雨竜沼湿原、初日に続き熊遭遇騒動

2021.07.11(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 52
休憩時間
1 時間 55
距離
10.5 km
のぼり / くだり
436 / 435 m

活動詳細

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湿原まで小雨がぱらつき、モヤはゆっくりと麓へ流れてゆく 今日の湿原はまた天気予報ははずれたのか、モヤモヤとして実に幻想的だ だが、週末に登山開始日を迎える雨竜沼湿原に行くと言う私の車に便乗して、初めて見るこの湿原テラスからのモヤと湿原看板に、 晴れていれば本当は南暑寒に暑寒別岳まで見える広大な湿地の異世界を、 知らぬみこさんは このモヤがかかる草地だけでも十分感動すると言っている 隣の席でコーヒーを飲むおじさんの荷物に南アルプスの手ぬぐいが見える おじさんは朝早く南暑寒への道まで行き、熊の掘り返しを見つけた 林道崩壊や大病を経て 長年待ち焦がれた湿原と南暑寒に登れる期待をさっぱりと捨て、その賢くも勇気ある撤退の話をし出した この先の南暑寒岳には長年ヌシの熊がのんびりとこの湿った庭に住んでいる 昨日から登山開始日とはいえ、この楽園はここんちの熊の庭なのだ 勝手に入ってくる人間に遠慮などしない 人間だって食事時に そこをどいて通してくれ と言われても見上げる巨人以外には恐れをなさぬだろう 住人の身になって考えてみたら お呼びでない、わけだ ここに立ち入る者たちはそれをわきまえなければならないはずだ 本州から来るお客様でもこの場所では敏感に察知できるよう 看板や管理人さんの声かけを真摯に受け止めてもらいたいと思うものだ おじさんはところで、道内の人ですよね? ううん、岐阜。岐阜から来てるの、毎年、多い時はひと月くらいいる と言った たまたま昨夜 なんちゃら岐阜さんという人の 明日そこに行くけど熊は大丈夫かなあとコメントを読んだのを思い出した 岐阜ってYAMAPの人ですか? 私の唐突な質問にまた驚く人に会った 昨年の西別岳で出会ったakadake5さんの時も前夜に投稿を読んでいて明日この人に会うような気がすると思っていたが、やはり後ろから追って来たその人がまさにそうだった 今日もこの前夜に投稿を読んで明日会いそうと思っていたなんちゃら岐阜さんに難なく会えた そして湿原入り口から急にまたオロフレ山の時と同じくミラーレスのカメラが壊れたと思った時と同じことが起きて、しょんぼりしていた私に 同行のみこさんが テンション低くてこの先どうなるかと思うからちよっとカメラ見てくれますか?と声をかけ 私はカメラが何故こんなになっちゃったのか?湿度が高いからか?直し方はどうするんだっけ?と質問攻めにし、 丁寧に教えてもらい、 カメラが無事に使えるようになり、 一気に機嫌を取り戻し、こののち、名前を知るなんちゃら岐阜さんに、昨夜投稿を見ていたことを伝え、 同行のみこさんをほったらかしにして、みこさんが止めるまで、この人の北海道の旅の話を聞くのだった

メンバー

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