静寂の森 八甲田でイメトレ

前日は、大雨。今日の天気予報は、昼頃小雨。これは、宮様コースを避けたら行けるかもと思い、朝少し遅い時間に準備して八甲田へGo! 今日は、真夏の東北2000メートル峰を苦労せずに登る体力をつけようと、イメージしながら、とにかく歩く、登るをテーマに登頂しました。 酸ヶ湯温泉から地獄湯ノ沢を経由し、小岳、大岳、井戸岳、赤倉岳、田茂萢岳まではルートとしてイメージ。あとは体と相談しながら考えることに。 雨に濡れた岩場は、早池峰山の蛇紋岩をイメージ、長い縦走路は、鳥海山の石畳や岩手山の延々と続く登山道をイメージして歩く。 さすがに雨模様で登山者はほとんどいませんでした。 山頂部の眺望は期待していませんでしたが、たまに雲がきれて良い景色が見えました。 風は微風、頭のてっぺんから爪先まで完全雨仕様だったので、スタート直後から大汗、かなりカロリー消費しました。 お花は、また次のステージに入りました。仙人岱では、残雪周辺でチングルマが満開ですが、その他にチングルマはほぼありません。井戸岳のミヤマオダマキは終盤。小岳方面でイワカガミ。毛無岱では、ワタスゲに代わってキンコウカが開花。来週あたりから見頃になりそう。ヨツバシオガマがルート上にずっとありましたが、文献によると、八甲田にあるのは、変異種のハッコウダシオガマだとも。よく見ると、花名の由来となっている下にある葉の数が4つでヨツバだったり、赤い葉のものは、三つ葉や五つ葉、六つ葉のものもありました。ヨツバシオガマが四つ葉でないってどういうこと？ 井戸岳から赤倉岳のイワヒゲも注目しながら歩きましたが、岩木山のような鈴なりに咲いている所はありませんでした。なぜ八甲田ではイワヒゲの花が咲かないのか誰か教えて下さい。 シオガマとかイワヒゲに詳しい方がいたら教えてほしい。よくよく談義したい。ガマ談とか、ヒゲ談とか。ヒゲ談と言っても人気歌手official髭男dismでもなければ、志村けんと加藤茶がドリフでやってた口髭付けるやつでもない。 今日はたっぷり歩いて3000キロカロリーオーバー。お菓子いっぱい食べてもプラマイゼロ以下、大丈夫。 やっぱ山楽しい。最高！