夏山遠征2021① 白山

2泊での北アルプスを予定していたのですが、天候や自身の力量などを検討の結果、今年の遠征は白山からのスタートとなりました。 私が初めて二千mを超える山を歩いて、初めて山小屋に泊まったのがこの白山でした。 2016年7月。 初日は雨の中を室堂まで。 景色なんて何も見えなかったけど、初めて見るたくさんのお花たちがとても可愛くて救われた。 翌日もガスで真っ白の中御前峰へ登頂、初めての雪渓歩きに苦戦しつつもお池めぐりを楽しみ、室堂まで戻ったところでガスが抜け、御前峰が姿を現した。 今なら景色がみれるかも！と再び山頂へと向かう。再びガスに包まれ願い叶わず、下山開始。 甚之助避難小屋まで下りたところで私の脚は力尽きた。 そこから何時間かかったかな… やっとの思いで登山口まで辿り着いた時には、脚はほとんど力が入らず真っ直ぐに立つことすらままならない状態。 同行の友人と夫にはとても迷惑と心配をかけたし、自分自身も本当に辛かった。 翌日以降も支えなしに小さな段差を降りることが出来ない日が続き、日常生活や仕事にとても支障をきたした。 苦い苦い経験から「自身の力量を知ること」の重要さを学んだ。 そして同時に、標高が高い山の魅力を知った私は、それまで以上に山が好きになり、もっとたくさんの山を歩きたい！と、強く思うようになった。 あれから5年。 二度目の白山を私は存分に楽しんでこれたのでしょうか。 普段より写真多め、文章多め 寒々しい言葉も多め(笑)となっておりますが 宜しければ見てってやってください(^^)