活動データ
タイム
18:06
距離
23.4km
のぼり
1594m
くだり
2198m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る行ってきました八ヶ岳。初めての信州、日本アルプスです。 * 1日目: 移動して麦草峠着 → 青苔荘 * 2日目: 青苔荘 → ニュウ → 東天狗岳 → 硫黄岳 → 硫黄岳山荘 * 3日目: 硫黄岳山荘 → 横岳 → 赤岳 → 文三郎道 ~ 美濃戸口 麦草峠まではアルピコ交通さんのバスで一気に2000メートルほどまで高度を上げますので、ゴール地点が美濃戸口なためトータルで見ると登りより下りが多い行程になっています。 全体の感想としては……スケールが大きすぎる!景色がどこを切り取っても良すぎて写真を撮り過ぎる!です笑 1,000枚近く撮ってましたが減らしに減らして250枚くらいYAMAPにアップしておきます……。 青苔荘さんはお名前のとおりコケへの愛を感じられる楽しい山小屋でした。 山のものをふんだんに使ったご飯とてもおいしかったです。特にキノコのお味噌汁の味が格別でした。山菜のちょっとしたものも絶品です。 青苔荘さんからはニュウを経由して東天狗岳、硫黄岳へ。 なんだか先週のくじゅう連山でも硫黄のついた山を見てきましたが火山つながりですしねー。 北八ヶ岳の森はコケの天国のようでした。大きな岩に根をはったオオシラビソの木々の根元から岩までびっしり大量のコケが青々としてとてもきれいです。特に朝日の差し込んだ様子は印象深いです。 ニュウから見えた富士山、西日本出身者としては富士山になじみが薄い分だけインパクトがかなり強かったです。富士山は午前中であれば2日目3日目とよく見えたので、ちょこちょこ写真に写り込んできてました。 稜線に出てからは「これが登山か……」とよくわからない感慨にふけってしまいました。いや普段の摩耶山六甲山も好きですけどものすごい味付けの違いだなと。。 よく登山雑誌やテレビで目に耳にするあの山々が見渡す限り広がっていました。山座同定のアプリを何度起動したことでしょう!御嶽山やその向こうの名だたる北アルプスの山々が勢揃いしていました。いつかは向こうの山から八ヶ岳の方を見たいなと思います。 また、「硫黄岳爆裂火口」は字面の格好良さと語感の良さで興味がありましたが、実際に目の前にしたスケールはなかなかです。よくこんな大きさで……。 お昼に着いた硫黄岳山荘さんでは存分にのんびりさせていただきました。ご飯がまあおいしいこと。お弁当もめちゃおいしかたです。あとは「日本酒はかり売り」の素晴らしさ!一合くらいを超良心価格で存分に楽しめます。うっかり飲み過ぎちゃいますが、翌日もあるので要注意ですね~。 また今回も深夜に星空の写真を撮影してきました。さすが2,600メートル超の環境、すばらしく星が見えます。気温も10度程度あり、そんなに着込まなくても大丈夫でした。風は強いので防風してれば平気です。 稜線沿いは荒涼とした岩岩した土地ですが、コマクサなど花をつけた高山直物を多く見ることができました。茶色な地面の上に赤ピンクのコマクサが映えますねー……ってめっちゃ咲いてました。辺り一面コマクサのお花畑という状態。良いもの見れました~。 最終日の3日目が核心部となる横岳の切れ落ちたトラバースと赤岳の岩場。 横岳の高度感のあるトラバースも確かに怖さはあるんですが、割と足場もしっかりあって人も多く通っているのでそんなに恐ろしさを感じないんですよね。 個人的にはそれよりも赤岳の急斜面(自分にはほぼ壁)が怖かったです。ゆっくり落ち着いて登ればなんと言うことはないんですけど、人気の山だけあって人がたいへん多く、「もし自分が落石させてしまって下の人に当たったらどうしよう……」「とはいえ早く行かないと邪魔だよね……」という緊張感がすごかったです。冷静に考えると斜度もそんなに無い気がしますし、ポロポロちょっと危ない岩質ですけど確かめれば大丈夫なので、そこまで怖くないんですけどね。。怖いと言うより苦手なのかもです。 写真を見返してみると、赤岳にアプローチから登頂までほとんど写真がないのでほんとに必死で登ってたんだと思います笑 ヘルメットしての登山も初でした。せっかくなのでまたヘルメット使いたい気もしますが、使わないで済む安全なところもやっぱり良いなと今は思っています……。 赤岳山頂からは美濃戸口まで文三郎道を通って下り1,400メートル!下げた高度もですけど距離も長い! 文三郎道も山頂付近はかなり急な岩場なので、ときおり上から「ラーク」と声が上がっていました。ここもヘルメット有った方が安心できそうです。その後はMAMMUTさんの階段をたくさん降りて、また森に入って沢沿いをひたすら下山しました。これ上がってくる人たち大変そう。 そういえば森でも稜線でも山頂でもアブがすごくてなんとかしたいなと……。虫除けスプレーやハッカ油スプレー程度では無力でした。。なにか調べときます。 振り返り(反省)としては、どうもストック使用のタイミングをはかるのがうまくないので、事前に地図なりで目印付けとこうかなと思いました。その場で地図を見て坂道が続くようなのでストック出してみたものの使えないほどの急斜面だったり、逆にストックをしまった途端にストック使うのに良い具合の坂道だったり……。慣れた摩耶山六甲山ばかり登っているので初めての道初めての局面での判断が鈍いんでしょうかねー。地図読みと事前の準備で工夫してみます。 最後に、帰りにJRが大雨で3時間くらい止まって倍以上の時間をかけて帰りました……。山登りより長い。。。 これもまた良い思い出になるでしょう……。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。