活動データ
タイム
08:13
距離
9.6km
のぼり
784m
くだり
783m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る「たんたん、どの山行くの~?」 「百名山の十勝岳と花の百名山の富良野岳とどっちがいい?」 「ん…近いほう…」 「けーちゃん、登山計画作った!」 「へー、YAMAPで?」 「そう。5時出発、所要時間1.1倍、分岐ごとに休憩5分で富良野岳到着は8時55分だ!」 「え~、片道4時間かかるの…」 「Aプランは上ホロ下山、Bプランは上富良野下山、Cプラン富良野岳ピストンだな…体調見て富良野岳で決めよう!」 「OK~」 てんくらAだが山頂はガスに覆われている。 今日の大きな目的は花の写真を撮ることだ。 花を探しながら登り始める。 最初は普通の観光客も来る散策路で安政火口分岐から本格的な登山道になる。 道は狭く大きな石が行く手を阻む。 「けーちゃん、休憩!」 「ふぅ…いっぱい道譲った、と言うか抜かされた…」 「大丈夫、なんと、ほぼ計画通りだ!」 「登山計画、凄い…」 富良野岳への分岐に着き上を見ると階段が途中からガスで見えない。 周りを見るとみんな着替え始めていた。 ふとガスガス爆風の樽前でずぶ濡れになったことを思い出した。 見習ってアウターを1枚着て登り始めた。 ここからは登山道の両側が花畑だ。 風景が見えない分、花に集中して歩く。 ファインダーに霧を水滴に替え身にまとった花が見える。 山頂が近づくにつれ、上着も眼鏡もカメラも水滴に包まれだした。 「けーちゃん、どうする、戻る?」 「たんたん!なんてこと言うの~!ここまで来て~!あと30分だよ~絶対登る!」 「どっちにしても、今日は富良野岳ピストンだなぁ~ガスの中上ホロまでは大変だ」 山頂はあまり広くない。 人もどんどん登ってくるので早々に下山し分岐で休憩することにする。 「けーちゃん、凄い!この分岐の到着時間、計画と分単位まで同じだ!」 「おそるべし…登山計画…」 下山も見落とした花を探しながら歩く。 まだまだ人が登ってくる。 中には上下レインウェアの人もいるので駐車場付近は雨が降っていたのかもしれない。 多くの人とすれ違い、多くの人に抜かしてもらう。 「たんたん、旭山公園のクマどうなったかなぁ…ここにもクマいるの~?」 「そりゃぁいるよ。こんな狭い登山道で出会ったらクマのほうも大変だろうな…」 「クマが道譲ってくれたら、”どうも”て言うの?」 「………」 駐車場に戻るとアスファルトが濡れたいた。 「たんたん、登ったね~、10㎞歩いたかなぁ、活動記録楽しみ~」 「ペースどうなったかな?1.1倍でほぼ計画通りだから70~90%に収まってると思うけど…」 「発表します!50~70%でした…」 「標準タイムと平均ペースは違うのか…?」
メンバー
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