イルムケップ山

2021.07.17(土) 日帰り

活動データ

タイム

04:13

距離

11.7km

のぼり

621m

くだり

622m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 13
休憩時間
26
距離
11.7 km
のぼり / くだり
621 / 622 m
58
52
1 13

活動詳細

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私の長所は自分の限界を知っていることであり、私の短所はその限界をしばしば忘れることである。 今日はその短所が出てしまった。 車の運転で片道2時間30分が、山を登る時の私の限界である。 今日は駐車場所まで3時間も運転してしまった。 この後に山を登るということは、自殺行為に等しい。 昨年10月、沖里河山から音江山まで歩いたが、今回はその時の忘れ物を拾う旅である。その忘れ物がイルムケップ山だ。 沖里河山は片道2時間40分の運転。帰宅した時には「自分の限界を越えた」などと、無邪気にハシャイだものだった。 イルムケップ山? ナムルを食ってゲップしたようなネーミングではないか。 ermu-ke-pで「ネズミの噛るもの」だとか「岬の前頭」だとか、諸説色々あって、要は意味不明だそうだ。 ermuはアイヌ語でネズミだそうだが、後述する楡の英語名「エルム」に似ていて面白い。 国道38号線から道道224号芦別赤平線に入り、赤間沢沿いの林道を走る。 適当な場所に車を停めて、エルムダム2㎞手前のゲートから20分ほど歩いてダムに向かう。 ダム名がカタカナとは珍しいが、ダム建設地周辺には楡の樹林が多く、楡の英語名エルムをダムの名前にしたそうだ。 ダムの天橋を渡って対岸に出る。 ここから草付きの急な法面をよじ登って作業道に出る。作業道は荒れて草茫々だ。 草茫々の作業道はほどなく林道と合流する。 旧道登山口まで50分ほどの林道歩きとなる。 旧道登山口からは、登山道を隠すように両サイドから笹竹が覆い被さっている。 それを左右に払い退けながらの登りとなる。 まるで笹竹の狭いトンネルの中を、平泳ぎで泳いでいるようだ。 頂上は草と笹原の広場で周囲に樹木がなく、 360度の眺望が疲れを癒してくれる。 私の長所短所だが、長い所と短い所…という意味であれば、付け加えなければならない。 私の長所は鼻の下の長い所であり、私の短所は足の短い所である。

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