八ヶ岳 本沢温泉テン泊 Day1

2021.07.17(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 2
休憩時間
2 時間 45
距離
5.8 km
のぼり / くだり
636 / 157 m

活動詳細

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初めての八ヶ岳。友人の勧めで本沢温泉にテント泊。朝の内に軽装で硫黄岳と天狗岳を登り、昼までにテント撤収して帰る1泊2日の山行。温泉付き山小屋は九重山の法華院温泉山荘以来だ。 公共の交通機関を利用しての山行で且つテント泊なので、時間的にも荷重的にも厳しい。これがちゃんとこなせると何か自信が付きそう。稲子湯の標高が1460m、本沢温泉が2060mなので、600m登れば良いのねと軽く見ていた。が、実際は一旦2100mちょいまで上がってから本沢温泉手前で下りていて、計700m近く登らなくてはならなかった感覚。Yamapの記録ではそうはなってないのだけど。。。 稲子湯温泉登山口からのコースタイムは3時間半。テント場に荷物をデポしたまま登山する前提なので大丈夫だろうと少し重めのちびパンなどお楽しみ調理道具やお酒をリュックに詰め込んだ結果、一泊にしては非常に重くなった。一歩一歩がズシッと肩と膝に来る。 初めてということもあり、八ヶ岳の木立の美しさや緑の濃さに感動。ほぼ中間地点のみどり池までの登りは林道ぽく幅の広いトレイルが続き、割と単調で長く感じたが、みどり池や、そこから始まる苔むした森はアトラクションの様で楽しい。長年掛かって成長しただろう苔を傷付けないよう整備された木道を慎重に歩く。苔が終わってクマザサに変わると本沢温泉へ下る道に入りもう間もなくだった。 本沢温泉のテント場は小屋のすぐそばは閉鎖されていて、5分ほど歩く離れたサイトのみが開放されていた。コロナの影響だろうか。小屋のトイレが遠いので閉口した。キャンプ場にも専用のものが一つ欲しい。又、紙が切れていたのも頂けない。非宿泊者からは使用料を取っているトイレなのだから、紙は予備を含め常備しておいて欲しい。無いとわかってテントサイトまで我慢しつつ取りに帰って危なかった。ふぅ。 水は使い放題。風呂は内湯・名物野天風呂、それぞれ1000円。テントサイト代と併せて3000円。内湯は泥パックのような泥混じりの湯。野天風呂は白濁した硫黄臭の強い湯。野天風呂の方は小屋の先を5分ほど滑りやすい登山道を登る形になるので、サンダル履きはお勧めしない。 野天風呂からは硫黄岳の爆裂火口が見え、そこから流れ出る沢の流れを谷底に眺める崖の上に作られており、野趣溢れるものだった。着替える場所などなく、女性は水着で、男性はスッポンポンで一緒に浸かって皆硫黄山を眺めている。身長170cmの自分が立って胸まで浸かるくらい深いので、入る時は要注意。 テントサイトは沢沿いの森の中。沢の流れの一部が染み出してきているところがあったりしたので、サイトを決める時には注意したほうが良い。

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