鹿島槍ヶ岳@冷池テント泊

今シーズン初のテント泊に行ってきました。 扇沢〜種池山荘をつなぐ柏原新道は整備がきちんとされており、とても歩きやすかったです。 テント泊装備でとジャスト3時間でした。 1100mくらい登るのですが、サクサク登れたのは整備されているおかげですね。 種池山荘周辺はバイケイソウが綺麗に咲いています。こんなに咲いているのは初めてみました！ 爺ヶ岳から、立山や鹿島槍がよく見え景色抜群です。危険箇所もなく初心者でも登りやすいと思います。 南峰は巻道がなく直登。中峰は巻道あり。 北峰は登ることができず。 中峰からみる南峰がとてもいい形をしています。 冷池山荘までは基本的に降りですが若干登りあり。 山荘ではラーメン(1000円)を頂きました。 塩分が体に染みます。 お水も購入したのですが、在庫処分？でいろはすの2Lペットボトルを400円で購入することができました。 ラッキー 2Lの水を追加した状態での山荘〜テント場までの登り10分がしんどい！！！ 今日イチしんどい場所でした。 テント場は斜めっている所が多く、張る場所が難しかったです。多少は許容。 その後、水を持って鹿島槍ヶ岳山頂へアタック。 この判断が後々の間違いに繋がりました。 鹿島槍山頂はガスガスで湿っぽいガスな感じでした。 下山しようかと話していた時に、小雨の雨がポツポツと。 急いで下山を開始。 布引山につく頃には本降りになり、びちょびちょに。 レインウェアをテント場に置いてきたことを激しく後悔。二度と忘れないように！ 布引山を越えたとき、ピカッと雷⚡が。 後方からバリバリバリ！という音と共に。 あ、これは死んだ、そう思った瞬間でした。 時折、身を伏せながら稜線から出るべくダッシュ。疲れた、寒い、靴が濡れる、そんなことはどうでもよく、1秒でも早く前へ。 段々と近づいてくる雷の音。 本当に怖かった。仲間がいなかったら泣きながら走っていたかも。 15分遅かったら真上に雷が来ていた、そんな緊張感でした。 今回はギリギリ稜線を抜けることができ、本当に運が良かったです。 山頂まで行かずに布引山で引き返すべきだったと反省。もしくは、布引山にも行くべきではなかった。 時間管理、天候確認、持ち物、反省点が多くあります。 山での雷は怖いと聞いてはいましたが、実際に体験すると怖いどころではなく、死を意識します。二度と体験したくないです。 雷雲が過ぎたあとは夕日を見ることができましたし、翌朝はまた快晴。 爺ヶ岳に戻りながら絶景を堪能。 反省点もありながら、楽しい山行でした。 仲間たちに感謝