北海道遠征4.幌尻岳

2021.07.09(金) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 44
休憩時間
51
距離
7.0 km
のぼり / くだり
1234 / 72 m
DAY 2
合計時間
11 時間 17
休憩時間
1 時間 20
距離
17.9 km
のぼり / くだり
1242 / 2404 m
1 21
1 25
1 3
24
4 11

活動詳細

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北海道遠征4座目、百名山50座目。 今回選んだルートはチロロ林道。 新冠は林道18キロと聞いて却下、たくさんの渡渉がある幌尻山荘コースは今年も閉鎖。結果チロロしか残らなかったです。 今回の山旅で一番きつかった幌尻岳。唯一のテント泊。 ソロのテント泊は初めてでしたが幌尻岳に日帰りで行くのも大変そうだったので意を決して行ってきました。 トイレは仮設トイレみたいなのが1つあり、トイレットペーパーはなかったものの普通に使えました。水はないので事前に用意が必要です。駐車場が狭いので車中泊するなら登山口が良さそうでした。日によっては朝だと停められないかもしれません。 登山口から林道1時間歩くだけで熊のフンを3つ発見。帰りは4つに増えてました。 ソロですか~?!なんて言われましたがたしかに他にソロの女の人は誰もいませんでした。笑 数日雨が続きましたが、水は綺麗で渡渉も問題ありませんでした。よっぽど大雨が続かない限り大丈夫そうです。 登山靴であればゲーターなくても行けそうなくらいでした。ただ岩を踏み外すと場所によっては深いです。 それより川の横の壁際を濡れた岩とロープを掴んで渡る所がしばしばあり、テント泊装備でそこは危ないなと思いました。 渡渉が終わるとドロドロの急登があり、これも滑って転けそうで大変でした。ぬかるみのきつい所はロープがあります。 テント場は案外点々とあり、トッタの泉から始まりヌカビラ岳手前、ヌカビラ岳山荘前、ヌカビラ岳と北戸蔦別の間に2箇所、北戸蔦別登りの前、北戸蔦別山頂裏、そこから先はあまり覚えてないですがポツポツあります。七つ沼カールも絶景で水場もある良いテント場らしいですが定番のクマの生息地なので私は避けました。実際前日にはクマを七つ沼カールで目撃したそうです。道もけっこう悪路らしいのでそこをテント持っていくのは大変だと思います。あと幌尻岳の手前にもテント場ありました。ただハイマツが大変なので北戸蔦別山頂までのどこかに張るのが良さそうです。 一番人気は北戸蔦別山頂裏ですが私は出発が遅かったので既に8人テントの人入ってるから張れる所で張った方が良いと助言してもらったのでヌカビラ岳手前でサッサと張りました。ここは景色も良くて自分の中では良かったです。ただ翌日の距離が少し長くなるので2日目がやや大変です。それでも30分程度なので早起きすれば問題ありません。 一つ一つのテント場が離れているので心細い感じはありますが自然を感じられて周りを気にしなくても大丈夫な点は良かったです。ちなみにトイレブースはどこにもありません。 この日は風がなかったので景色の良い稜線にテントを張りました。 初のソロテントのマイテントデビューだったので片付けに手間取ると思い2時前に起きました。 下山後観光もしたかったので早寝早起きでテント片付けてからザックをデポして幌尻岳ピストンしました。 まさか霧雨が降ってくるなんて思ってもおらず、反省です。ゴミ袋的なのにザックを入れとけば良かった。外ポケットに入れたモバイルバッテリーをジップロックに入れ忘れたのが気になっていましたが大丈夫でした。ちなみに中の荷物は防水のスタッフサックに入れています。 ハイマツは噂通り北戸蔦別から幌尻岳まで登山道にかなり生い茂っており登りはハイマツの向きと逆になるため返しになっているようで大変でした。 家に帰って見ると膝下がアザだらけになっていました。一部ハイマツは切られており、通りやすくされているようでしたが戸蔦別から北戸蔦別へ行く最後の登りが特に酷かったです。 水場はトッタの泉がけっこう登った所にあるのでものすごく助かりました。ここは要煮沸と書いていませんでしたが念のため浄水器を付けて飲みました。

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