活動データ
タイム
34:28
距離
42.1km
のぼり
4526m
くだり
3930m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る女性YouTuberが同じコースを歩いているのを見て、自分もやってみようかと思ったのが運の尽き。やはり20代と還暦近いおっさんとでは体力の差があり過ぎたようで、しんどい旅となりました。ただ3日間を通して天候には恵まれ、北アルプスの絶景を堪能することができました。 【1日目】 餓鬼岳 下山後の回収を考え、信濃常盤駅の市営駐車場(無料)に車を停めて夜中の3時に出発します。駅から白沢登山口までの6㎞が微妙に登っており、準備運動には十分すぎるほど。 登山口からはワイルドな登山道が続きますが、必要なところにはちゃんとロープや梯子があり、特に困難を感じるところはありませんでした。最終水場から大凪山までが結構な急登で、この日一番しんどい箇所でした。 それでも何とか餓鬼岳の頂に立つと、そこは360度の絶景が広がります。これが見たくて登ってきたのだと、しばし感慨にふけります。 餓鬼岳小屋ではこの日の宿泊客は私ともう一人の2人だけ。山に対する造詣がとても深くて興味深い話をたくさん聞かせていただきました。山での出会いは一期一会、景色もさることながらこういった人との出会いも魅力の一つです。 【2日目】 餓鬼岳⇒大天井岳 餓鬼岳~剣ズリは岩場のワイルドなアスレチックコースで景色も素晴らしく歩いていて楽しめるコース。その後東沢乗越へと樹林帯に下りますが、歩く人が多くないせいか一部藪漕ぎのような箇所も。東沢乗越から再び稜線に出るまでの樹林帯の急な登りは、この日一番きつかったところでした。 稜線に出ると、再びの絶景が広がります。登山道もそれまでとは打って変わってきれいに整備されており、歩きやすい道が続きます。ところどころコマクサをはじめとして色んな花にも癒されました。 【3日目】 大天井岳⇒蝶ヶ岳 東天井岳を過ぎたあたりに、クマがいました。遠くだったので怖くはなかったですが、野生のクマは初めて見ました。 横通岳は巻き道を通る人が大半ですが、頂上からの見晴らしは素晴らしく頑張って登るだけの甲斐はあります。 常念岳から先は初めて歩くコースでしたが、思っていた以上にしんどいコースでした。特に蝶槍までの登りには閉口しました。蝶槍から先は、ライチョウのつがいに癒され、間近に迫る槍穂連峰の迫力に感じ入り、充実した山歩きでした。 ただもう、、、ひたすらに疲れました。三俣に下山したのは18:30ころで、そこからタクシーと電車で移動し、車を回収できたのは夜9時近くになってしまいました。楽しみにしていた下山後の温泉にも入れず、そのまま途中仮眠をとりつつ深夜の帰宅となってしまいましたので、やはりスケジュール的にはちょっと無理があったなぁと反省しました。 教訓:いい歳して体力自慢のYouTuberの真似をしてはいけない!それと日焼け止めを忘れずに!
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