ついに歩けた白峰三山！⛰️🚶

7/22-24までの２泊３日で白峰三山を縦走してきました。 長らく目標にしてたので、やっと行けたという感想です。 ルートは、初日は広河原から白根御池小屋を通り草スベリを登って北岳肩の小屋を通り、北岳を登頂して北岳山荘まで。 ２日目は、北岳山荘から間ノ岳、農鳥岳、広河内岳を登って大門沢下降点から大門沢小屋まで。 ３日目は、大門沢小屋から奈良田まで下山しました。 標高差が大きく体力的にも大変な行程でしたが、目の前に広がる景色が素晴らしくやって正解でした。 ルート詳細入れておきます。 ●　広河原～白根御池小屋 連休初日の一番バスやタクシーで来た人たちでごった返す広河原も30分ほど歩いたところの分岐点で人が分散して快適に歩けるようになります。 道は広くて歩きやすいのですが、初っぱなから急登に次ぐ急登が続きなかなか体力を奪いにきます。 白根御池小屋まで700m程度の登りですが、なかなかの厳しさです。 ●　白根御池小屋～草スベリ～北岳肩の小屋 白根御池小屋までもかなりの急登の連続ですが、ここからが本番です。特に草スベリの前半はザレの急斜面が途切れることなく続きます。後半は斜度が少し緩くはなりますが登り坂は途切れることはありません。 小太郎山との分岐点まで来ると森林限界を越えて稜線歩きとなります。北岳肩の小屋までは快適で比較的緩やかな稜線歩きとなります。 ●　北岳肩の小屋～北岳山頂～北岳山荘 北岳肩の小屋を過ぎてから北岳山頂までは最後の一息です。足元に大きな岩が転がりはじめているので足元に注意して歩きます。 登りきれば日本第二位の標高を誇る北岳山頂です！ 北岳山頂から北岳山荘までは200mほどの下りとなります。こちら側は肩の小屋側より急な場所や足元の悪い場所が続きます。八本歯のコルからの道と合流すると稜線上の道と稜線東側の少し下の道に分岐して平行します。この辺から緩やかになり、まもなく北岳山荘に到着します。 ●　北岳山荘～間ノ岳 北岳山荘から間ノ岳の間は稜線道で中白根山以外のギザギザしたピークは巻きながら登って下りて登っていきます。 それほど厳しい登りはありませんが、3,000mの稜線なので、足元は大きな石や岩が多くやはり注意が必要です。 特にこれといって危険な場所や困難な場所はないです。 自分は出来る限りの早発をして間ノ岳でご来光を見ることができました。 余談ですが、ここで引き返してしまう人が多いみたいですが、個人的にはもったいないと思います。 ●　間ノ岳～農鳥岳 間ノ岳から農鳥岳へは一度農鳥小屋へ300mほど下りてからの200m登り返しとなります。 間ノ岳から農鳥小屋まではほぼずっと急な下りが続きます。足場も大きめな石が転がりザレの場所もあり浮き石もあるので転倒に注意です。 農鳥小屋から農鳥岳へは始めは直登の厳しい道が続きますが20分ほどすると斜面を巻きながらの緩やかな道に変わります。 登りきって上が開けると西農鳥岳です。ここの方が農鳥岳より標高が高いです。 西農鳥岳から農鳥岳は少し標高を落としてからの登り返しになりますが、これがなかなかキツイ… 30分ほどで農鳥岳に到着します。 農鳥岳の方が西農鳥岳より視界が広いです。 ●　農鳥岳～大門沢下降点～広河内岳～大門沢下降点 農鳥岳から大門沢下降点までは今までと違いやや緩やかで歩きやすい道となります。40分ほどで大門沢下降点です。 農鳥岳まで来た人たちも大体はここで下りるのですが、往復1時間程度で白峰南嶺の広河内岳へ行けるのでせっかくなので足を伸ばします。 大門沢下降点から広河内岳までは緩やかな登り下りを何回か繰り返して30分ほどで到着します。ここからはずっと右側に見えてた塩見岳が間近に見えます。さらに先の白峰南嶺や南アルプス南部がよく見えるのでしょうけどあいにく雲が上がってきてしまいました。 ●　大門沢下降点から大門沢小屋 みんなキツイキツイ言ってますが、ハッキリ言ってキツイです。ただ、大門沢下降点から大門沢小屋までは序盤のザレ道と樹林帯に入ってからの道の傾斜がキツイという程度でまだ大門沢ルートの本番ではありません。 自分と同じように北岳山荘から大門沢小屋に行く人はここまでにかなり消耗してると思いますので足元には本当に注意です。 自分は転倒はしていませんが時々ふらつき気味で危なっかしかったと思います。 ●　大門沢小屋から奈良田 ここからが実は大門沢ルートの核心部です。まだ標高を1,000mくらい落とします。 いきなりの沢徒渉のための怪しげな丸太橋（湿っている）、崩れた場所を渡るためのパイプ橋、飛び石気味の徒渉、立派な橋は立入禁止でとてもじゃないけど徒渉困難な川など、スリル満載でした。 それでは詳しくは写真でどうぞ