活動データ
タイム
16:43
距離
39.2km
のぼり
2994m
くだり
3496m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る梅雨の晴れ間となりそうな週末。 てんくらとにらめっこして、初日13時くらいまでは晴れていそうな笠取山へ。 翌日も昼までは雨は降らなさそうだったので、テント泊で。 新地平→雁峠→将監小屋泊と道の駅みとみ→雁坂峠→笠取小屋泊で悩みましたが、 景色のいい稜線歩きがある後者を選択。 塩山駅から西沢渓谷入口までバスで移動し、雁坂峠へ。 しばらくは舗装された林道歩きで、登山道になってからは沢沿いを歩きます。 梅雨時で水量の増した沢沿いを歩きながら、甲武信ヶ岳の周回コースなのに 誰とも会わないので渡渉できない不安を抱えながら登りました。 3回渡渉しますが、2回目の本流を越えるところで水量が多くて靴が浸水。 横着せずに靴を脱げば良かったなと思いつつ進んでいたら、 進行方向に黒い動物がいました。見間違えでなければ熊。 距離は30mくらいでしょうか。小さめの個体。 距離があったので周囲を警戒しつつ ストックを打ち鳴らしたところ去ってくれました。 熊鈴は鳴らしていましたが、沢の音が大きかったので聞こえなかったのかも。 引き返そうか迷いましたが、熊は戻ってこず母熊もいないようだったので、 登山道は見通しが良く見えないところから襲われる可能性は低いため、 ストックを打ち鳴らしてこちらの存在をアピールしながら進みました。 少し先で下山者と行き違ったので、その旨伝えました。 フィールドメモにも熊目撃情報が複数ありますが、 まさかカモシカより先に熊を見ることになるとは…。 途中で休む気にならず、雁坂峠まで一気に登りました。ゆっくりですが。 雁坂峠から古礼山のあたりまでは雲が多いながらも眺めが良く、 気持ちいい稜線歩きでした。雁峠に着くころには雲が多め。 一度笠取小屋に下りテントを張った後、時間があったので笠取山へ。 水干→山頂の順に回りましたが、歩いている間に霧で何も見えなくなってしまいました。 18時過ぎから雨。翌日も止まなかったら、新地平に撤退かな。 でも渡渉大丈夫かな、と思いながら就寝。 もっと人がいるかと思いましたが、結局テントは2張りだけ。尚管理人は不在でした。 翌日、雨は止んでいました。4時過ぎから靄が出てきて、 取りあえず笠取山に向かうも何も見えず。7時くらいに靄は消えました。 将監峠まで唐松尾山辺りの道が険しいものの、後は歩きやすい道でした。 どうせ何も見えないだろうと西御殿岩はスルー。 将監峠から飛龍権現までも概ね歩きやすい部類。 飛龍権現から飛龍山山頂までは石楠花の合間を縫って歩くので 結構歩きにくい。雲取山方面に下りましたが、こちらは歩きやすかったです。 時間的には雲取山まで行けなくもなかったですが、夕方から降雨の可能性もあったため 丹波方面に下山。前飛竜の先までは険しかったですが、 後はサヲウラ峠まで広い尾根をゆるやかに下りました。 時間に余裕があったので、丹波天平に寄り道の駅たばやまに下りました。 のめこいの湯に入浴し、バスで奥多摩駅へ。 バスに乗る頃は晴れていたのに途中でみるみる天気が悪くなり雷雨。 雲取山に向かわなくて良かった。もう夏ですね。 雁坂峠からの稜線歩きはまた歩いてみたいです。でも熊は会いたくない…。 さて、初日夜の雨で汚れたテントを洗わねば…。
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