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2021_07 千代志別川遡行~浜益御殿の写真

2021.07.11(日) 12:44

この写真を含む活動日記

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10:19

14.0 km

1103 m

2021_07 千代志別川遡行~浜益御殿

浜益岳・雄冬山・郡別岳 (北海道)

2021.07.11(日) 日帰り

まゆさんからオススメの沢を教えてもらう。 それが増毛の千代志別川、アバレ川に似ていて小中の滝が連続するが、それほど難しい箇所は無いとのことで計画を立てる。 同じルートでは無いが千代志別川の経験者であるNHご夫婦と沢に藪オールマイティーのSTKさんを加えた4名でパーティーを組む。 【記録・メモ】 ■5:00八幡のコミセンに集合し増毛に向かう。 ■増毛山道幌側ゲート付近のC520mに車1台をデポし、もう一台でさらに林道の奥へ進む。 ■車で入れるところまで進み6:48下車、沢装備を付けて徒歩でさらに林道を進む。 ■車で進める幅の林道は3kmほど進んだところで終了し、その先は藪化している。 ■熊がフキを食い散らかした跡あり、ホイッスルを吹きながら進む。 ■獣道のような踏み跡を辿りながらさらに林道を1km進み千代志別川の枝沢に入渓する。 ■枝沢の導入部が、かなり急で草木に捕まりながら滑らないように慎重に下る。 ■枝沢と言っても序盤は涸れ沢、藪を漕ぎながら沢形を進む。 ■手がかり掴んだ草がイラクサで棘が刺さってイラっとする。 ■しばらく水部が無く藪と格闘、鹿道を利用しながら下る ■C300mで水流が出てくると少し歩きやすくなる。 ■8:42本流に合流、オレンジ色の人工物が見える。一番最後の治山ダムが出迎えてくれた。 ■しばる河原歩きが続きC240mから川幅が狭まり沢の様相になる。 ■C350mでやっと小滝が現れる。 ■10:37二股到着、右股に入る。 ■ここから滝が連続して楽しい。まゆさんが言ってた通り難しい滝は無く越えて行く。 ■C590mの滝が岩の登攀では難しい為、左側の泥壁を沢ザイルを使って攀じ登る。 ■C600mの滝は高巻く。 ■滝はC680mの滝が最後となる。 ■C680mの分岐で左股に入ってしまい引き返す。 ■この辺から水流は細くなり沢形も不明瞭になってくる。 ■計画ではC780mから浜益御殿の山頂に向かって藪に入り尾根を詰める予定だったが、気付いたらそのポイントを過ぎており、疲れてもあって戻るのも億劫で藪漕ぎがしたくない為、沢形を詰めて増毛山道に近いところで離脱し極力少ない藪漕ぎで済ます計画に変更する。 ■C890mで方向を間違いタイムロスする。 ■STKさん疲れからか足を攣ってしまう。小休止する。 ■C890m~C920で少し迷走し沢形を離脱して藪漕ぎに入る。 ■先頭で藪を漕ぐ、この藪の笹が太くて濃く難儀する。15:19山道に出た。 ■山道を歩いて山頂に着いたのが15:45、計画より1時間45分遅れの到着だった。 ■薄曇りで山頂からは遠望が効かない。STKさんは沢靴から登山靴に履き替えている。 ■計画より大幅に遅れているので少しだけ休憩し15:58下山に入る。 ■山道をザクザク下り17:07にC520mの車デポ地に到着する。 ■NHTさんのジムニーに二人乗り込み林道に置いて来た車を回収に行く。 ■無事車を回収しC520mに戻り沢装備を外し着替える。 ■山行後温泉に行く予定だったが下山が遅くなったこともあり、ここで現地解散となる。 【後記】 今回まゆさんから枝沢を使う短絡コースを紹介されて、そのコースを選択したが、この枝沢で結構体力を奪われたのと時間がかかった。 車のデポと回収には時間がかかるが、メジャーな千代志別川沿いのゲートから林道を辿って入渓するルートの方が体力的に楽で時間もかからないかもしれないと思った。 二股からは滝連続で楽しめたが、それまでの河原歩きが長く退屈で疲れた。 C890m以降のルーファイミスでさらに疲労感が増し計画より遅れているという焦りもあって冷静な判断に欠け山道へ抜けるのに時間がかかった。ここは反省点だ。 成果としては沢を遡行してピークに至るというスタイルで登頂できたという点だろうか。 登山口までの運転も含めて、とにかく長くて疲れた山行だった