活動データ
タイム
23:23
距離
40.3km
のぼり
3711m
くだり
3713m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る恒例となりつつある農鳥小屋泊。もう何回も行っているので、今回は行ったことのないルートでということで、大唐松尾根経由で農鳥小屋へ行って、翌日、弘法尾根を下る予定で行った。結果、雨が降って、一番の心配事だった荒川の渡渉が不透明になり、代わりに池山尾根で下山した。 今回のメインは農鳥小屋泊。宿泊が我々3名(1名大唐松から、2名笹山から縦走)だけだったので、深沢さんと楽しくいろんなお話ができた。BMさんもテン泊で来てたし、身内ばかりの一夜だった(^^♪当たり前だけど、ご主人、さすがこのあたりの尾根・沢は知り尽くしている。大唐松尾根や翌日行く予定だった弘法尾根の見所なども教えてもらった。残念ながら、弘法尾根は持ち越しとなったが、またどこかで行こう(^^♪ 10日 曇り時々小雨 主稜線は強風(西風) 夜に雨 11日 主稜線は曇り 下界は晴れ 大唐松尾根…バリルートで特に大唐松山からは南ア屈指の激藪 ※細かく説明できるけど、変わり者(^^♪しか興味持たないと思うので割愛(笑) ⇒<後日追記> アルプスである程度ハイマツ漕ぎやバリルートを経験されている方が対象。 ○大唐松山までは一般的?なバリルート(大唐松山山頂直前には急登と少々の藪があるが、これで厳しいと感じたら、それ以上は進まないことをお勧めする) ○大唐松山(標高2561m)を通過すると、しばらくは標高を変えず、小規模なアップダウンが続く。ここが曲者で、ちょうどこの標高(2500~2700m)が、ハイマツやシャクナゲ等が背丈以上になり、もっとも藪の密度が濃い(南アで東側の尾根の場合。南アでも尾根の伸びる方角や場所によっては50m~100m標高の誤差あり)。そのために、同等の藪の濃さはほかの尾根にもあるが、相対的にこの尾根が、南ア屈指の長距離の藪漕ぎになってしまう。 ○似たような長い尾根で例えば池山吊尾根があるが、2800m付近(八本歯のコル~ボーコンの頭)も高低差があまり変わらない稜線になる。しかし、この尾根の標高は大唐松より少し高い位置にあり、ハイマツが膝下くらいになってしまうので、仮に登山道がなくても大唐松ほどは藪漕ぎは苦労はしないのだろう。 ○おおむね尾根の北側の傾斜が緩いので(あくまで南側との比較ということで急斜面に変わりはない)、激藪を避けてハイマツとの境をトラバースしながら進む選択肢もあると思う。ただ、急斜面でもあるので稜線復帰が不安になるのでなかなか思い切って初見ではトラバースできなかった。 ○2600m前後は特に屈指の激藪ゾーンで、細尾根。藪が深くて足元の稜線が見づらいので、滑落注意。このあたりは特に、慎重に歩いたほうが良いと思う。 ○2633mピーク付近は、一部ハイマツが薄い部分があり、休憩ポイントとしては良。その前後は藪深し。 ○一方で、2600m付近の激藪を回避するために、北側を大きくトラバースすると苦も無く行けるところがありそうな気がする(未確認)。 ○2633ピークを越えた小さなコルから標高数十メートル部分は一旦藪が消えて歩きやすい。ここから再び急登に変わる。 ○標高2700~2800m付近の急登は、体力を使うが安全な藪か、楽で速い崩壊地脇を選ぶか。崩壊地側は特に慎重に。崩壊地側に安易に突っ込むと登攀道具がないと厳しい進退窮まるところに追い込まれる可能性あり。足元のザレガレは信用しない方がいいと思う。 ○2800m以上は、徐々にハイマツが低くなり、ザレ場も多くなってくる。この辺りになれば、危険度はほぼなくなり、純粋に体力だけの勝負。 池山吊尾根…北岳への旧ルートで歩きやすい。八本歯のコルあたりのロープ場が核心。 ※記載のメンバーは全てが同行程では無いが農鳥小屋に集いし山友です(^^)
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