尾瀬リベンジ 燧ヶ岳・至仏山

2021.07.18(日) 3 DAYS

活動データ

タイム

22:23

距離

29.1km

のぼり

2081m

くだり

1899m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 37
休憩時間
4 時間 6
距離
5.4 km
のぼり / くだり
394 / 133 m
DAY 2
合計時間
8 時間 22
休憩時間
1 時間 59
距離
10.1 km
のぼり / くだり
796 / 1054 m
DAY 3
合計時間
8 時間 24
休憩時間
1 時間 19
距離
13.5 km
のぼり / くだり
890 / 709 m

活動詳細

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昔、尾瀬に何人かで行ったが、前日に食べた毛ガニが当たり猛烈な下痢。尾瀬ヶ原散策だけで終わってしまった。今回はソロでリベンジして2座登ることが出来ました。百名山61、62座目。 Day1  新幹線上毛高原駅から大清水までバスを乗り継いで2時間、殆ど一人旅だった。みんな車なんだね。終点の大清水からマイクロバスに乗り換えて一の瀬が終点。ここから森の中を尾瀬沼まで歩き2時間。だが途中で雷が鳴って雨が降ってきたので急いで尾瀬沼ヒュッテ着。宿は何とカプセル仕様で読書灯もあり快適そのもの。これで風呂付2食付8500円は安いぜ。但し乾燥室がない。応対も笑顔なし。山小屋というより村営宿泊施設だな。夕食後、尾瀬沼の畔を散策、ニッコウキスゲが群生している大江湿原、燧ヶ岳が夕焼けに照らされて湖面に映る様、さながら絵のようで心が洗われた。過去に訪れた最も美しい風景の一つに入る。 Day2  翌朝、6時半尾瀬沼ヒュッテ発。雲一つない青天である。湖畔を暫く歩くと長英新道の登りになる。次第に急坂になり鎖場もあって喘ぐ。何とかコースタイムで燧ヶ岳第2峰の俎嵓(まないたぐら)に到着。眼下には尾瀬沼が広がり絶景。更に最高点柴安嵓を目指すがまちがえて御池方面に降りてしまった。急坂を15分程下ってやっと気がつき引き返した。昨年、槍に行くのに穂高方面に歩いてしまったのと同じ間違いだ。ボケが進行している。  柴安嵓からは眼下に尾瀬ヶ原が広がる絶景である。その向こうには至仏山がそびえている。2つの頂きから別々の絶景が見えるというのは燧ヶ岳だけだろう。  下りは急坂の上に泥濘で滑りまくり転びつまろびつ実に辛かった。コースタイムより大幅に遅れて2.30に見晴着。弥四郎小屋はコロナ対策で1部屋独占だった。宿代は3千円アップだがまあ仕方がない。小屋に着いて暫くすると大雨になった。尾瀬は湿地で毎日夕立に見舞われるので気をつけられたし。小屋には乾燥室があり泥だらけの靴を洗って乾かすことができたのはありがたかった。夕暮れに佇む燧ヶ岳と尾瀬ヶ原を見ながら弥四郎小屋のテラスで飲む生ビールはホンマに美味い。これぞ極上のひとときであります!! Day3  今日も晴天である。どうせ今日中には家に帰れないので今晩の宿は老神温泉の旅館。それには鳩待峠発3.25のバスに乗らなければならない。  6時、見晴発。朝靄に包まれた尾瀬ヶ原は幻想的で美しい。クリークには水芭蕉の大きな葉が並び、湿原には食虫植物やニッコウキスゲ、カキツバタの花が咲いている。尾瀬ヶ原を早足で横断して山ノ鼻に7.30着。ここから至仏山への登りになる。登山道はぬかるんでいないので登りやすい。道端のヨツバシオガマ、コバイケイソウ、タカネナデシコ等の高山植物が目を楽しませてくれる。山頂からは尾瀬ヶ原とその向こうに燧ヶ岳が一望出来て素晴らしい眺望だ。セブンのミニクロワッサンとスモークタンのいつものランチを済ませて下山開始。小一時間で小至仏山に到着12.30。バスには十分間に合う。しかし雨が降り始め、雷がなって霰やこおりのかけらまでまじる叩きつけるような豪雨になった。登山道は小川のようになって足首まで浸かりながら降りた。途中、先生に連れられた20名程の幼稚園児を追い越した。子供達は泣いたりへたり込んだりすることもなくしっかり歩いていた。大したものである。2時半頃、鳩待峠着。ファイントラックの新しい雨具を着ていたが下着まで濡れてしまった。トイレで着替えてバスに乗り老神温泉の伍楼閣へ。スタッフがインナーまで濡れた靴を乾かしてくれた。古いが清潔で日本のおもてなし文化を感じさせる素敵な宿だった。温泉と食事は普通だったが一人なのに山小屋と変わらない料金。コロナ禍で経営が大変だろう。何とか持ちこたえてほしいものである。 翌日、バスと新幹線を乗り継いで家に帰った。今回も事故なく美しい景色が堪能できたし、愛知から来たお姐さん、富山のおっちゃん、関西のシニア3人組などいろんな人達と話ができ色々教えてもらえて楽しい山行となりました。ソロもいいものである。感謝!  

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