*山旅day1*　みちのく夏巡り、朝日連峰

　梅雨も明ける7月下旬。ここ数年、海の日には鳥海山・月山の水を巡る山旅を楽しんでいる。どちらの山も水が豊かで、清水も旨く、特に鳥海山は湧水豊かで、海へ湧き出る湧水・深層水によって、夏は岩牡蠣が美味しい季節となる。それを思い出すと、やっぱり今年も梅雨明けは、鳥海山・月山の山形・秋田、みちのく夏巡りの山旅へ出ることに決めたわけだ。 　今回の山旅遠征は、有給取得と連休を合わせてロングな8日間。山形から秋田へ向かいながら、天気の良い日は山歩き。疲れたら温泉巡り、時々グルメ、気ままな旅を楽しむ計画だ。 　まずはday1：夏の朝日連峰の稜線歩き。いつもは日暮沢から以東岳方面へ向かい、狐穴小屋で楽しむのだが、今回は、日暮沢から、大朝日～西朝日を周回するルート。 　夜な夜な自宅を22時過ぎに出発。登山口には明るくなる4時過ぎに到着。寝ずの登山だが、身支度を整えて出発。登山道は静かで、先に入られた登山道整備の男性1名出会っただけ。その後、大朝日への主尾根では団体や下山登山者とすれ違うが、全体的には静かな山歩きとなった。 　大朝日から西朝日方面は歩く人は見えずだれも居ない、竜門から日暮沢への下山路でも数名と出会う程度。真夏の朝日連峰は、暑さが厳しく、嬉しい青空になると歩みは遅くなり、陰ってくれば涼しく一息。何度か歩いている稜線だが、足元の花々に癒されるも真夏は堪える山歩きとなった。 　下山後は、大井沢温泉で汗を洗い流し、月山清水を頂戴して、今日一日の水分を補い翌日からの長い山旅に備えた。 ※　今季で狐穴の主がご卒業と聞き、近いうちに朝日連峰は訪れなきゃならない。 ◆装備メモ◆ 靴：ハイキングシューズ(サロモン)＋ゲーター(モンベル) 衣類(上)：Tシャツ＋アンダー(CRAFT)＋アームカバー＋サンバイザー(サロモン) 衣類(下)：半ズボン(サロモン)＋スポーツタイツ バックパック：36L(グレゴリー) ◆そのほか◆ ・大井沢へのアクセスは、月山IC方面からのみ可能なので要注意。 ・日暮沢登山口までの林道も整備されており、道の状態は昨年同等、大雨の後は要注意。 ・日暮沢駐車場は拡張工事されて、十分なスペース確保できるようになりました。 ・日暮沢の水場は現在とても細いです。 ・日暮沢から根子川への道は払刈りが始まった様子。朝露とアザミに要注意。 ・大朝日手前の銀玉水はとても冷たく、コンコンと出てます。朝日で一番旨いといわれてます。 ・金玉水はまだ雪渓の下のため、融雪水を取水するようでした。 ・この日も暑くて、日暮沢から竜門手前で引き返した人が多くいらしたようです。熱中症要注意。 ・下山後のお風呂は、いつもの大井沢温泉湯ったり館。300円、有難い。