チロロ岳(千呂露川三股右沢)2021-07-17

2021.07.17(土) 日帰り

活動データ

タイム

12:36

距離

14.1km

のぼり

1323m

くだり

1371m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 36
休憩時間
4 時間 9
距離
14.1 km
のぼり / くだり
1323 / 1371 m
6 45
4 29

活動詳細

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パンケヌーシの林道が開いた、そんな情報が最近よく聞かれるようになって、日高に行きたくてしようがありません。 そこで、15年ぶりの日高リスタートに選んだのはチロロ岳。そこには昔と変わらぬ花の楽園と雄大な山並みの展望、それから昔 山で苦楽を共にした岳友の姿がありました ・登り:千呂露川三股右沢 ・下り:パンケヌーシ川ニノ沢(一部夏道)

チロロ岳 前の晩にゴタゴタあって寝付けないので0:30に家を出て、3時過ぎにパンケヌーシ林道の入口到着。
仮眠をしようと思っても、黎明に浮かび上がる日高のシルエットに興奮して寝れませんでした。
結局、不眠での登山となりました
前の晩にゴタゴタあって寝付けないので0:30に家を出て、3時過ぎにパンケヌーシ林道の入口到着。 仮眠をしようと思っても、黎明に浮かび上がる日高のシルエットに興奮して寝れませんでした。 結局、不眠での登山となりました
チロロ岳 パンケヌーシの林道、今となっては右岸も左岸もなく、全く別の道になってました。
昔、solの3番の鍵を持って、よく走り回ったあの頃が懐かしいです
パンケヌーシの林道、今となっては右岸も左岸もなく、全く別の道になってました。 昔、solの3番の鍵を持って、よく走り回ったあの頃が懐かしいです
チロロ岳 今回は千呂露川からパンケヌーシ川へチロロ岳を乗っ越します。
車の回しを終え、登山開始。
二岐沢の登山口は、今ではすっかり人気なんですね。車を停めるのも苦労します
今回は千呂露川からパンケヌーシ川へチロロ岳を乗っ越します。 車の回しを終え、登山開始。 二岐沢の登山口は、今ではすっかり人気なんですね。車を停めるのも苦労します
チロロ岳 林道は取水施設まで確実にあります。
この施設、ジンパ用の東屋があるんです
林道は取水施設まで確実にあります。 この施設、ジンパ用の東屋があるんです
チロロ岳 取水施設から先は、古い道跡や河畔林、水際を行ったりします。
日高の深い谷間を縫って進んでいきます
取水施設から先は、古い道跡や河畔林、水際を行ったりします。 日高の深い谷間を縫って進んでいきます
チロロ岳 こういう倒木を見ると、オピリネップの河畔林を思い出します。あちらも今では見る影もないとのことです。
日高の山々は遠くなりましたね
こういう倒木を見ると、オピリネップの河畔林を思い出します。あちらも今では見る影もないとのことです。 日高の山々は遠くなりましたね
チロロ岳 三股右沢の出合に到着。
見た感じ良いテン場で、焚き火の跡がありました。沢音を聞きながら炎を見つめ、旨い酒を飲んだのでしょう
三股右沢の出合に到着。 見た感じ良いテン場で、焚き火の跡がありました。沢音を聞きながら炎を見つめ、旨い酒を飲んだのでしょう
チロロ岳 さあ、右沢 登っていきます
さあ、右沢 登っていきます
チロロ岳 急なので、登るに従いどんどん視界が開けていきます
急なので、登るに従いどんどん視界が開けていきます
チロロ岳 左沢とは違って、けっこう 滝があります
左沢とは違って、けっこう 滝があります
チロロ岳 暑い日差しを浴びながら、沢を詰めていくのは日高山行の醍醐味です
暑い日差しを浴びながら、沢を詰めていくのは日高山行の醍醐味です
チロロ岳 花も盛りです。
個人的にはペンケヌーシよりチロロの方が花は多いと感じてます。
背後は本峰。距離はないですが、高低差がかなりあります
花も盛りです。 個人的にはペンケヌーシよりチロロの方が花は多いと感じてます。 背後は本峰。距離はないですが、高低差がかなりあります
チロロ岳 ここ、右のルンゼに一旦入ってから、藪の尾根を漕いで戻しました
ここ、右のルンゼに一旦入ってから、藪の尾根を漕いで戻しました
チロロ岳 意外にもまだ雪渓がありました。慎重に通過します
意外にもまだ雪渓がありました。慎重に通過します
チロロ岳 随分と登ってきました。
振り返ると幌尻をはじめとして北日高の主峰たちが並んでます。贅沢な休憩時間です
随分と登ってきました。 振り返ると幌尻をはじめとして北日高の主峰たちが並んでます。贅沢な休憩時間です
チロロ岳 花々達にも癒されます
花々達にも癒されます
チロロ岳 沢型が終わる辺り。右奥の二股を左かと思っていましたが、手前のこの場面で左が正解でした
沢型が終わる辺り。右奥の二股を左かと思っていましたが、手前のこの場面で左が正解でした
チロロ岳 で、もの凄く急なお花畑を登っていきます。咲きすぎている楽園の通過、申し訳ない気持ちでいっぱいです
で、もの凄く急なお花畑を登っていきます。咲きすぎている楽園の通過、申し訳ない気持ちでいっぱいです
チロロ岳 シナノキンバイ。小さいのはミヤマキンバイ
シナノキンバイ。小さいのはミヤマキンバイ
チロロ岳 コバイケイは花の盛りの前でした
コバイケイは花の盛りの前でした
チロロ岳 ヨツバシオガマ。もう接写などしてられないくらい急です
ヨツバシオガマ。もう接写などしてられないくらい急です
チロロ岳 カラマツソウ。
この他、ミヤマキスミレ、ハクサンチドリ、ミヤマクワガタ、ゴゼンタチバナ、ヨツバヒヨドリ、トカチフウロなどが、かなり密に咲いています
カラマツソウ。 この他、ミヤマキスミレ、ハクサンチドリ、ミヤマクワガタ、ゴゼンタチバナ、ヨツバヒヨドリ、トカチフウロなどが、かなり密に咲いています
チロロ岳 スミマセン…お花さんたち、通してください…
スミマセン…お花さんたち、通してください…
チロロ岳 花畑が終わるとハイマツ帯。斜度があってなかなか進んでいかないです。
後方は1,790とルベシベ。こちらも昔ほどではないですが、林道の開通で行きやすくなりましたね。
1790ピークには倒壊した櫓がありましたが、今はどうなっているのでしょうか
花畑が終わるとハイマツ帯。斜度があってなかなか進んでいかないです。 後方は1,790とルベシベ。こちらも昔ほどではないですが、林道の開通で行きやすくなりましたね。 1790ピークには倒壊した櫓がありましたが、今はどうなっているのでしょうか
チロロ岳 頂上の岩場が見えてきました。遅々としていますが、確実に進んできていることが、何よりの励みです
頂上の岩場が見えてきました。遅々としていますが、確実に進んできていることが、何よりの励みです
チロロ岳 頂上手前の夏道に出ました。この歩きやすさ、天国のようです
頂上手前の夏道に出ました。この歩きやすさ、天国のようです
チロロ岳 誰もいない頂上でスナップ。
我々も山頂標識も歳月を重ねました
誰もいない頂上でスナップ。 我々も山頂標識も歳月を重ねました
チロロ岳 十勝幌尻岳、美生岳、1,967、戸蔦別、幌尻岳。いろいろな思い出が一気に込み上げてきて、少し泣けてきました。
下の沢型は登ってきた三股の右股
十勝幌尻岳、美生岳、1,967、戸蔦別、幌尻岳。いろいろな思い出が一気に込み上げてきて、少し泣けてきました。 下の沢型は登ってきた三股の右股
チロロ岳 1,967。切れ立った山容がいかにも日高的です。東にカールが確認できます
1,967。切れ立った山容がいかにも日高的です。東にカールが確認できます
チロロ岳 美生岳。右側にポンチロロ沢
美生岳。右側にポンチロロ沢
チロロ岳 戸蔦別と幌尻岳。手前の前衛峰はカールを抱いてます
戸蔦別と幌尻岳。手前の前衛峰はカールを抱いてます
チロロ岳 藪漕ぎでズボンが破れました。
藪漕ぎの度に買ってられないので、縫ってまた使います
藪漕ぎでズボンが破れました。 藪漕ぎの度に買ってられないので、縫ってまた使います
チロロ岳 山頂で冷やしたぬき。
こんなドピーカンの藪漕ぎ後には、ヒンヤリ・サッパリとしたツルッと食感じゃないと喉を通っていきません
山頂で冷やしたぬき。 こんなドピーカンの藪漕ぎ後には、ヒンヤリ・サッパリとしたツルッと食感じゃないと喉を通っていきません
チロロ岳 さあ、夏道を下ります
さあ、夏道を下ります
チロロ岳 次はルベシベかな〜。久々に主稜線にも乗っかりたいです
次はルベシベかな〜。久々に主稜線にも乗っかりたいです
チロロ岳 イワギキョウ。随分とたくさん密集してますね
イワギキョウ。随分とたくさん密集してますね
チロロ岳 タルマイソウ
タルマイソウ
チロロ岳 こちらは三股の左沢。
こちらは右沢より平素で、最後のヤブも少ないので登りやすいです
こちらは三股の左沢。 こちらは右沢より平素で、最後のヤブも少ないので登りやすいです
チロロ岳 コルまで下りてきました。
ここから夏道の付き方が分からなくて少し迷いました
コルまで下りてきました。 ここから夏道の付き方が分からなくて少し迷いました
チロロ岳 夏道は少し西峰の方に上がってから下るんですね
夏道は少し西峰の方に上がってから下るんですね
チロロ岳 ニノ沢は北向き。残雪は大きいです
ニノ沢は北向き。残雪は大きいです
チロロ岳 曲がり沢乗っ越し上部にある湧水で水を補充。
冷たくて甘い湧水です
曲がり沢乗っ越し上部にある湧水で水を補充。 冷たくて甘い湧水です
チロロ岳 曲がり沢乗っ越しは赤布に従い刈分けを入っていきますが、今回はニノ沢を更に下りていきます。体力が尽きていたので、これがなかなかハードでした
曲がり沢乗っ越しは赤布に従い刈分けを入っていきますが、今回はニノ沢を更に下りていきます。体力が尽きていたので、これがなかなかハードでした
チロロ岳 ニノ沢下降中、天気の境目が見えました
ニノ沢下降中、天気の境目が見えました
チロロ岳 一箇所、懸垂で下りる滝があります
一箇所、懸垂で下りる滝があります
チロロ岳 ヤブ藪のラペリング
ヤブ藪のラペリング
チロロ岳 ニノ沢の本流は大きめな滝が多く、ヌメリもありますが、注意してクライムダウンできるものが多いです
ニノ沢の本流は大きめな滝が多く、ヌメリもありますが、注意してクライムダウンできるものが多いです
チロロ岳 もう最後の方は、足がコンニャクのよう。下る時に足で突っ張ることが出来ずに何回も転びました。
下り切る頃には、足がワナワナとして立っていられないくらい疲労してました。
こんなの初めてで、時間もかかり過ぎ、少し反省です。
それから、ニノ沢は熊の巣のようです。落し物がたくさんありました
もう最後の方は、足がコンニャクのよう。下る時に足で突っ張ることが出来ずに何回も転びました。 下り切る頃には、足がワナワナとして立っていられないくらい疲労してました。 こんなの初めてで、時間もかかり過ぎ、少し反省です。 それから、ニノ沢は熊の巣のようです。落し物がたくさんありました
チロロ岳 日高の山々って、やっぱりイイですね
日高の山々って、やっぱりイイですね

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