ウノタワから大持山

2021.07.17(土) 日帰り

注意情報

この活動日記は、現在は立入禁止となっている区域を含んでいる可能性があります。
事前に現地の最新情報を確認して行動をしてください。

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 45
休憩時間
1 時間 3
距離
9.9 km
のぼり / くだり
1069 / 951 m
36
31
1 6
19
16
1 46

活動詳細

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今日のコース、前半は公式には立入禁止、後半は道標がないルートなので、記録はあくまで皆さんのご参考までということで公開します。山中林道、横倉林道の状況については、ネット情報を参照にして歩けると判断しました。 梅雨明け快晴、夏本番。暑い尾根道を避けて、かねてから気になっていたウノタワに行く。名郷バス停から10分くらいで通行止の看板がある山中林道の入り口だ。林道に入って5分ぐらいのところで道に柵がしてあって、歩行者も通行できませんとある。柵の横からさらに林道を進む。沢沿いの森の中の道はひんやりして涼しい。10分ほどで19号台風で流失した5号橋の工事現場だが、仮橋がかけられて通行には全く支障がない。車はともかく、人も通行止めにする理由はよくわからない。大きな堰堤を見ると、横倉林道の入り口だ。 横倉林道に入ると、明らかに道が荒れている。舗装はあまり傷んでないが、杉の枝や土や砂が降り積もって、全く手入れがされていない。傾斜の増した林道を進むと、第一の崩壊地が見えてきた。写真のように、山側からかなりひどく崩れていて、大きな倒木や岩が道をふさいでいるが、人が通っているらしく、踏み跡がついている。山からの落石に気をつけて通れば大丈夫だ。この先にも何ヵ所か斜面の崩壊や道が崩れているところがあるが、通行に大きな支障のあるところはなかった。林道の終点には「ウノタワ入口」の大きな道標があり、ここから沢沿いの山道になる。何回か沢を渡渉していく道はややわかりにくいが、沢通しに行けばよい。道標のある二股から左の沢沿いをさらに登るが、ここは道の上を水が流れて沢の中を歩いているようだ。次の道標からいよいよ稜線への急登が始まる。喘登していくと、ウノタワまで0.4kmの道標が現れた。左手を見ると北八ツのような苔庭だ。ここからさらに急登を頑張ると、ようやく稜線が見えてきて、ウノタワに登りついた。 森の中にぽかっと開けた緑の空間、雲一つない青空から日が差し込んで、凛としたたたずまいだ。緑の中に入るとフワフワの苔絨毯。今日は幸い風があるので、日影にいれば暑さは感じない。昼を食べながらのんびりと空間を楽しむ。ウノタワからは道もよくなって、横倉山を越えて大持山まで約1時間の登りだった。大持山頂から浦山大日堂へ下るのだが、このコース、YAMAP地図では赤実線だが全く道標がない。まずそもそも下り口に道標がなく、地図と磁石で方向を確かめて、大持山の道標から少し戻った山頂から南西へ延びる尾根を下る。道は薄いながらあるが、尾根上はどこでも歩けるので、見失いがちだ。赤テープすらほとんどないので、慎重に下っていく。一下りして小さなピークに登り返し、その先の平坦部で右方向への尾根に乗ってしまえば、あとはひたすら尾根を下る。1142標高点手前の大きな倒木のあたりは二重稜線になっているが、倒木の左手から標高点を越え、細くなった尾根をどんどん下る。だんだん道もはっきりしてきて、793標高点を右から巻くと、送電線の鉄塔に出て展望が開けた。向かいに見えるのはどこだろうと地図を見ると、長沢背稜を裏から見ていることが分かった。三ツドッケの特徴のあるピークが見える。2時のバスには間に合わないことがはっきりしたので、休憩を入れつつ下る。二つ目の鉄塔をくぐり、そのまま地図を見ないでどんどん尾根を下って行ったら、道が怪しくなって急斜面の上に出てしまった。正しいルートは、もっと上で右手に下るようだ。少し戻って、そちらの方向に細い踏み跡をトラバースしていったら、人家が見えてきた。 以下個人的な感想です。山中林道を妻坂峠に登るコースは、なぜ通行止めなのかわからない状態でした。一方横倉林道は崩壊したまま手入れがされていないので、最初の崩壊地で怖いと思った人は戻るほうがいいでしょう。大持山から浦山大日堂に下るコースは、道標がなくても地図で歩ける人でないと難しいので、初心者は避けた方がよいです。

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