活動データ
タイム
07:07
距離
15.8km
のぼり
1802m
くだり
1815m
活動詳細
すべて見る今回は南八ヶ岳! 美濃戸→赤岳鉱泉→硫黄岳→横岳→赤岳→中岳→阿弥陀岳→御小屋山→美濃戸へ戻ってくる周回コース! 天候に恵まれ、素晴らしい景色を見ることができた。 車は美濃戸、やまのこ村に駐車!確認もせずに行ったが8割程埋まっている感じで、空いているスペースに駐車し¥1,000を支払い、小屋内の水洗トイレをお借りした。 美濃戸口からは悪路だと聞いていたが、周りを見ると普通2WDも停まっている。かなりデコボコしていたが、慎重に走れば大丈夫なのかもしれない。ただ、悪天候で道がぬかるんでしまった時に昇ってこれるだろうか? 来る時は5:00前で、歩行者はまばらだったが、帰りの13:00頃は、歩いて美濃戸口まで降りる人が多く、丁度エスティマが降りていくので、すぐに乗り込み、後を付いて行った。 車で楽をしているかの様な気まずさもあるが、それより、ゆっくり走ってもどうしても巻き上げてしまう砂埃の方が気になってしまい、何台かで降りた方がより迷惑がかからないかと思いました。 美濃戸:やまのこ村~赤岳鉱泉~赤岩の頭 3つの山小屋がまとまっており、準備をしている人や歩き出している人たちが目に付く。 すぐに北沢と南沢の分岐だが、多くの人が南沢に進むようで北沢は静かである。 苔に覆われた森の中の林道をしばらく進むと、川沿いの登山道へと入る。 危ない場所はなく、歩きやすくわかりやすい道で、何度か川を右に左にと橋を越えて進むとやがてカラフルなテントが並ぶ赤岳鉱泉に出る。 途中、木々の間から遠くに見えていた岩場の稜線が、見上げる位置にある。 山小屋のベンチで小休止し、硫黄岳方面への道を隣の方に確認すると、お気を付けてと応じてくれた。 テント場を横切って進むのかと思ったら、赤岳鉱泉の正面玄関の前が分岐になっていた。確認して良かった。 ここからも特に変わったことのない一本道で、木々の間をぬって、高度を上げて行く。 一気に視界が開け、周りの景色を眺め終えてから現在地を確認するとオーレン方面との分岐、赤岩の頭と気づく。 赤岩の頭~硫黄岳:爆裂火口 硫黄岳までの道は、緩やかな斜面で、短いザレ場と岩場があるが、それを越えればだだっ広い頂上に到着する。ここまでは全く気にならなかったが、赤岩の頭を越え、硫黄岳への稜線に乗ったあたりで南からの風が強くなり、薄手のジャケットを羽織る。この後も場所により無風だったり、強風だったりということが赤岳展望荘あたりまで続いた。 石が積み上げられたケルンがいくつもあり、360°展望も最高。 今回の目的の1つである爆裂火口が東北側に大きく削れるように広がっている。頂上が広く穏やかに見えるのとは対照的に爆裂火口は、いきなり切り立った絶壁のようにえぐれており、その壁面はかなりの迫力がある。行き止まりとはなっていたが、火口に沿って100m程歩けるようになっていた。不思議だが、途中だけが強い風が吹き抜け、先端の方まで行くと風がなく、穏やかだった。 硫黄岳~硫黄岳山荘~台座ノ頭~横岳~赤岳天望荘~赤岳 硫黄岳から横岳方面への道は一度緩やかに下って、また緩やかに登る。所々に大き目の岩が点在し、岩に座って食事をされている方もいる。 硫黄岳山荘前を過ぎ、大同心を右手に見ながらさらに登っていくと、今度は左前方に富士山が見えてくる。そうするとすぐにノコギリの刃のような上り下りの岩場地帯に入る。 クサリに沿って横に渡ったり、上下に登り降りするため、気を付けて進みたい。また一人ずつ慎重に行くが、対向の人もいるので、譲り合いながらになるため時間もかかってしまう。 特に赤岳、阿弥陀岳の斜面でもそうだが、ザレた傾斜のある道では、落石に注意し、前の人ともある程度距離を保ち、詰め過ぎないように進みました。 岩場地帯を抜けると地蔵尾根と合流するため、人がかなり多くなる。 そして、赤岳天望荘まで来ると、赤岳が目前に迫り、最後の登りを残すだけとなる。 ザレて滑りやすい急斜面もジグザグに注意しながら登り終えると、赤岳頂上山荘に着く。 山荘からすぐのところに、朽ちかけてもう赤岳とは読めない頂上標が立っている赤岳山頂! 多くの人が代わる代わるに写真を撮っている。ゴツゴツとして広くない山頂だが、多くの人が頂上付近の岩に腰掛け休んでいる。自分もあちこちと一通り写真を撮り終え、一休み! 雲はあるが、かなり遠くまで見渡せる澄んだ空の一日! 赤岳~中岳~阿弥陀岳~御小屋山~美濃戸:やまのこ村 赤岳からは御嶽山と乗鞍岳、諏訪湖の方面に次に行く阿弥陀岳が立ち塞がっているかのように見える。 国土地理院の地図では阿弥陀岳まで道がまっすぐ伸びているが、実際は権現岳の方に一度降りてから、右に分岐して向かうようになっているようだ。 直接降りれないこともないようで、山頂にいた方に阿弥陀岳はここを降りて行くんですかね?と聞いてみたら、権現岳方面に回り込んで降りて行くことと、直接降りて行ったら死ぬよと教えていただいた。 美濃戸から赤岳へは、南沢を抜けて行者小屋経由の地蔵尾根を進むルートが人気だが、同じく行者小屋から最短ルートとなる文三郎尾根を登ってきた方々とは、ここですれ違うことになり、かなり渋滞している。 最短とはつまり、急峻な斜辺ということになるが、さらに岩場でクサリ、ロープが連続しており、また、団体さんも多い。互いに譲り合いながら下る。 権現岳への分岐と文三郎尾根の分岐を過ぎて、中岳まで登り返し、さらに鞍部の中岳のコルへとアップダウンを繰り替えす。 阿弥陀岳の先、御小屋尾根は美濃戸口もしくは舟山方面へ抜けてしまうため、阿弥陀岳は中岳のコルからピストンで登る人が多いのか、デポされたザックが20個程置いてある。 確かに本日最後にして、一番の難関的な感じがする。初めはザレた九十九折の斜面で、その先は長いクサリ場が頂上まで続いていたような印象しか残っていない。 休みながら、なんとか頂上までたどり着くと、赤岳とは打って変わって人は5人程。展望は遮るものがなく、360°絶景である。 いつもなら残りは下りだけと、安心しきってしまうところだが、今回は御小屋山から直接、美濃戸へ降りることができるという数少ない情報を元に、行ってみようかと思っていたので、休憩も短めにし、御小屋尾根を美濃戸口方面へ降りて行く。 これが結構急であり、ロープが設置されているザレた斜面で、気を付けていても、ズルズルっといってしまう。自分のシューズのソールが、もう体育館シューズ並に平なのもその理由だが、ちょっと下りにくい。 斜面を下り樹林帯に入ると、なだらかな林間の登山道となる。 阿弥陀岳から1時間ほどで美濃戸への分岐予定である御小屋山へと到着。 途中にも赤ペンキで塗られた「境界改メ」と年月日の記した杭のようなものが何本も立っているようなものがあったが、ここにもその境界改めと、赤テープ&ペンキが記してあり、聞いていた通り、尾根筋とは垂直になる北方面にずっと続いていた。踏み跡もあり、どちらかというと御小屋尾根の道よりも、かなり親切に目印となる赤テープ、ペンキが続いていたので、地図にない急な斜面だが、安心して降りて行くことができた。 沢の音がするところが南沢と聞いていたが、確かにかなり下から水の流れる音がする。 時間にして25分ほどで南沢の一般ルートと合流し、さらに5分で朝通過した柳側の北沢と南沢の分岐に出た。朝、暗かったので、赤岳山荘、美濃戸山荘、やまのこ村と写真を撮り終えてゴール! 充実の一日でした!
活動の装備
- サロモン(SALOMON)SPEEDCROSS 3
- シースリーフィット(C3fit)エレメントロングタイツ
- モンベル(mont-bell)ストレッチ ショートスパッツ
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)ストック
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)フリューイッドレースベストパック
- モンベル(mont-bell)フリーライドニッカ
- モンベル(mont-bell)バーサライト サイクルジャケット
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