活動データ
タイム
33:56
距離
54.1km
のぼり
4483m
くだり
4483m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る昨年の黒部源流山行で晴天のうちに歩くことのできなかった、黒部源流の名峰・黒部五郎岳へ登りました。 期待していた梅雨明け到来とあって、日程を4日間確保👍 当初は穂高縦走のつもりでしたが稜線の残雪が気になり、安全をとって黒部五郎へと行き先を変更。こちらも一部残雪(鏡平〜弓折乗越、双六岳巻道、三俣蓮華岳巻道)はありましたが、危険を感じる箇所はありませんでした。 昨年に黒部五郎を歩いた際は朝から雨で景色は何も見えず、肝心のカール内の絶景もおあずけ🙈 それからはフツフツと再訪の気持ちをたぎらせていました。 この山は強豪ひしめく黒部の山々のなかでも特に個性的で、三俣蓮華や雲ノ平方面から見える大きく開けたカールが印象的です。 遠目で見るだけでも心に残るのですが、カールの中はさらに別天地で、巨岩ひしめく風景とお花畑、さらに美しい沢が多数あり、その魅力に虜になること間違いなし。 三俣山荘の水もですが、黒部五郎の沢の水もとんでもなく美味しくて・・ぼくは沢にでくわすたびにナルゲンに汲んで飲んでいました。カールの残雪から流れ出るヒエヒエの沢水を飲んで周囲を見渡していると、黒部源流エリアの魅力って風景もそうだが、水の美味しさが大きいよな・・と改めて感じました。 念願の黒部五郎岳を堪能したあと、黒部五郎小屋より本日の寝床を三俣山荘へ移動⛺️ 三俣には当初行く予定はなく、笠に行こうと思っていましたが、しんどいので断念。 そこで、4日目の下りの行程が長くはなりますが、ヒイキの三俣山荘へと行き先変更。 三俣ではとてもラッキーなことに、昨年と同じ場所(ひそかに一等地と呼んでいる)にテントを張ることができました。これだけで、最終日の苦労に釣り合います😆 山荘に受付にいくと、現山荘オーナーの小さい娘さん(かやちゃん)が1人で対応をしていてビックリ。パイオニアの伊藤正一さんは亡くなられましたが、この風景も見たら大満足だろうな・・。 従業員さんの対応も温かく、改めて今後も三俣に通いたいと思いました⛰🚶♂️ 三俣山荘より手ぶらで鷲羽岳を往復したあと、山荘前でビールを飲みつつ、裏銀座を歩いてきたお父さんと会話。「ここに来る人は変な人ばっかりだね」と上機嫌でおっしゃいました。たしかに・・と返しつつ、気持ちいい酔いのなか、周囲の山々とこれまで歩いてきた行程を振り返って山の時間を満喫しました。
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