【「八ヶ岳(赤岳)」日本百名山ピークハントクエスト〜十五座目〜】

2021.07.13(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 52
休憩時間
2 時間 3
距離
18.7 km
のぼり / くだり
1811 / 1810 m
2
1 53
33
28
34
14
18
12
57
26
2

活動詳細

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本当は日月火と山籠りするつもりだったが、準備はするも気持ちが乗らず日曜日は廃人化、月曜日はそれじゃいかんということで買い物へ。 連休最終日の火曜日は、近場の低山でも攻めようかと思っていたら、会社の上司が八ヶ岳縦走記録をアップしており、本来月曜日に全く同じルートを予定していたので先を越された!と思い急遽八ヶ岳縦走に決定。 八ヶ岳連峰の最高峰赤岳は過去に登った事はあるが、横岳、硫黄岳はまだ踏破していなかった。 自分のペースは遅いながらも甲武信ヶ岳日帰りピストンや奥多摩縦走で20km近く歩いたり、少しずつ自信がついて来てたのでチャレンジ決行。 行者小屋までは緩く標高を稼いでいく。 行者小屋からは少しずつ勾配もキツくなり、阿弥陀岳との分岐でザックをデポして阿弥陀岳アタック。 阿弥陀岳までは鎖場ありクライミングありでそれなりにハード。 ザックを回収し中岳を経由し、赤岳へ。 赤岳までも鎖場あり岩場ありで飽きの来ない山登りを楽しめる。 赤岳山頂は360度ガスってたのでピークハント記念ジャンプ撮影をし、すぐに初の横岳と硫黄岳に向かう。 ここからが過酷な道のり。 以前泊まった事のある赤岳展望荘を過ぎた辺りから、阿弥陀岳や赤岳の比にならないくらいの鎖場と梯子と岩場の連続。 おまけに横岳に到着したと思ったら、フェイクピークだらけで精神も削られていく。 更に追い討ちで大粒の雨。 一番恐怖だったのは隠れる場所のない稜線上での雷。 常にゴロゴロゴロゴロと鳴り響いていてごっそり精神を削られた。 それでもなんとか横岳と硫黄岳をハントし後は下山のみ。 硫黄岳からの道のりが長いのは分かっていたが、ずっと岩場ばかりを歩くので膝へのダメージが半端ない。 更に終盤の砂利道地獄。 延々と続く砂利道で膝への衝撃の逃げ場がなく下半身に疲労が蓄積されていく。 マレーシアのキナバル山以来、久々に山に殺されるかと思った。 生きて下山できたことに心の底から感謝した山行となった。 大変な思いはしたが、八ヶ岳連峰自体はやっぱり良い山々ばかり。 来年以降赤岳展望荘が営業再開してくれたら、一泊してまた五右衛門風呂と厳選された日本酒を味わい、八ヶ岳での星空やご来光を堪能したい。 余談だが、冒頭の星空写真は、前泊した道の駅こぶちざわでiPhone 12 Pro Maxのナイトモードで撮影してみたもの。 光害が少なく星が綺麗だったが、思ってた以上にしっかり撮影する事ができた。 スマホの進化で一眼レフを持たずに山に出かける日もそう遠くないのかもな・・・。

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