活動データ
タイム
16:32
距離
22.8km
のぼり
2179m
くだり
2178m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る以前、大雨のために計画を中断したままになっていた「金泉寺の山小屋泊」。 夏は基本的に暑さと虫が嫌いで縦走はやらないのですが、仕事の休みが平日の部署に移ってからは連休がなかなか取れないため、この4連休を利用して行ってきました。 スクーターに荷物をたくさん積み込んで、初日は黒木にある黒木民宿キャンプ場(黒木さわがにキャンプ場)に前のりします。 祝日や土日は人気があってなかなか予約が取れないみたいですが、この日は平日なので家族連れが数張り程度でした。 すぐ脇を小川が流れており、子供たちの水遊びには最適な場所です。 キャンプ場に着いたら、まず先に温泉へ。 車で10分ほど大村方面へ下ったところの左側に「かやぜの湯」があります。 (キャンプ場で割引券が貰えます) そこから数百メートルキャンプ場に戻ったところには小さなスーパーがあり、そこでお酒や簡単な食材を入手することができます。 この日のメインディッシュは豚の角煮。 めっちゃ美味しく作ることができました。 鍋やらステーキやらをたらふく食って、焚き火にあたりながらお酒を呑んで、ひとりマッタリとしたひと時を過ごしました。 翌日はいよいよ岩屋越まで行ってから縦走を開始します。 このコースは、稜線に出てからも激しいアップダウンが続き、思うようにペースが上がりません。 暑さで汗が滝のように吹き出し、アブがまとわり付いて、イライラしながら歩きます。 でも、笹岳の少し先に無名の場所ですが、登山道から少し下りたところにオオキツネノカミソリの群生地があり、少し心が和みました。 それでもヘトヘトになりながら、ようやく山小屋に到着すると、なんと缶ビールが売っているではないですか。 一気に飲み干し、元気を取り戻すことができました。 翌朝は、宿泊者の皆さんが日の出を見に行くというので、私もご一緒させていただきました。 多良岳は頂上からの見晴らしが悪いので、どこから朝日を拝むのかなぁと思いながらついて行くと座禅岩でした。 ここからだと東方面は遮るものがなく広がっており、絶景です。 夏に朝日を拝むには、4時前に起床しないといけないのですが、早起きした甲斐はありました。 久しぶりにすばらしい朝日を拝むことができました。 山小屋の管理人さんもご一緒していただいたので、朝日を拝んだ後はイワタバコが咲いている場所や、隠れたマル秘スポットなどを案内していただき、とっても充実した早朝ツアーとなりました。 戻ってから山小屋で朝食を終えた後、山小屋で知り合った女性の方お一人と帰る地点が近かったこともあり、五家原岳経由で黒木までご一緒していただきました。 中岳から五家原岳の間は、ツクシシャクナゲの木が登山道脇にたくさんありました。 来年はシャクナゲが咲く季節に訪れたいものです。 下山道は沢を何度も渡渉しながら、沢から上ってくる冷気で、気持ち良く爽やかに縦走を締めくくることができました。 今回の山行は若い頃に旅していたユースホステルの良き思い出を彷彿させる登山となりました。 また訪れたいと思わせる山小屋でした。
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