Rock Towns Summer 🎸🎶(な、訳ない六谷山/ろくたんやま)

2021.07.23(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 32
休憩時間
1 時間 12
距離
4.2 km
のぼり / くだり
477 / 478 m
1 38
1 9
1 21

活動詳細

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六谷山(ろくたんやま)は岐阜県に有る一等三角点の山としては最北端に位置し、富山県との県境にある1,398メートルの低山である。 山頂から望む岐阜県側の茂住谷(もずみだに)、富山県側は東から弥谷、カヤ原谷、キヤク谷、クスリ谷、大池谷の合わせて六つの谷が山名の由来となった。🤔 「六」と言う数字の持つ意味には、「沢山の」という意味も込められているようで、実際は名もなきの谷の数を含めれば六つでは収まらない。また、「険しい谷が沢山存在する山」は国境(くにざかい)を形成し、二つの土地を別けた峠には、神仏を祀る条件が備わる。街道沿いや峠で見かける六地蔵観音も、案外この山名の由来のではないかと考えたくなる。🙄 古来より北陸との境を別けたこの場所は、ある時代には閉ざされ、またある時代には人々の往来が有った茂住峠(もずみとうげ)に、六道(ろくどう/りくどう)の精神が山名に込められても不思議ではない。🥸 六道とは生きているときの善悪の行ないで、地獄道、畜生道、餓鬼道、修羅道、人間道、天道の世界を輪廻転生すると言うもの。そして、それぞれの世界には地蔵菩薩がいるのだそうだ。 地獄道の檀陀(だんだ)地蔵、畜生道の宝院(ほういん)地蔵、餓鬼道の宝珠(ほうじゅ)地蔵、修羅道の持地(じじ)地蔵、人間道の除蓋障(じょがいしょう)地蔵、天道の日光(にっこう)地蔵が一般的な六地蔵の姿なのだという。 🙏そして、この奥深い山々の地域に六道を重ね合わせたものが存在しなかったか、興味深いところである。 六谷山から望む谷の名前にも、その由来に奥深いものを感じざるを得ないものがある。例えば、キヤク谷のきやくは羈軛とも取れる。これは牛馬をつなぎとめる道具で、転じて自由を制限することを意味するそうだ。 また、クスリ谷は「富山の薬売り」を連想させるものであるが、江戸中期の国語学者・谷川士清(たにがわことすが/三重県津市)の著書「日本書記通證」では、『薬は久須利(くすり)とよむ、奇験(霊妙)をもって名を得た「奇し(くすし)」らしいが、また一説には「草作(くさす)」の意味もある。』と紹介している。人知を超越した超能力を持つことと、草を煎る(草作)ことの2つの語源を見出している。🤔クスリ谷に関しては崩れ谷が変化したものなのかも知れないが、谷の名前の由来一つ取っても、歴史と文化の奥深さを感じる。 本日は岐阜県と富山県の境にある六谷山を、茂住峠から登ることとした。茂住峠は、既に1,000メートルを超える場所にあり、六谷山の1,398メートルから換算すれば然程の登りではない。😅 しかしながら、茂住峠までの車でのダート道は険しく、車高の低い車で何度も車の腹やフェンダーを擦りながらのヒヤヒヤドライブとなりました。😱 今回、ミチクサさんが山友さんと蝶ヶ岳~常念岳のテン泊を楽しむそうなので、単独スニーキングの予定で臨むつもりでした。😌 しかし、何故かミチクサさんは前日に日帰りでご帰還(ナンデ?)。聞けば、雷雨の恐れが有ると言うので、蝶ヶ岳〜常念岳のテン泊は断念し、陣馬形山へ計画変更をしたそうだ。ところがドスコイ!陣馬形山はテント場の予約が必要で、当日の「満員御礼」からのキャンセル待ちで車中にて、終日を過ごしたらしい(そりゃ、この時期誰もキャンセルせんだろ~っ!)。結局、テント場は空きが無いまま、登山は諦めて帰ってきたのだそうだ(なんじゃ、そりゃ!)。😝 そして、登山が出来なかった事のフラストレーションが溜まっていたそうなので、已むを得ず、不人気山ハイキングコース/Rock Towns Summer Tourの飛び入り参加となった。😓

六谷山 スーパーカミオカンデの坑道入り口にあたる岐阜県飛騨市神岡町東茂住から車で林道へ進入します。「車両通行止」とありますが、恐らく冬季閉鎖のための案内と思われる。☃
スーパーカミオカンデの坑道入り口にあたる岐阜県飛騨市神岡町東茂住から車で林道へ進入します。「車両通行止」とありますが、恐らく冬季閉鎖のための案内と思われる。☃
六谷山 「ノーベルの散歩道」と呼ばれる舗装路から直ぐにダートコースに突入。登山口までかなり険しい凸凹道(酷道)を行きました。😱
「ノーベルの散歩道」と呼ばれる舗装路から直ぐにダートコースに突入。登山口までかなり険しい凸凹道(酷道)を行きました。😱
六谷山 車の腹やフェンダーを擦りながら、何とか登山口まで到着。😅
車の腹やフェンダーを擦りながら、何とか登山口まで到着。😅
六谷山 本日もノンビリとミチクサスタートです。🐛………
本日もノンビリとミチクサスタートです。🐛………
六谷山 登り口に有る石仏😁左が地蔵菩薩で右は観音菩薩のようだ。右端の池田コロの石碑が謎だ…。
登り口に有る石仏😁左が地蔵菩薩で右は観音菩薩のようだ。右端の池田コロの石碑が謎だ…。
六谷山 ホツツジ😊
ホツツジ😊
六谷山 アカメカシワ🙄
アカメカシワ🙄
六谷山 中部電力の作業路となっていて、登山道は確り有ります👍
中部電力の作業路となっていて、登山道は確り有ります👍
六谷山 エゾハルゼミ😁
エゾハルゼミ😁
六谷山 ブナが実を付けていました。🤔
ブナが実を付けていました。🤔
六谷山 程なく、稜線へ😊今日は少し雲が多いようです。遠くの名山は見ることが出来ませんでしたが、眺望が良ければ富山平野、剣、立山、薬師、黒部五郎、笠そして御嶽が望めるようです。
程なく、稜線へ😊今日は少し雲が多いようです。遠くの名山は見ることが出来ませんでしたが、眺望が良ければ富山平野、剣、立山、薬師、黒部五郎、笠そして御嶽が望めるようです。
六谷山 明るく気持ちの良い稜線歩きです。😄
明るく気持ちの良い稜線歩きです。😄
六谷山 マイコアカネ(♀)
マイコアカネ(♀)
六谷山 オス(♂)は真っ赤ですが、カメラには収まって貰えませんでした😭
オス(♂)は真っ赤ですが、カメラには収まって貰えませんでした😭
六谷山 間もなく山頂に到着👍一等三角点です。
間もなく山頂に到着👍一等三角点です。
六谷山 暫く行くと、中部電力の反射板が有ります🙄
暫く行くと、中部電力の反射板が有ります🙄
六谷山 刈り込んであり、見晴らしも良いので、ココでランチにしました🍴
刈り込んであり、見晴らしも良いので、ココでランチにしました🍴
六谷山 昼食を終え下山しま〜す😅
途中のテングノコヅチ🤔
「ツルリンドウ」とそっくりな変種で、近年ツルリンドウと分けられたそうです。
準絶滅危惧となっているようですが、「ツルリンドウ」と区別されていなかったため意外と広範囲に分布しているのではないかとも言われています。😝
昼食を終え下山しま〜す😅 途中のテングノコヅチ🤔 「ツルリンドウ」とそっくりな変種で、近年ツルリンドウと分けられたそうです。 準絶滅危惧となっているようですが、「ツルリンドウ」と区別されていなかったため意外と広範囲に分布しているのではないかとも言われています。😝
六谷山 マイヅルソウ🦩
マイヅルソウ🦩
六谷山 ノリウツギ🕵️
ノリウツギ🕵️
六谷山 ノリナガラ…💘😱
ノリナガラ…💘😱
六谷山 ミチクサタ~イム!!!
ココはミチクサしても渋滞の心配はありませんので、ご存分にどうぞ☝️
ミチクサタ~イム!!! ココはミチクサしても渋滞の心配はありませんので、ご存分にどうぞ☝️
六谷山 稜線を渡る風が心地良い👍
稜線を渡る風が心地良い👍
六谷山 先程まで居た反射板と山頂近く😊
先程まで居た反射板と山頂近く😊
六谷山 蝶ヶ岳の稜線歩きとは行きませんが、少しは憂さ晴らしになったかな?😅
蝶ヶ岳の稜線歩きとは行きませんが、少しは憂さ晴らしになったかな?😅
六谷山 オオカメノキの実😊
オオカメノキの実😊
六谷山 イワカガミは花期が終わっています😭
イワカガミは花期が終わっています😭
六谷山 稜線まではほぼ直登なので、程なくの下山です。👍
稜線まではほぼ直登なので、程なくの下山です。👍
六谷山 無事に下山しました~っ!😅
無事に下山しました~っ!😅
六谷山 峠で帰り支度をしていると、富山県側から車が上がってくる音が…。木材を積んだ大型トラックが通っていきました。😱
峠で帰り支度をしていると、富山県側から車が上がってくる音が…。木材を積んだ大型トラックが通っていきました。😱
六谷山 車でも無事に下山。最後まで気が抜けないドライブとなりました。15インチタイヤの普通車では少し厳しいダートコースです。18インチ以上のRV車なら問題無さそうですが、石と泥はねで車が傷つく恐れがありますので、それなりの覚悟は必要です。本日もお疲れSUMMER~っ!🙋
車でも無事に下山。最後まで気が抜けないドライブとなりました。15インチタイヤの普通車では少し厳しいダートコースです。18インチ以上のRV車なら問題無さそうですが、石と泥はねで車が傷つく恐れがありますので、それなりの覚悟は必要です。本日もお疲れSUMMER~っ!🙋

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