谷川連峰主脈縦走 2021-07-19.20

2021.07.19(月) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 3
休憩時間
54
距離
5.2 km
のぼり / くだり
1347 / 165 m
DAY 2
合計時間
9 時間 6
休憩時間
27
距離
17.5 km
のぼり / くだり
1329 / 2271 m
8
35
27
14
1 2
4
27
26
46

活動詳細

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谷川連峰主脈縦走 登山を始めてもうすぐ丸3年。 ひと目見たその時から、いつか必ず と憧れていたあの稜線を遂に歩きます。 土樽駅から茂倉新道を使ってのルートを予定していました。が、午後から雷雨の予報でしたので、早々に拠点に到着できる西黒尾根ルートに急遽変更しました。 1年ぶり3回目です。 水上駅で乗り換え、ここから先 Suica が使えないとのことで一度精算を済ませていると、登山者はみなバス停に並んでいました。 なんだバスで行けるのなら と自分も急遽バスに変更しました しかし760円。。。 20分の短縮を760円で買うかどうかはあなた次第です(笑) 日本三大急登を登り始めます。 スタートから20分ほどは持病の狭心症に苦しみましたが、天然水を浴びて一気に復活。 10分で100 M の標高を上がっていきます。 森林限界を超えて天神尾根が開けるところ、大好きです(^^)   ここから岩場、鎖場を抜けますが、あれ?西黒尾根ってこんなにキツかったっけ? 程よく疲れて谷川連峰主脈に ただいま(`・ω・´)ゞ 午後から雨予報でしたので絵面を確保する為、仕方なく一杯(◍•ᴗ•◍) いい絵が撮れたので酔う前にサクッとトマオキに登っちゃいます。 すると、トマの耳山頂にてお知り合いが(◍•ᴗ•◍) こないだの大源太山もそうでしたが、こんなに偶然遭遇するもんですかね? 記念撮影してオキの耳、奥の院で縦走成功祈願をして肩の小屋にチェックインしました。 何度も来てますが宿泊は初めて。 右側が客室になってました。 料金は素泊まりの寝具付きで4000円です。 マットにシュラフですがコロナ対策で広々使えました。 さあ。後は絶景を見ながら至福の晩酌開始です。 オムレツにチキンサラダ、ネギトロ巻き。コレで充分です。 雨予報?? 私には関係ありませんでした(^^)v この日は7名くらい?の宿泊客でしたが皆さん良い方で、色々と山トークで盛り上がり、あっと言う間に20時30分消灯です。 翌朝は午前3時40分起床。 ウキウキだったらしく、23時1時2時と3回目が覚め、アラームをかけた4時に近いところで目が覚めたので始動です。 なんだかんだ準備に手間取い4時半。出発しようとしていると、お世話になった小屋のお姉さんがお見送りに。せっかくなんで一本ペットボトルをお願いすると、凍ってるのあるのでそれにします? と神のような一言。 これが後ほど私を救ってくれました。 うっすら明るくなってきた4時半。 ついにあの稜線の先に向かいます。 あまりにも有名な谷川岳の山頂からの稜線。 私もてっきり始めは万太郎山かと思っていました。 正しくは藪漕ぎをしないと行けない、元々の谷川岳『爼倉』←字が違います(笑)と、オジカ沢ノ頭。 オジカ沢ノ頭の先がどうなっているのかを、自分の目で確かめるのが今回の目的です。   下調べ通り、オジカ沢ノ頭の手前は鎖場で、二日酔いにはなかなかの険しさ(笑) 一度ストックをしまって登りました。 そこから80分ほどで大障子ノ頭。 おっ!人影! 草刈りの方でした。 本当に有難いですね。 朝露の付いた草の中を進んでいるのでこの時点でゴアテックスのシューズにも関わらずグシャグシャです。 少々オバケの話をさせて頂き、ゆっくりしたいところでしたが14時20分のバスという目標がある為出発。 そこから50分程で万太郎山 初登頂です(^^)v で、ピースどころでは無いのです。。 ちょうど中間点のここから見えるエビス大黒ノ頭への登り返し。遥か彼方の仙ノ倉山。。。。。。 頭に浮かんだのは『絶望』 とにかくガス欠しないように、特定の場所で休憩を取るのではなく、平坦な道でパクつく事にしました。 一番うまかったのが梅おにぎりとりんご。 パンは駄目。水分持ってかれます(^_^;) 皆さん書かれてる、エビス大黒ノ頭への登り返しの鬼畜さ。 なんで1600メートルまで下ってまた2000メートル近くまで登り返すねん(+_+) もう、先を見ず、ただ下を向いて一歩一歩登りました。 泣きそうになりながらも、肩の小屋で最後に頂いた凍ったペットボトルを発動! コレが、マジで最高に旨かった(/_;) これのおかげで谷川連峰最高峰、仙ノ倉山にたどり着けました。 よし。勝った。 と、思ったのもつかの間。 。。。。。 あれ? 平標山ってあんなに遠かったけ?。。。。 久しぶりに激痛が発動した右膝をかばいつつ、最後の階段を気力を振り絞って登り切りました。 涙と共に、崩れるように座り込みました。 4時30分出発。11時03分到着。 ここで始めて座りました。 ひとまずはやり切った!!! うまく言葉に出来ませんが、やられた方にはわかるはずです。 ただ、まだ終わりません。痛む右膝。 苦戦が予想される降りです。 案の定、平標の家までの降りですら激痛に歪む表情。 バッジと至福のコーラを頂きました。 ここからの降りはもう苦行。 右膝をかばうから左足は痙攣。 かろうじて登山口まで降りたところでゴロピカリ。 バス停まで15分位のところで降られちゃいましたが、今回の予報でここまでうまく行けば最高でしょう(≧▽≦) 前回間違えた 進入禁止エリアをさけ、バスの40分前に任務完了。 槍ヶ岳より、赤岳の県界尾根より険しい山行でした。 挫けそうになったとしてもこれといったエスケープルートがない(厳密に言えば万太郎山から降ったりはできますが)ところを意地と根性でやりきることができました。 ソロの山行の中で、途中一番考えた事が『これが出来れば他のどんな苦難に立って勝てる』です。 おっさんがただ山に登っただけの話ですが、私にとっては何にも代えがたい経験ができました。 HPは残り3(^_^;) 家に帰れるか不安なくらい消耗しましたが、山友さんに教えていただいた温泉とぽんしゅ館で回復(◍•ᴗ•◍) 最高の二日間となりました。

活動の装備

  • スポルティバ(LA SPORTIVA)
    トランゴテックGTX
  • カシオ(CASIO)
    プロトレックスマート WSD-F20S-BK
  • グレゴリー(GREGORY)
    ZULU40
  • その他(Other)
    DABADA(ダバダ) SG承認品 軽量アルミ製 トレッキングポール
  • モンベル(mont-bell)
    キーカラビナ ベルナスカン 5S
  • ミレー(MILLET)
    ウールインナーグローブ
  • ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
    ノベルティーフライウェイトレーシングショーツ
  • オークリー(Oakley)
    OAKLEY(オークリー)RadarlockPath(スポーツサングラス)009206-18【Mens】【Ladies】

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