強風小雨の九重縦走　久住山・天狗ヶ城・中岳・稲星山・白口岳

昨日の由布岳登山に続き、カマキリ-Kと九重縦走を実施した。 登山口で小雨が降っていたが、気づかないふりをして登山開始。 昨日同様、標高が高いと風が強い。 雨も少し降っている。 小笠原諸島に近づいている台風の影響だろう。 今回はレインコートを持ってきていない。 きちんと手入れしていなかったのもあり、着ても水がしみてくるのだ。着るのも億劫だし、びしょ濡れになっても良いと思っていた。 案の定、中岳付近で全身びしょ濡れになった。 ブーツの中にも浸水してきた。 もちろん心地良くはないが、楽しいだけが登山ではない。人生と同じ。 障害を乗り越えて縦走を完了することでこそ達成感を得ることができる。 びしょ濡れ縦走をしていると、4年前の北アルプス縦走を思い出す。標高の高い山はどうしても雨の日が多い。だが、それも山の顔なのだ。 下山後は、九重町の「せせらぎ温泉」に入った。 びしょ濡れ縦走後の温泉は非常に快適だ。 山に面した露天風呂があり自然と一体になった感じがして非常に心地良かった。 ＊下山後に、隣に止めてあったキャンピングカーに乗った70歳ほどの爺さんと会話した。 爺さんは熊本出身で、キャンピングカーで北海道から鹿児島まで百名山を登り歩いておられるのだそう。もうすでに、87座登ったとのこと。