に大変だったけど、印象に残る楽しい山旅でした♪
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