三嶺/山犬・チビのこと

2021.07.23(金) 日帰り

活動データ

タイム

05:59

距離

9.4km

上り

1082m

下り

1082m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 59
休憩時間
1 時間 6
距離
9.4 km
上り / 下り
1082 / 1082 m
3
1 39
1 13
9
41
57

活動詳細

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連休の中日、三嶺へ行きました! 混むのは分かっていたので、朝早起きしたつもりでしたが…名頃はやっぱり満車。ぎりぎり空き地スペースに停めましたが、やはり前泊するほうがよかったか😅 霧雨でスタートして、山頂では少し青空も見えて、爽やかな山歩きでした。 さて、私のYAMAP史上、とんでもない長文となりますが笑、三嶺の思い出を書きたいと思います。 三嶺。徳島側ではみうねと呼び、高知側ではさんれいと呼ぶ、高知で最も高い山。私はみうねと呼びます。 三嶺に初めて登ったのは、約15年前、私が高校生だったときです。どの登山口から登ったのかももはや覚えてません。登山部のみんなと訪れた三嶺の思い出は二つあって、一つ目は、とにかく単調でキツい登りだったこと。急登で足が全く進まなくて、私は三嶺をキツい山と記憶しました。二つ目の思い出は、突如現れた白い犬のことです🐕 三嶺の登り、息を切らして足を止めていたとき。後ろからハアハアと息づかいが聞こえたと思ったら、白い動物が走って私たちをものすごいスピードで追い抜いていきました。急坂で、いきなり人間以外のものが登場したわけです。一瞬わけが分からず、とにかく驚きましたし、猪かと思いました。 皆で目を丸くしていたら、顧問の先生や部員が「え、今の犬だった?」「もしかして駐車場にいたやつ?」と言いました。そう言われてみると、たしかに後ろ姿に尻尾があった。駐車場に、つながれていない白い犬がいた。ああ、今のは犬だったのか。 ほっとしたときには、もう犬は駆けて行って姿もありませんでした。まるでもののけ姫に出てくる山犬そのもの。(ちなみに大きさは秋田犬くらいあったのです。でかかった!) どうにかこうにか山頂に着くと、白い犬もいました。私たち以外にも数組いたと思います、犬は登山客のあいだを自由に歩いて楽しんでいるように見えました。私は持っていたインスタントカメラで、この犬や部員の写真を撮りました📷 こうして高校生だった私の三嶺の思い出は、急登、白い不思議な犬のふたつになったわけです。 それから約14,15年。剣山に行くことはあっても、三嶺はキツいという思い出が残っていて、足が向くことはありませんでした。白い山犬のことは何度か思い出したけど、不思議な犬だったな、麓で飼われている犬だったんだろうな、と思うくらいでした。 それが突然、思わぬかたちで私はこの犬と再会します。 昨年頃、イラストが可愛くて手に取った本『それいけ避難小屋』、この本の最後に紹介されていたのは三嶺ヒュッテ。本の中で、四国から唯一登場する小屋です。 イラストのなかに、白い犬はいました。『三嶺のお父さん案内犬チビ 会いたかったな』という言葉とともに。 私の中で疑問がいっぱいわきました。 え???確かに三嶺に登った時白い犬がいたけど…、チビという名前だった?シロやモロではなくて?案内犬?あの犬は案内犬として有名だったのか? …などなど。 私はインターネットで、「三嶺 チビ」で検索してみました。高校生のときはガラケーがあったとはいえ、今みたいにわからない単語を検索する習慣はありませんでした。 すると、チビのことが山行記録とともに出てくる、出てくる。 チビはそんなにも登っていたのか。ていうかあんなに大きくて、本名はチビだったのか!(笑) 高校生のとき、たまたま現れた犬くらいにしか思っていなかった。そりゃそうか、私は三嶺にたった一度しか行かなかったんだから。 十数年も経ってから、一冊の本により、私は高校生のときの山行と、チビの存在を繋げられたわけです。 今回、三嶺ヒュッテに入り、チビの写真を見ました。写真を見て、懐かしいのと、たくさんの人に愛された犬だったとわかって、嬉しくなりました。しかも亡くなったのは2013/7/23と書いてあり、これまた驚きました。 約15年前、たぶんチビといたのは数十分もなかったくらいだったと思うけど、ひもでつながれず、なんとも自由に山を登る、かっこいい犬でした。 2021年7月23日。 名頃の登山口から歩いた。たぶん、高校生のときに歩いたルートとは違うルートだったように思う。そのためか、へばらずに(笑)楽しくて懐かしい山歩きとなりました⛰

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